全日本F3選手権第13戦岡山:雨の混乱のなか坪井が5連勝! 金丸が2位、根本が初表彰台
全日本F3選手権第13戦は9月8日、岡山国際サーキットで18周の決勝レースが行われ、ウエットのなか坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)が後方の混乱を後目に逃げ切り。今季10勝目を飾った。
午前に行われた公式予選の後、時折強い雨が降る一日となった岡山国際サーキットでの全日本F3選手権。14時10分からの第13戦は、スタート直前にふたたび雨が舞うコンディションで迎えた。
スタートでは、ポールポジションの坪井がダッシュを決め、2番手スタートの笹原右京(THREEBOND)がその背後へ。一方3番手スタートの阪口晴南(TODA FIGHTEX)と4番手の大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が1〜2コーナーで競り合うが、阪口は左フロントを傷めコースアウトを喫し、ピットイン。大湯が3番手につけた。
一方、トップの坪井の背後には笹原が続くが、路面が乾くにつれて周囲に比べペースが苦しくなってしまい、3周目のダブルヘアピンひとつめでブレーキをロックさせコースアウトを喫してしまう。笹原はなんとか4番手でコースに復帰するが、これで大湯が2番手、スタートで順位を上げた金丸が3番手に続いた。
5周を過ぎさらに雨脚が弱まり、ペースが上がり始めると波乱が相次ぐ。9周目のダブルヘアピンでは金丸が笹原同様にブレーキをロックさせコースアウト。これは幸いすぐにコースに戻ることができたが、今度は10周目の2コーナーで大湯がコースオフ。グラベルに埋まってしまい、悔しいリタイアとなってしまった。
これで坪井、金丸というトップ2に変化するが、笹原は10周目、1コーナーでアウトにはらんだ際に、根本悠生(Albirex-RT)にかわされてしまう。根本は今季ここまでポイント獲得もなかったが、これで表彰台圏内に浮上した。
終盤、4番手となった笹原に5番手の宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)が追いつくが、こちらは最後まで順位は変わらず。トップの坪井は10周目にイエローフラッグが提示された区間でスローダウンしたため、一時5秒ほどを失ったものの、15周目にはファステストラップを記録するなどふたたびリードを築き、今季10勝目を5連勝で飾ることになった。
2位は金丸で、第11戦もてぎでの3位を上回る最上位フィニッシュを達成。そして根本が嬉しい自身初表彰台、そしてメルセデスベンツエンジンとアルビレックス・レーシングチームに全日本F3選手権での初表彰台をもたらした。4位は笹原が最後まで守り切り、宮田が5位。そして6位は三浦愛(EXEDY B-MAX F317)が今季初ポイントを獲得した。
なおこのレースの結果、カローラ中京 Kuo TEAM TOM’Sがチーム部門を、トムスがエンジンチューナー部門の2018年チャンピオンを決めている。
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