10分?! 英国の「すぐチームを去った監督たち」をプレイバック
サッカーキング2017年9月14日(木)17時11分
わずか10分で解任された監督も!? [写真]=Getty Images
11日、イングランド・プレミアリーグのクリスタル・パレスは、今シーズンから指揮を取っていたフランク・デ・ブール監督を解任した。7月1日から9月11日まで、2カ月あまりという短期政権であった。しかし、イングランドではもっと早く解任された監督もたくさんいる。
今回はイギリス誌『FourFourTwo』の「2日で辞任を表明したマルセロ・ビエルサ監督と同じように、短期間で政権を終わらせた指揮官たち」という記事をプレイバック!
■ブライアン・クラフ(リーズ・ユナイテッド)
就任期間:44日
イングランドの名将として知られるブライアン・クラフ氏。ノッティンガム・フォレストを1975年から率いて、18年もの間好成績を残していった。
ただ、その1年前にクラフは厳しい経験をしている。1974年にリーズの監督に就任したが、選手との対立と成績不振によって44日で解雇されている。
■ レズ・リード(チャールトン)
就任期間:41日
現在サウサンプトンのフットボール開発チーフを務めているレズ・リード氏も、監督業に挑戦したことがある。
FAで代表チームのセットアップに関わってきた彼は2006年11月にイアン・ダウィー氏の後を継いでチャールトンの監督となるが、41日でわずか1勝に。ネットでは「史上最悪の監督」として評価されて解任された。
■アレックス・マクリーシュ(ノッティンガム・フォレスト)
就任期間:40日
バーミンガム・シティを長く率いたことで知られているアレックス・マクリーシュ氏。アストン・ヴィラで失敗した後、2012年12月27日にノッティンガム・フォレストの監督に就任した。
しかし、チームのフロントとの対立があり2月5日に相互の合意の上退任。就任期間は40日だった。
■スティーヴ・コッペル(マンチェスター・シティ)
就任期間:33日
1996年夏にクリスタル・パレスを離れたコッペル氏は、10月にマンチェスター・シティの監督に就任した。
しかしその仕事のプレッシャーによってストレスを受けたとして6試合を指揮した後にチームを離れた。なお、シティの歴史上では最短記録である。
■ ポール・ハート(QPR)
就任期間:28日
現在ノッツ・カウンティのアカデミーでマネージャーを務めているポール・ハート氏。監督としてはチェスターフィールトやノッティンガム・フォレストなどで指揮をした。
2009年12月17日にQPRの監督として招へいされた。その後5試合を戦ったが、双方合意の下でチームを去っている。わずか28日の政権だった。
■ミッキー・アダムス(スウォンジー・シティ)
就任期間:13日
レスターやコヴェントリー・シティなどのクラブで監督を務めてきたベテラン指導者。昨年はアイルランドのスリゴ・ローヴァーズを率いていた。
彼が珍しい短期的キャリアを記録したのは1997年。まだ選手兼監督としてプレーを続けていた時だ。フラムを4か月で離れた後、すぐにスウォンジーの監督として契約をしたが、わずか3試合の指揮で退任。その理由は「強化資金が来なかった」ことであるとのこと。
ただ、この時期のスウォンジーは18か月で6名のマネージャーをとっかえひっかえしており…。
■マーティン・リング(ケンブリッジ・ユナイテッド)
就任期間:9日
2003年からレイトン・オリエントの監督を務め、リーグ・ワン(3部)への昇格に成功した。2009年に退任した後、7月末にケンブリッジ・ユナイテッドと契約することが発表された。
ところが、会長であるジョージ・ロールズ氏との不和を理由に僅か8日で辞任。8月4日にチームを離れた。
しかし、その後ロールズ氏が退任されたことによって会長に就任したポール・カーデン氏がマーティン・リング氏の呼び戻しを決定。12日に再び契約が行われた。
■ケヴィン・カリス(スウォンジー・シティ)
就任期間:8日
スウォンジー・シティにおいてミッキー・アダムス以上の短期となったのがケヴィン・カリス。なんと彼はそれまでプロサッカー選手としても、プロクラブの監督としての経験もなかったという。
スウォンジーの監督に就任した彼は1996年2月8日に初陣を飾るも、2試合で2連敗。2月14日に辞任を発表した。
■ビリー・マッキンリー(ワトフォード)
就任期間:8日
昨季ノルウェーの名門クラブであるスターベクを指揮していたスコットランド人監督ビリー・マッキンリー。ロイ・ホジソン監督やマルティン・ヨル氏、デイヴィッド・モイーズ氏の片腕として知られるプロアシスタントコーチでもある。
2014年9月26日、ワトフォードのオスカル・ガルシア監督が健康問題で辞任したことから、マッキンリーが招へいされた。
彼はそのために北アイルランドのアシスタントをやめており、しかも就任から2試合では1勝1分け。成績も良かったにもかかわらず、8日でスラヴィシャ・ヨカノヴィッチ監督に置き換えられている。
■デイヴ・バセット(クリスタル・パレス)
就任期間:4日
主に下部リーグで多くのクラブを指揮してきたベテラン指導者。1977年に現役を引退した後、ウィンブルドンでアシスタントコーチになった。
そして1984年、クリスタル・パレスから監督としてのオファーを受けて、それを受託。しかしその72時間後、契約にサインすることを拒否してウィンブルドンに戻った。
■リロイ・ロシニアー(トーキー・ユナイテッド)
就任期間:10分
イングランドで生まれ、フラムやウェストハムなどで活躍。シエラレオネ代表としてもプレーしたストライカーだった。
現役引退後はブリストル・シティのユースで指導者となり、その後下部リーグのクラブを複数指揮した。トーキー・ユナイテッドは2002年から2006年まで率いている。
一度ブレントフォードへ離れた後、2007年にトーキー・ユナイテッドに呼び戻される。ところが、同日地元の会社にクラブが買収されたことで、わずか10分で解雇された。
(記事提供:Qoly)
今回はイギリス誌『FourFourTwo』の「2日で辞任を表明したマルセロ・ビエルサ監督と同じように、短期間で政権を終わらせた指揮官たち」という記事をプレイバック!
