【鹿島vsG大阪プレビュー】勝利で3位争いに残りたい鹿島…G大阪は久々の白星で残留争いから抜け出せるか
サッカーキング2021年9月17日(金)21時9分
[写真]=兼子愼一郎、Photoraid
■鹿島アントラーズ 惨敗のショックから立ち直れるか。ホームの利点を生かしたい
【プラス材料】
前節のアビスパ福岡戦は0-3の完敗。結果だけでなく、内容面でも低調であると言わざるを得なかった。
その中でもガンバ大阪戦へのプラス材料を挙げるとならば、1カ月ぶりに観衆が入ることだろうか。茨城県への緊急事態宣言発令に伴い、ここまでのホームゲーム2試合は無観客で行われていたが、「ワクチン接種証明書」や「試合開催前1週間以内のPCR検査または抗原検査の陰性証明書」の掲示を条件に、今節から観客を入れて試合を行うことが決まった。限られた入場者数でも、ホームの利点が得られるようになったのはチームにとって力になる。
選手個人で前向きな情報は、今夏加入したDF安西幸輝が本来のコンディションを取り戻しつつあること。安西が絡むサイド攻撃からのフィニッシュに期待を持てるようになってきた。
【マイナス材料】
ホームで3失点、惨敗と言っていいほどの負け方をした次の試合。気持ちはおのずと引き締まるだろうが、攻守において不安を拭いきれないのが現状だ。チャンスらしいチャンスも作れず、アグレッシブな守備から攻撃を展開した福岡になす術なく敗れた内容は、すぐに改善できるようなものではないように見えた。
守備面では、要のDF犬飼智也が負傷により戦列を離れた影響が大きい。鹿島アントラーズは代々センターバックが指示を出し、前の選手を動かしながら守ってきたが、声出し役の犬飼がいないとその声が飛ばない。FW上田綺世もコースの切り方があまりうまいほうではないため、中盤でボールを取りきれていない。
攻撃面では、結果が出ているセットプレーに頼らざるを得ないか。
文:totoONE編集部
■ガンバ大阪 苦手の敵地で勝利をつかみ、好転のきっかけにできるか
【プラス材料】
28試合を終えて14位、降格圏の17位との勝ち点差は「7」。縮まってもいないが、開いてもいない状況が続いている。
残留争いのライバルを突き放したかったが、第26節の横浜FC戦に続き、前節のベガルタ仙台戦も黒星を喫してしまった。残す10試合は上位チームとの対戦が多いことを考えても、厳しい状況で終盤戦に突入したと言わざるを得ない。正直、ACLからの21連戦の影響もあり、戦術の成熟が見られない状況が続いていると考えれば、また今後の対戦カードを見ても、この10試合は内容を求めるよりも確実に勝ち点を積み上げていく戦いに振りきるべきだろう。
予想スタメンを見てのとおり、個人のポテンシャルは申し分ない。古巣との対戦に燃えるDF昌子源を中心に、まずは「取られない守備」を徹底することから見直し、軌道修正を図りたい。
【マイナス材料】
アウェイでの鹿島アントラーズ戦は2016年7月を最後に勝ちがない。ホームゲームを入れても、近年は昨季の1勝のみと苦しめられている印象だ。
もっとも現状において、相性の悪さを覆して勝利をつかめれば、良い流れを生むきっかけになる可能性も。JリーグYBCルヴァンカップを含めてショッキングな敗戦が続いており、屈辱を払拭するのは試合での勝利に他ならない、ということに今一度気持ちを揃えて臨みたい。
8月上旬に戦列復帰したFW小野裕二が仙台戦で負傷交代。現時点では「筋肉系だろう(松波正信監督)」ということしか分かっておらず、復帰時期は定かではない。ケガと復帰を繰り返してきた彼の状況を考えても、しばらくは厳しいだろう。復帰後は前線を活性化していたひとりだっただけに、かなり痛い離脱となった。
文:totoONE編集部
【プラス材料】
前節のアビスパ福岡戦は0-3の完敗。結果だけでなく、内容面でも低調であると言わざるを得なかった。
その中でもガンバ大阪戦へのプラス材料を挙げるとならば、1カ月ぶりに観衆が入ることだろうか。茨城県への緊急事態宣言発令に伴い、ここまでのホームゲーム2試合は無観客で行われていたが、「ワクチン接種証明書」や「試合開催前1週間以内のPCR検査または抗原検査の陰性証明書」の掲示を条件に、今節から観客を入れて試合を行うことが決まった。限られた入場者数でも、ホームの利点が得られるようになったのはチームにとって力になる。
選手個人で前向きな情報は、今夏加入したDF安西幸輝が本来のコンディションを取り戻しつつあること。安西が絡むサイド攻撃からのフィニッシュに期待を持てるようになってきた。
【マイナス材料】
ホームで3失点、惨敗と言っていいほどの負け方をした次の試合。気持ちはおのずと引き締まるだろうが、攻守において不安を拭いきれないのが現状だ。チャンスらしいチャンスも作れず、アグレッシブな守備から攻撃を展開した福岡になす術なく敗れた内容は、すぐに改善できるようなものではないように見えた。
守備面では、要のDF犬飼智也が負傷により戦列を離れた影響が大きい。鹿島アントラーズは代々センターバックが指示を出し、前の選手を動かしながら守ってきたが、声出し役の犬飼がいないとその声が飛ばない。FW上田綺世もコースの切り方があまりうまいほうではないため、中盤でボールを取りきれていない。
攻撃面では、結果が出ているセットプレーに頼らざるを得ないか。
文:totoONE編集部
■ガンバ大阪 苦手の敵地で勝利をつかみ、好転のきっかけにできるか
【プラス材料】
28試合を終えて14位、降格圏の17位との勝ち点差は「7」。縮まってもいないが、開いてもいない状況が続いている。
残留争いのライバルを突き放したかったが、第26節の横浜FC戦に続き、前節のベガルタ仙台戦も黒星を喫してしまった。残す10試合は上位チームとの対戦が多いことを考えても、厳しい状況で終盤戦に突入したと言わざるを得ない。正直、ACLからの21連戦の影響もあり、戦術の成熟が見られない状況が続いていると考えれば、また今後の対戦カードを見ても、この10試合は内容を求めるよりも確実に勝ち点を積み上げていく戦いに振りきるべきだろう。
予想スタメンを見てのとおり、個人のポテンシャルは申し分ない。古巣との対戦に燃えるDF昌子源を中心に、まずは「取られない守備」を徹底することから見直し、軌道修正を図りたい。
【マイナス材料】
アウェイでの鹿島アントラーズ戦は2016年7月を最後に勝ちがない。ホームゲームを入れても、近年は昨季の1勝のみと苦しめられている印象だ。
もっとも現状において、相性の悪さを覆して勝利をつかめれば、良い流れを生むきっかけになる可能性も。JリーグYBCルヴァンカップを含めてショッキングな敗戦が続いており、屈辱を払拭するのは試合での勝利に他ならない、ということに今一度気持ちを揃えて臨みたい。
8月上旬に戦列復帰したFW小野裕二が仙台戦で負傷交代。現時点では「筋肉系だろう(松波正信監督)」ということしか分かっておらず、復帰時期は定かではない。ケガと復帰を繰り返してきた彼の状況を考えても、しばらくは厳しいだろう。復帰後は前線を活性化していたひとりだっただけに、かなり痛い離脱となった。
文:totoONE編集部
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