ほぼ毎節のように“古巣対決”? プレミアで活躍する現役のチェルシーOBたち
サッカーキング2020年9月18日(金)16時1分
プレミアで活躍する現役のチェルシーOBたち [写真]=Getty Images
2020-21シーズンのプレミアリーグで最も注目すべきチームの一つがチェルシーだろう。フランク・ランパード体制2年目となる今シーズンは、大型補強を敢行。ドイツ代表のFWティモ・ヴェルナーとMFカイ・ハフェルツを筆頭に、モロッコ代表MFハキム・ツィエク、イングランド代表DFベン・チルウェル、ブラジル代表DFチアゴ・シウヴァなど実績十分のタレントを次々に獲得した。
そんな彼らは、今シーズンのプレミアリーグで数多くのOBたちと対戦するという。16日付の『ザ・サン』は、かつてチェルシーに在籍した選手や監督、コーチが26名いて、ウルヴァーハンプトンとレスターを除く計17チームにそれぞれ在籍していると伝えている。つまり、ほぼ毎節のように“古巣対決”が実現するわけだ。
『ザ・サン』は26名のなかから11名のチェルシーOBを選出し、ベストイレブン形式で紹介している。その顔ぶれは以下のとおり。実に豪華なメンバーが集まった。
※カッコ内は(現所属クラブ/国籍)
▼FW
ウィリアン(アーセナル/ブラジル)
ミシー・バチュアイ(クリスタル・パレス/ベルギー)
モハメド・サラー(リヴァプール/エジプト)
3トップを構成するのは、ウィリアン、バチュアイ、サラーの3人だ。ウィリアンとバチュアイは今夏、チェルシーを退団。いずれも新たな挑戦を求めての移籍だった。彼らとタッグを組むのはサラーで、20日に行われる第2節のチェルシー対リヴァプールで早速、古巣対決が実現する。リーズとの今季開幕戦でハットトリックを達成するなど好スタートを切ったサラーが因縁の相手にどんな活躍を見せるのか、目が離せない。
▼MF
ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・C/ベルギー)
デクラン・ライス(ウェストハム/イングランド)
ネマニャ・マティッチ(マンチェスター・U/セルビア)
中盤の3枚に選ばれたのは、デ・ブライネ、マティッチ、そしてライスだった。チェルシーでプレーしたのはわずか半年だったデ・ブライネに対し、マティッチは計6シーズンにわたって青いユニフォームに袖を通し、2度のプレミア制覇など数々のタイトル獲得に貢献した。一方、ライスはチェルシーのアカデミー出身で、当時のチームメイトだったメイソン・マウントとは大の仲良し。プレミアでの対戦は12月まで予定されていないが、その瞬間が訪れたときには、ピッチ上で火花を散らす戦いが見られそうだ。
▼DF
ネイサン・アケ(マンチェスター・C/オランダ)
ガリー・ケーヒル(クリスタル・パレス/イングランド)
ダヴィド・ルイス(アーセナル/ブラジル)
タリック・ランプティ(ブライトン/イングランド)
最終ラインに並んだのは、左からアケ、ケーヒル、D・ルイス、ランプティだ。ケーヒルとD・ルイスは実際にチェルシーでセンターバックコンビを組んでいた。現在はケーヒルがクリスタル・パレス、D・ルイスがアーセナルに所属しており、両チームには彼らを含めて3人のチェルシーOBが在籍している(アーセナル:ウィリアン、D・ルイス、エディ・エンケティア(アカデミー出身)/クリスタル・パレス:バチュアイ、ケーヒル、パトリック・ファン・アーンホルト)。
一方、アケは16歳、ランプティは8歳でチェルシーに入団したが、前者は22歳、後者は19歳でクラブと袂を分かつことを決断した。アケはボーンマスを経由して、今季からマンチェスター・Cへ。ランプティは今年1月にブライトンへ完全移籍し、プロとしての道を歩んでいる。14日に行われたプレミア第1節では、敵として初めてのチェルシー戦に臨み、フル出場を果たした。
▼GK
ジョン・テリー(アストン・ヴィラ/イングランド)
「え、テリー!?」と思った読者も多いだろう。これには理由があって、元チェルシーのGKが今季のプレミアには存在しないのだ。苦肉の策として、現在アストン・ヴィラでアシスタントコーチを務めるテリー氏が守護神に据えられた。同氏は2006年のレディング戦で急造GKとしてプレーしたことがあるからだ。もっとも、「チェルシー史上最高のキャプテン」と称される彼のことである。最後尾から飛ばす激でチームは引き締まるだろう。アストン・ヴィラでも、その存在感は圧倒的だ。
▼監督
ジョゼ・モウリーニョ(トッテナム/ポルトガル)