■ブライアン・クラフ(リーズ・ユナイテッド)
就任期間:44日
イングランドの名将として知られるブライアン・クラフ氏。ノッティンガム・フォレストを1975年から率いて、18年もの間好成績を残していった。
ただ、その1年前にクラフは厳しい経験をしている。1974年にリーズの監督に就任したが、選手との対立と成績不振によって44日で解雇されている。
■ レズ・リード(チャールトン)
就任期間:41日
現在サウサンプトンのフットボール開発チーフを務めているレズ・リード氏も、監督業に挑戦したことがある。
FAで代表チームのセットアップに関わってきた彼は2006年11月にイアン・ダウィー氏の後を継いでチャールトンの監督となるが、41日でわずか1勝に。ネットでは「史上最悪の監督」として評価されて解任された。
■アレックス・マクリーシュ(ノッティンガム・フォレスト)
就任期間:40日
バーミンガム・シティを長く率いたことで知られているアレックス・マクリーシュ氏。アストン・ヴィラで失敗した後、2012年12月27日にノッティンガム・フォレストの監督に就任した。
しかし、チームのフロントとの対立があり2月5日に相互の合意の上退任。就任期間は40日だった。
■スティーヴ・コッペル(マンチェスター・シティ)
就任期間:33日
1996年夏にクリスタル・パレスを離れたコッペル氏は、10月にマンチェスター・シティの監督に就任した。
しかしその仕事のプレッシャーによってストレスを受けたとして6試合を指揮した後にチームを離れた。なお、シティの歴史上では最短記録である。
■ ポール・ハート(QPR)
就任期間:28日
現在ノッツ・カウンティのアカデミーでマネージャーを務めているポール・ハート氏。監督としてはチェスターフィールトやノッティンガム・フォレストなどで指揮をした。
2009年12月17日にQPRの監督として招へいされた。その後5試合を戦ったが、双方合意の下でチームを去っている。わずか28日の政権だった。
■ミッキー・アダムス(スウォンジー・シティ)
就任期間:13日
レスターやコヴェントリー・シティなどのクラブで監督を務めてきたベテラン指導者。昨年はアイルランドのスリゴ・ローヴァーズを率いていた。
彼が珍しい短期的キャリアを記録したのは1997年。まだ選手兼監督としてプレーを続けていた時だ。フラムを4か月で離れた後、すぐにスウォンジーの監督として契約をしたが、わずか3試合の指揮で退任。その理由は「強化資金が来なかった」ことであるとのこと。
ただ、この時期のスウォンジーは18か月で6名のマネージャーをとっかえひっかえしており…。
■マーティン・リング(ケンブリッジ・ユナイテッド)
就任期間:9日
2003年からレイトン・オリエントの監督を務め、リーグ・ワン(3部)への昇格に成功した。2009年に退任した後、7月末にケンブリッジ・ユナイテッドと契約することが発表された。
ところが、会長であるジョージ・ロールズ氏との不和を理由に僅か8日で辞任。8月4日にチームを離れた。
しかし、その後ロールズ氏が退任されたことによって会長に就任したポール・カーデン氏がマーティン・リング氏の呼び戻しを決定。12日に再び契約が行われた。
■ケヴィン・カリス(スウォンジー・シティ)
就任期間:8日
スウォンジー・シティにおいてミッキー・アダムス以上の短期となったのがケヴィン・カリス。なんと彼はそれまでプロサッカー選手としても、プロクラブの監督としての経験もなかったという。
スウォンジーの監督に就任した彼は1996年2月8日に初陣を飾るも、2試合で2連敗。2月14日に辞任を発表した。
■ビリー・マッキンリー(ワトフォード)
就任期間:8日
昨季ノルウェーの名門クラブであるスターベクを指揮していたスコットランド人監督ビリー・マッキンリー。ロイ・ホジソン監督やマルティン・ヨル氏、デイヴィッド・モイーズ氏の片腕として知られるプロアシスタントコーチでもある。
2014年9月26日、ワトフォードのオスカル・ガルシア監督が健康問題で辞任したことから、マッキンリーが招へいされた。
彼はそのために北アイルランドのアシスタントをやめており、しかも就任から2試合では1勝1分け。成績も良かったにもかかわらず、8日でスラヴィシャ・ヨカノヴィッチ監督に置き換えられている。
■デイヴ・バセット(クリスタル・パレス)
就任期間:4日
主に下部リーグで多くのクラブを指揮してきたベテラン指導者。1977年に現役を引退した後、ウィンブルドンでアシスタントコーチになった。
そして1984年、クリスタル・パレスから監督としてのオファーを受けて、それを受託。しかしその72時間後、契約にサインすることを拒否してウィンブルドンに戻った。
■リロイ・ロシニアー(トーキー・ユナイテッド)
就任期間:10分
イングランドで生まれ、フラムやウェストハムなどで活躍。シエラレオネ代表としてもプレーしたストライカーだった。
現役引退後はブリストル・シティのユースで指導者となり、その後下部リーグのクラブを複数指揮した。トーキー・ユナイテッドは2002年から2006年まで率いている。
一度ブレントフォードへ離れた後、2007年にトーキー・ユナイテッドに呼び戻される。ところが、同日地元の会社にクラブが買収されたことで、わずか10分で解雇された。
(記事提供:Qoly)
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