SNS特集F1イタリアGP:ライコネン表彰台100回達成の軌跡を振り返る。エリクソン大クラッシュの連続写真

AUTOSPORT web2018年9月6日(木)16時7分

 前戦ベルギーGPの優勝で勢いに乗るフェラーリがチームのお膝元モンツァでフロントロウを独占。久々にポールポジションを獲得したキミ・ライコネンだったが、2013年以来の優勝はまたもおあずけとなった。ポイントリーダー、ルイス・ハミルトンが底力を発揮し2018年シーズン6勝目を挙げる一方で、タイトルを争うセバスチャン・ベッテルは、ほぼ自滅に近い形でスタート直後の接触により表彰台すら逃す結果に……。
 大きく明暗が分かれたイタリアGPをいつものようにドライバーや関係者のSNSで振り返っていく。


 予選ではフェラーリ勢にフロントロウを奪われ、敵地モンツァでの劣勢が予想されたが、やっぱりハミルトンは強かった。ポールからスタートしたライコネンの5年ぶりの優勝を阻み、真っ赤に染まるスタンドのティフォシの夢を打ち砕いてみせた。




イタリアGPで惜しくも優勝を逃したキミ・ライコネンだが、今回の2位表彰台で通算100度目のポディウム登壇となった。100回以上の表彰台経験者はミハエル・シューマッハー、ルイス・ハミルトン、セバスチャン・ベッテル、アラン・プロスト、そしてライコネンという錚々たるチャンピオン5名。この5人だけでF1通算282勝、ワールドチャンピオン20回というのは驚きだ。




100回目の表彰台を獲得したライコネンの軌跡を映像で振り返る。




ポールポジションを獲得したライコネンにピレリのプレゼンターとして登場したのは欧州F3で活躍中のミック・シューマッハー。2006年のモンツァでミハエルと一緒に表彰台に上がったライコネンが、12年後に同じ場所でポールを獲得するなんて誰が予想しただろうか?






トレッドが剥離したライコネンのリヤタイヤ。レース終盤、チームからの無線では「縁石に乗るな」と指示が出されていたのに、お構いなしに縁石に乗る姿はいかにもライコネンらしかったが、この写真を見ると本当にバースト寸前で危なかったことがよく分かる。




イタリアGPのグランプリウイークにミラノの街で行われたF1フェスティバル。F1ドライバーを身近に感じられるイベントに目の肥えたミラノのファンも大いに盛り上がった。






2019年、マクラーレンからF1にデビューすることが決まったランド・ノリスが、少年時代にカートでドーナツターンをする動画をインスタにアップして今の心境を表現。そりゃ、回りたくなるぐらい嬉しいよね。




チームメイトはルノーF1から移籍のカルロス・サインツJr。顔ぶれを一新して臨む2019年のマクラーレンF1で期待のルーキ−、ノリスはどんな活躍を見せてくれるだろうか?




2019年はF1に参戦しないことを決めた王者フェルナンド・アロンソと、次世代のチャンピオンの期待がかかるシャルル・ルクレールがヘルメット交換。ルクレールのヘルメットは、スペインにあるアロンソのミュージアムに飾られることが予想されるが、その価値が高まるか否かは今後のルクレールの活躍にかかっているだろう。




現在は使用されていないモンツァのオールドコースのバンクで戯れるのは、ルノーF1のサインツJr.とニコ・ヒュルケンベルグのふたり。腰が引け気味のサインツ、映像を見ただけでもバンクの傾斜角がきついことがよく分かる。




ザウバーF1、マーカス・エリクソンの大ラッシュで幕を開けたイタリアGP。ベルギーGPから2週連続でザウバーが大破する映像が飛び込んできたが、エリクソンも大事に至らずなにより。




寡黙ながらも淡々といい仕事をこなすバルテリ・ボッタス。イタリアGPのハミルトンの勝利に、ライコネンのアタマをうまく押え込んだボッタスの走りが大きく貢献した。サポート役に徹するのは不本意かもしれないが、来季以降の将来を見据えて、今は我慢の時か?




鈴鹿サーキットでのF1日本GPが2021年まで開催延長されることが正式発表された。しかも、30回目の記念大会となる今年の日本GPはホンダがタイトルスポンサーを務め、大会名称が「2018 FIA F1世界選手権シリーズ第17戦 Honda 日本グランプリレース」となった。


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10年前のイタリアGPモンツァ、トロロッソでF1初優勝を挙げたセバスチャン・ベッテルの初々しい姿。そして、V8エンジンのサウンドが懐かしい。




レース後のロマン・グロージャンの失格裁定により、ウイリアムズF1が9位、10位に繰り上がり今シーズン初のW入賞。ルーキー、セルゲイ・シロトキンはこれがF1での初ポイントとなり、これにより今季参加の10チーム20名のレギュラードライバーが全員ポイントゲットを果たした。




イタリアGPを5位で終えたマックス・フェルスタッペンは、モナコからも近い南フランスのペイユで自転車トレーニングに励む。次のシンガポールはレッドブルが得意なコース。フェルスタッペンの活躍が期待される。




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