IMSA新シリーズ成功の立役者、スコット・アサートン社長が引退を発表
ウェザーテック・スポーツカー選手権などを運営する国際モータースポーツ協会(IMSA)は9月19日、スコット・アサートン社長が2019年限りで引退すると発表した。北米スポーツカーシリーズを率いてきた氏は、34年間にわたって続けてきたモータースポーツに関わるキャリアを終えることになる。
2013年11月からIMSAの社長職に就いたアサートン氏は、1985年に現在のNTTインディカー・シリーズの前身にあたるCARTチャンプカー・ワールド・シリーズのスポンサー・マーケティング担当役員としてキャリアをスタートさせた。
その後、氏はラグナ・セカ・レースウェイの社長兼ゼネラル・マネージャー、ナザレス・レースウェイの社長、カリフォルニア・レースウェイの社長を歴任してペンスキー・モータースポーツに加入。
さらにパノス・モータースポーツ・グループの社長兼CEOを13年間務めた後、IMSAのバナーの下でグランド・アメリカン・ロード・レーシング・アソシエーション(グランダム・シリーズ)とALMSアメリカン・ル・マン・シリーズの合併を指揮し、現在の役職に任命されるに至った。
「スコット(・アサートン)は本質的にはレーサーだがビジネスマンであり、彼の献身的で思慮深いリーダーシップによってIMSAは、次の50年に向けてスタートを切る今、組織の継続的な成長を可能にした」と語るのはIMSAのジム・フランス会長。
「私たちは、彼がこのスポーツのためにしてくれたすべてのことにとても感謝している。また、スコットが本当の引退を迎えるその時まで、彼が引き続き最善を尽くすことを願っている」
「プロのモータースポーツ関係者なら誰しもが知っているように、それは仕事ではなくライフスタイルだ」とアサートン。
「過去34年間、この業界でもっとも象徴的な場所や個性を持つ人々と仕事をできたことは私にとって名誉であり、特権でもあった」
「これまで一緒に働いた数え切れないほどの人たちに感謝する。彼らのおかげで私は自分の夢をはるかに超えたキャリアを重ねることができたんだ」
「しかし、そのなかでも特に、あらゆる段階で私を支えてくれた家族に感謝したいと思う。IMSAはこれまで以上に強くなっており、今後も成長し繁栄し続けると確信している」
そう述べたアサートン氏は引退後、IMSAの取締役会に残る予定。また、IMSAではエド・ベネット氏が引き続き最高責任者(CEO)を務め、シーズン終了後にアサートンの後継者を指名する算段となっている。
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