【柏vs清水プレビュー】けが人続出の柏は鈴木大輔をスタメン抜擢か…清水はキャプテン・竹内が4カ月ぶりの戦列復帰へ
サッカーキング2018年9月14日(金)18時4分
柏に3年ぶりの復帰を果たした鈴木大輔。守備陣の新たな力となれるか [写真]=Getty Images
■柏レイソル 鈴木の加入で失点数リーグワースト4位の守備を改善なるか
【プラス材料】
9日、鈴木大輔の3年ぶりの柏復帰が発表された。総失点がリーグワースト4位と守備に課題を抱える柏にとっては非常に大きな補強であり、対人の強さ、空中戦の強さを発揮して相手を食い止めることだけではなく、新たなディフェンスリーダーとして最終ラインからチームを引っ張る役目が期待されている。いきなりスタメンに抜擢される可能性は低くはない。
日本代表で初ゴールを決めた伊東純也は「継続的に代表に呼ばれるためにはレイソルで結果を残し続ける」とモチベーションを抱くとあって、さらなる活躍が期待される。
ルヴァン杯では滝本晴彦、中川創という21歳以下の選手を起用し、ともに及第点の働きを披露。少なからず戦力の底上げも見られている。
【マイナス材料】
ルヴァン杯の準々決勝第2戦で、小池龍太が相手のタックルを受けて負傷。大きなけがにはならなかったのは幸いだが、今節の出場は微妙となった。しかも今節に復帰が予定されていた鎌田次郎も今週の練習中に再度負傷し、さらにブラジル人センターバックのナタン・ヒベイロも足首を痛めるなど、最終ラインの選手を中心に負傷者が相次いでいるのはチームにとって大きなマイナス材料だ。
そして気がかりなのがクリスティアーノである。第24節の長崎戦で2得点を挙げて復活を印象付けたが、ルヴァン杯の準々決勝第2戦では、カウンターの決定機で3度の判断ミスによってチャンスをフイにするなど依然として本来の調子には戻っていない。
文:鈴木潤
■清水エスパルス ドウグラスの出場停止で攻撃面に不安
【プラス材料】
ドウグラスが出場停止の中で、右足首を捻挫していたクリスランが予想以上に早い回復を見せ、試合に出られそうな状況になってきたのは大きい。ドウグラスほどではないが一発の破壊力があり、いるといないではかなり違う。キャプテンの竹内涼も、約4カ月ぶりにけがから復帰できる状態になっており、いきなりボランチとして先発する可能性もある。そうなると中盤が攻守に安定するだけでなく、白崎凌兵がいつもの左MFに戻り、ラストパスの出どころが増えるという効果も期待できる。
リーグ前節の仙台戦は、後半アディショナルタイムの失点で敗れたが、完成度の高いチームである仙台と互角の戦いができており、試合内容に対する感触は悪くない。右サイドバックに立田悠悟が戻って守備の安定感は増すと思われるので、先に点を取れれば勝利の可能性は高くなるはずだ。
【マイナス材料】
もっとも大きなマイナス材料は、警告累積によるドウグラスの出場停止だ。ゴール前での決定力だけでなく、攻撃の組み立てにおいても彼のキープ力、突破力は大きな役割を果たしており、カウンターやセットプレーも含めてチャンスの数は減ってくる可能性がある。代役はクリスランや長谷川悠になるだろうが、彼らがその穴をどれだけ埋められるかが注目される。
調子を上げてきた右サイドバックの飯田貴敬も、軽度のけがによって欠場する可能性が高く、アジア大会帰りの立田悠悟が出場する見込みで、守備は問題ないが右サイドの突破力という面は低下する。また、竹内が4カ月ぶりに先発した場合、試合勘やゲーム体力、周囲との連携といった面で多少の不安はある。そこで隙が生じて先制点を取られると、得点力の面で不安があるだけに苦しい展開になるだろう。
文:totoONE編集部
【プラス材料】
9日、鈴木大輔の3年ぶりの柏復帰が発表された。総失点がリーグワースト4位と守備に課題を抱える柏にとっては非常に大きな補強であり、対人の強さ、空中戦の強さを発揮して相手を食い止めることだけではなく、新たなディフェンスリーダーとして最終ラインからチームを引っ張る役目が期待されている。いきなりスタメンに抜擢される可能性は低くはない。
日本代表で初ゴールを決めた伊東純也は「継続的に代表に呼ばれるためにはレイソルで結果を残し続ける」とモチベーションを抱くとあって、さらなる活躍が期待される。
ルヴァン杯では滝本晴彦、中川創という21歳以下の選手を起用し、ともに及第点の働きを披露。少なからず戦力の底上げも見られている。
【マイナス材料】
ルヴァン杯の準々決勝第2戦で、小池龍太が相手のタックルを受けて負傷。大きなけがにはならなかったのは幸いだが、今節の出場は微妙となった。しかも今節に復帰が予定されていた鎌田次郎も今週の練習中に再度負傷し、さらにブラジル人センターバックのナタン・ヒベイロも足首を痛めるなど、最終ラインの選手を中心に負傷者が相次いでいるのはチームにとって大きなマイナス材料だ。
そして気がかりなのがクリスティアーノである。第24節の長崎戦で2得点を挙げて復活を印象付けたが、ルヴァン杯の準々決勝第2戦では、カウンターの決定機で3度の判断ミスによってチャンスをフイにするなど依然として本来の調子には戻っていない。
文:鈴木潤
■清水エスパルス ドウグラスの出場停止で攻撃面に不安
【プラス材料】
ドウグラスが出場停止の中で、右足首を捻挫していたクリスランが予想以上に早い回復を見せ、試合に出られそうな状況になってきたのは大きい。ドウグラスほどではないが一発の破壊力があり、いるといないではかなり違う。キャプテンの竹内涼も、約4カ月ぶりにけがから復帰できる状態になっており、いきなりボランチとして先発する可能性もある。そうなると中盤が攻守に安定するだけでなく、白崎凌兵がいつもの左MFに戻り、ラストパスの出どころが増えるという効果も期待できる。
リーグ前節の仙台戦は、後半アディショナルタイムの失点で敗れたが、完成度の高いチームである仙台と互角の戦いができており、試合内容に対する感触は悪くない。右サイドバックに立田悠悟が戻って守備の安定感は増すと思われるので、先に点を取れれば勝利の可能性は高くなるはずだ。
【マイナス材料】
もっとも大きなマイナス材料は、警告累積によるドウグラスの出場停止だ。ゴール前での決定力だけでなく、攻撃の組み立てにおいても彼のキープ力、突破力は大きな役割を果たしており、カウンターやセットプレーも含めてチャンスの数は減ってくる可能性がある。代役はクリスランや長谷川悠になるだろうが、彼らがその穴をどれだけ埋められるかが注目される。
調子を上げてきた右サイドバックの飯田貴敬も、軽度のけがによって欠場する可能性が高く、アジア大会帰りの立田悠悟が出場する見込みで、守備は問題ないが右サイドの突破力という面は低下する。また、竹内が4カ月ぶりに先発した場合、試合勘やゲーム体力、周囲との連携といった面で多少の不安はある。そこで隙が生じて先制点を取られると、得点力の面で不安があるだけに苦しい展開になるだろう。
文:totoONE編集部
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