【柏vs新潟プレビュー】5戦無敗と再び勢いに乗る柏…新戦力がチームを好転させそうな新潟
サッカーキング2017年8月25日(金)19時6分
新潟は鳥栖から加入したばかりの小川佳純に期待が集まる。ファーストディフェンスの意識が高い [写真]=J.LEAGUE
■柏レイソル 神戸戦では3得点、清水戦では4得点と攻撃陣が好調
【プラス材料】
リーグ前節、伊東純也の2試合連続弾でG大阪に1-0で勝利した。2連勝を飾り、5戦無敗と再び勢いを取り戻しつつある。
とりわけ目を引くのが攻撃陣の活躍だ。この5試合中、勝利した神戸戦では3得点、清水戦では4得点と複数得点を挙げ、G大阪戦は1得点に終わったものの、チャンスの数では相手を圧倒し、1-0というスコア以上の完勝だった。
好調の要因は絶好調の伊東とクリスティアーノに加え、新加入のキム・ボギョンがフィットしてきたこと、そして前半戦はけがによりほとんど活躍できなかったハモン・ロペスが調子を上げ、本領を発揮しはじめたことなどが挙げられる。この前線に、両サイドバックの小池とユン・ソギョンが絡む攻撃はバリエーション豊かだ。
また、攻撃だけではなく、リーグ戦直近5試合の総失点は3。前節のG大阪戦も完封したように攻守に噛み合いを見せている。
【マイナス材料】
今季の柏は、堅守速攻型のチームに苦戦を強いられる傾向がある。しかも仙台、清水、甲府など、リーグ戦で中位以下に位置するチームから勝ち点3を得ることができておらず、新潟が現在最下位と言っても苦戦の可能性は十分にある。
相手が自陣に守備ブロックを作り、その攻略に対して苦しむ展開になると、必ずと言っていいほど決定機でシュートミスを連発する悪癖が顔をのぞかせる。直近の5戦無敗の間も、鳥栖戦はシュート20本を放ち、終始押し込んだ展開ながらチャンスを逸した結果のスコアレスドローとなっている。シュートミスを犯す悪癖を払拭したとは言い難い。
4月にアウェイで新潟と対戦した試合では勝利を収めているが、これもGK中村航輔の好セーブ連発と手塚康平のFKが決まっての辛勝だった。
文:鈴木潤
■アルビレックス新潟 鳥栖から加入した小川佳純と富山貴光は連続性を見せる
【プラス材料】
リーグ前節の仙台戦は1-2で痛恨の逆転負けを喫したが、6月に加入したFWドウグラス・タンキが出場4試合目にしてようやく初ゴールを挙げた。閉塞感にさいなまれるチームにとって、一筋の光明となっている。
翌日の仙台とのサテライトリーグでは、MF小川佳純のパスからFW富山貴光がゴール。鳥栖からの新加入コンビが結果を出した。4-2-3-1のトップ下に入った小川、1トップの富山共に、ボールを受けては動き直す連続性で攻撃を活性化した。
何より現在、チーム最大の課題である守備の方向づけ、プレスのスイッチを入れるファーストディフェンスの意識も高く、攻守両面でチームを好転させる可能性を秘める。
【マイナス材料】
前節の仙台戦はタンキの新潟初ゴールで先制しながら、終盤に連続失点。クリスラン対策で、センターバックが本職のソン・ジュフンを左サイドバックに投入した直後に崩れ、勝ち点を逃した。トレーニングしていない交代策にピッチ内に動揺が走り、完全に自滅する形での4連敗は、あまりの痛恨事だ。
前々節の大宮戦も、FWホニをボランチの磯村亮太と交代させた意図が伝わり切らず、直後に決勝ゴールを奪われた。
不測の事態が起こるのはサッカーの常。即応する必要があるとはいえ、苦しいチーム状況もあり、大きなプレッシャーが掛かるなかで選手たちは難しい判断と集中し続けることを求められている。胆力が試される。
文:totoONE編集部
【プラス材料】
リーグ前節、伊東純也の2試合連続弾でG大阪に1-0で勝利した。2連勝を飾り、5戦無敗と再び勢いを取り戻しつつある。
とりわけ目を引くのが攻撃陣の活躍だ。この5試合中、勝利した神戸戦では3得点、清水戦では4得点と複数得点を挙げ、G大阪戦は1得点に終わったものの、チャンスの数では相手を圧倒し、1-0というスコア以上の完勝だった。
好調の要因は絶好調の伊東とクリスティアーノに加え、新加入のキム・ボギョンがフィットしてきたこと、そして前半戦はけがによりほとんど活躍できなかったハモン・ロペスが調子を上げ、本領を発揮しはじめたことなどが挙げられる。この前線に、両サイドバックの小池とユン・ソギョンが絡む攻撃はバリエーション豊かだ。
また、攻撃だけではなく、リーグ戦直近5試合の総失点は3。前節のG大阪戦も完封したように攻守に噛み合いを見せている。
【マイナス材料】
今季の柏は、堅守速攻型のチームに苦戦を強いられる傾向がある。しかも仙台、清水、甲府など、リーグ戦で中位以下に位置するチームから勝ち点3を得ることができておらず、新潟が現在最下位と言っても苦戦の可能性は十分にある。
相手が自陣に守備ブロックを作り、その攻略に対して苦しむ展開になると、必ずと言っていいほど決定機でシュートミスを連発する悪癖が顔をのぞかせる。直近の5戦無敗の間も、鳥栖戦はシュート20本を放ち、終始押し込んだ展開ながらチャンスを逸した結果のスコアレスドローとなっている。シュートミスを犯す悪癖を払拭したとは言い難い。
4月にアウェイで新潟と対戦した試合では勝利を収めているが、これもGK中村航輔の好セーブ連発と手塚康平のFKが決まっての辛勝だった。
文:鈴木潤
■アルビレックス新潟 鳥栖から加入した小川佳純と富山貴光は連続性を見せる
【プラス材料】
リーグ前節の仙台戦は1-2で痛恨の逆転負けを喫したが、6月に加入したFWドウグラス・タンキが出場4試合目にしてようやく初ゴールを挙げた。閉塞感にさいなまれるチームにとって、一筋の光明となっている。
翌日の仙台とのサテライトリーグでは、MF小川佳純のパスからFW富山貴光がゴール。鳥栖からの新加入コンビが結果を出した。4-2-3-1のトップ下に入った小川、1トップの富山共に、ボールを受けては動き直す連続性で攻撃を活性化した。
何より現在、チーム最大の課題である守備の方向づけ、プレスのスイッチを入れるファーストディフェンスの意識も高く、攻守両面でチームを好転させる可能性を秘める。
【マイナス材料】
前節の仙台戦はタンキの新潟初ゴールで先制しながら、終盤に連続失点。クリスラン対策で、センターバックが本職のソン・ジュフンを左サイドバックに投入した直後に崩れ、勝ち点を逃した。トレーニングしていない交代策にピッチ内に動揺が走り、完全に自滅する形での4連敗は、あまりの痛恨事だ。
前々節の大宮戦も、FWホニをボランチの磯村亮太と交代させた意図が伝わり切らず、直後に決勝ゴールを奪われた。
不測の事態が起こるのはサッカーの常。即応する必要があるとはいえ、苦しいチーム状況もあり、大きなプレッシャーが掛かるなかで選手たちは難しい判断と集中し続けることを求められている。胆力が試される。
文:totoONE編集部
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