チェルシーOB軍団を率いるのは、モウリーニョしかいない。エヴァートンのカルロ・アンチェロッティ監督もチェルシーを率いてプレミア制覇を成し遂げたが、“ブルーズ”を代表する指揮官といえば、やはりポルトガル人指揮官になる。現在はトッテナムを率いており、チェルシーとの“ロンドン・ダービー”は白熱したゲームになること請け合いだ。フランク・ランパード監督との師弟対決も注目ポイントの一つだ。
(記事/Footmedia)
そんな彼らは、今シーズンのプレミアリーグで数多くのOBたちと対戦するという。16日付の『ザ・サン』は、かつてチェルシーに在籍した選手や監督、コーチが26名いて、ウルヴァーハンプトンとレスターを除く計17チームにそれぞれ在籍していると伝えている。つまり、ほぼ毎節のように“古巣対決”が実現するわけだ。
『ザ・サン』は26名のなかから11名のチェルシーOBを選出し、ベストイレブン形式で紹介している。その顔ぶれは以下のとおり。実に豪華なメンバーが集まった。
※カッコ内は(現所属クラブ/国籍)
▼FW
ウィリアン(アーセナル/ブラジル)
ミシー・バチュアイ(クリスタル・パレス/ベルギー)
モハメド・サラー(リヴァプール/エジプト)
3トップを構成するのは、ウィリアン、バチュアイ、サラーの3人だ。ウィリアンとバチュアイは今夏、チェルシーを退団。いずれも新たな挑戦を求めての移籍だった。彼らとタッグを組むのはサラーで、20日に行われる第2節のチェルシー対リヴァプールで早速、古巣対決が実現する。リーズとの今季開幕戦でハットトリックを達成するなど好スタートを切ったサラーが因縁の相手にどんな活躍を見せるのか、目が離せない。
▼MF
ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・C/ベルギー)
デクラン・ライス(ウェストハム/イングランド)
ネマニャ・マティッチ(マンチェスター・U/セルビア)
中盤の3枚に選ばれたのは、デ・ブライネ、マティッチ、そしてライスだった。チェルシーでプレーしたのはわずか半年だったデ・ブライネに対し、マティッチは計6シーズンにわたって青いユニフォームに袖を通し、2度のプレミア制覇など数々のタイトル獲得に貢献した。一方、ライスはチェルシーのアカデミー出身で、当時のチームメイトだったメイソン・マウントとは大の仲良し。プレミアでの対戦は12月まで予定されていないが、その瞬間が訪れたときには、ピッチ上で火花を散らす戦いが見られそうだ。
▼DF
ネイサン・アケ(マンチェスター・C/オランダ)
ガリー・ケーヒル(クリスタル・パレス/イングランド)
ダヴィド・ルイス(アーセナル/ブラジル)
タリック・ランプティ(ブライトン/イングランド)
最終ラインに並んだのは、左からアケ、ケーヒル、D・ルイス、ランプティだ。ケーヒルとD・ルイスは実際にチェルシーでセンターバックコンビを組んでいた。現在はケーヒルがクリスタル・パレス、D・ルイスがアーセナルに所属しており、両チームには彼らを含めて3人のチェルシーOBが在籍している(アーセナル:ウィリアン、D・ルイス、エディ・エンケティア(アカデミー出身)/クリスタル・パレス:バチュアイ、ケーヒル、パトリック・ファン・アーンホルト)。
一方、アケは16歳、ランプティは8歳でチェルシーに入団したが、前者は22歳、後者は19歳でクラブと袂を分かつことを決断した。アケはボーンマスを経由して、今季からマンチェスター・Cへ。ランプティは今年1月にブライトンへ完全移籍し、プロとしての道を歩んでいる。14日に行われたプレミア第1節では、敵として初めてのチェルシー戦に臨み、フル出場を果たした。
▼GK
ジョン・テリー(アストン・ヴィラ/イングランド)
「え、テリー!?」と思った読者も多いだろう。これには理由があって、元チェルシーのGKが今季のプレミアには存在しないのだ。苦肉の策として、現在アストン・ヴィラでアシスタントコーチを務めるテリー氏が守護神に据えられた。同氏は2006年のレディング戦で急造GKとしてプレーしたことがあるからだ。もっとも、「チェルシー史上最高のキャプテン」と称される彼のことである。最後尾から飛ばす激でチームは引き締まるだろう。アストン・ヴィラでも、その存在感は圧倒的だ。
▼監督
ジョゼ・モウリーニョ(トッテナム/ポルトガル)
チェルシーOB軍団を率いるのは、モウリーニョしかいない。エヴァートンのカルロ・アンチェロッティ監督もチェルシーを率いてプレミア制覇を成し遂げたが、“ブルーズ”を代表する指揮官といえば、やはりポルトガル人指揮官になる。現在はトッテナムを率いており、チェルシーとの“ロンドン・ダービー”は白熱したゲームになること請け合いだ。フランク・ランパード監督との師弟対決も注目ポイントの一つだ。
(記事/Footmedia)
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