【川崎vs横浜FMプレビュー】前回対戦は横浜FMが2-0で勝利…川崎はどれだけ強気に押し込み続けられるか
サッカーキング2017年9月8日(金)19時4分
横浜FMのウーゴ・ヴィエイラはここまで8ゴール。川崎との前回対戦でも得点を挙げ勝利に貢献した [写真]=J.LEAGUE
■川崎フロンターレ ルヴァンカップ2戦で計7得点を記録
【プラス材料】
8月30日と3日のFC東京とのルヴァンカップでは、2試合とも3バックを採用した。ここ最近、苦戦を強いられてきた前線2枚が攻め残りしてカウンターを狙ってくる5-3-2システムの相手に対して、一定の効果を得ることができた。
とはいえ、このシステムは、あくまでオプションなのだろう。今節の横浜FM戦では、いつも通りの4バックを採用する見込み。前節からスタメンの入れ替えはなく、現状のベストメンバーで臨む一戦となりそうだ。中盤でボールを握り、流動的な前線によるフィニッシュワークの威力は高く、ルヴァンカップ2戦で7得点を挙げた。
中2日、中3日での連戦を終え、中5日というインターバルを経ているため、日程的なハンデは少ない。優勝争いの生き残りをかけた“神奈川ダービー”となる。
【マイナス材料】
横浜FMとの前回対戦では、0-2で敗戦を喫した。大島僚太の不在や、家長昭博がまだチームにフィットし切れていなかった影響もあり、攻撃の迫力を欠き、横浜FMの守備ブロックを攻略し切れなかった。
横浜FMは現在5試合連続無失点中と絶好調だ。当然ながら、簡単には綻びを見せてこないだろう。気をつけたいのは、やはりカウンターのリスク管理。両サイドに張るマルティノスと齋藤学をけん制しながら、チームとして強気に押し込み続けなければ勝機は見出せない。
無失点での我慢比べはお手のもののはず。こちらが先に失点を喫すると、相手の勝利の方程式に持ち込まれてしまうだけに、ゲームの進め方はいつも以上に慎重になる必要がある。
文:いしかわごう
■横浜F・マリノス リーグ戦は14試合負けなしと好調を維持
【プラス材料】
リーグ前節のFC東京戦に勝利し、10勝4分の14試合負けなしとなった。
FC東京戦、前半のピンチの場面ではリーグ最少17失点の守備陣が持ち前の耐久力を発揮し、0-0で折り返す。すると後半に途中出場のウーゴ・ヴィエイラがヘディングで自身今季8ゴール目を決め、1-0で勝利。攻守のバランスがしっかり噛み合っての勝ち点3で、残り10試合に向けて弾みのつく内容となった。
今節の対戦相手である川崎とは、前半戦の対戦で2-0と勝利している。ポゼッションでは後手を踏んだが、その試合でも堅守をいかんなく発揮。後半に入ってウーゴ・ヴィエイラと富樫敬真がゴールを決めて勝利した。その試合をきっかけに現在の戦い方が確立された印象が強い。
【マイナス材料】
センターバックのレギュラー、デゲネクはオーストラリア代表の一員としてワールドカップ最終予選を戦っていた。埼玉スタジアムで開催された8月31日の日本戦には出場しなかったが、9月5日のタイ戦にはフル出場して2-1の勝利に貢献。オーストラリアで開催されたため日本に戻ったのは6日で、7日からトレーニングを行っているがコンディション面は気になるところ。状態が万全ではないと判断された場合はパク・ジョンスがセンターバックに入ることになりそうだ。
また、ここまでは下位チームとの対戦が大半を占めており、反対に残り10試合は今節の川崎戦を皮切りに上位陣とのゲームが続く。しっかりと勝ち点を積み上げてきたことは評価できるが、チームの真価が問われるのはこれからと言える。
文:totoONE編集部
【プラス材料】
8月30日と3日のFC東京とのルヴァンカップでは、2試合とも3バックを採用した。ここ最近、苦戦を強いられてきた前線2枚が攻め残りしてカウンターを狙ってくる5-3-2システムの相手に対して、一定の効果を得ることができた。
とはいえ、このシステムは、あくまでオプションなのだろう。今節の横浜FM戦では、いつも通りの4バックを採用する見込み。前節からスタメンの入れ替えはなく、現状のベストメンバーで臨む一戦となりそうだ。中盤でボールを握り、流動的な前線によるフィニッシュワークの威力は高く、ルヴァンカップ2戦で7得点を挙げた。
中2日、中3日での連戦を終え、中5日というインターバルを経ているため、日程的なハンデは少ない。優勝争いの生き残りをかけた“神奈川ダービー”となる。
【マイナス材料】
横浜FMとの前回対戦では、0-2で敗戦を喫した。大島僚太の不在や、家長昭博がまだチームにフィットし切れていなかった影響もあり、攻撃の迫力を欠き、横浜FMの守備ブロックを攻略し切れなかった。
横浜FMは現在5試合連続無失点中と絶好調だ。当然ながら、簡単には綻びを見せてこないだろう。気をつけたいのは、やはりカウンターのリスク管理。両サイドに張るマルティノスと齋藤学をけん制しながら、チームとして強気に押し込み続けなければ勝機は見出せない。
無失点での我慢比べはお手のもののはず。こちらが先に失点を喫すると、相手の勝利の方程式に持ち込まれてしまうだけに、ゲームの進め方はいつも以上に慎重になる必要がある。
文:いしかわごう
■横浜F・マリノス リーグ戦は14試合負けなしと好調を維持
【プラス材料】
リーグ前節のFC東京戦に勝利し、10勝4分の14試合負けなしとなった。
FC東京戦、前半のピンチの場面ではリーグ最少17失点の守備陣が持ち前の耐久力を発揮し、0-0で折り返す。すると後半に途中出場のウーゴ・ヴィエイラがヘディングで自身今季8ゴール目を決め、1-0で勝利。攻守のバランスがしっかり噛み合っての勝ち点3で、残り10試合に向けて弾みのつく内容となった。
今節の対戦相手である川崎とは、前半戦の対戦で2-0と勝利している。ポゼッションでは後手を踏んだが、その試合でも堅守をいかんなく発揮。後半に入ってウーゴ・ヴィエイラと富樫敬真がゴールを決めて勝利した。その試合をきっかけに現在の戦い方が確立された印象が強い。
【マイナス材料】
センターバックのレギュラー、デゲネクはオーストラリア代表の一員としてワールドカップ最終予選を戦っていた。埼玉スタジアムで開催された8月31日の日本戦には出場しなかったが、9月5日のタイ戦にはフル出場して2-1の勝利に貢献。オーストラリアで開催されたため日本に戻ったのは6日で、7日からトレーニングを行っているがコンディション面は気になるところ。状態が万全ではないと判断された場合はパク・ジョンスがセンターバックに入ることになりそうだ。
また、ここまでは下位チームとの対戦が大半を占めており、反対に残り10試合は今節の川崎戦を皮切りに上位陣とのゲームが続く。しっかりと勝ち点を積み上げてきたことは評価できるが、チームの真価が問われるのはこれからと言える。
文:totoONE編集部
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