WEC:レベリオン、最終戦バーレーン欠場へ。LMP1参戦車はトヨタの2台のみ
WEC世界耐久選手権のLMP1クラスに参戦し、先週末のル・マン24時間レースでは総合2位フィニッシュを果たしたレベリオン・レーシングは、2019/2020年シーズンの最終戦となるバーレーン8時間レースに出場しない意向を固めた。
スイスのLMP1プライベーターは9月19〜20日に行われた“世界三大レース”のひとつで最後の挑戦を終えた。このレース後、レベリオンのカリム・ブハドラCEOは、Sportscar365に対し11月のシーズン最終戦については何も決まっていないと語った。
しかし彼は今週火曜日(22日)に、チームがバーレーンでTOYOTA GAZOO Racingと「100%」対戦しないことを確認した。これはレベリオンにとってル・マンがWECでのラストレースになったことを意味している。
この決定はル・マン後のポイントランキングでのレベリオンの位置を考慮し、フライアウェイイベントのコストを節約する目的で行われたものと理解されている。
1号車レベリオンR13・ギブソンのグスタボ・メネゼス/ブルーノ・セナ/ノルマン・ナト組はル・マンでの2位フィニッシュ後、選手権ポイントを145ポイントとしたものの、同レースで優勝した8号車トヨタTS050ハイブリッドのセバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/ブレンドン・ハートレー組との点差は30ポイントと大きい。
レベリオンのメンバーがドライバーズタイトルを獲得するには彼らの勝利が絶対条件となり、同時に8号車トヨタが総合7位以下、ル・マンウイナーがポールポジションを奪った場合には総合8位以下となる必要がある。
また、168ポイントでランキング2番手につけるホセ-マリア・ロペス/小林可夢偉/マイク・コンウェイの7号車トヨタTS050ハイブリッドが、同様にポジションを失わない限りスイスチームに勝機はない。
レベリオン・レーシングの欠場により、2019/20年シーズン第8戦でのLMP1エントリーはトヨタの2台のみとなる予定だ。
チームLNTは今季の序盤4戦で、ジネッタG60-LT-P1・AERのペアを走らせていたが、シーズンフィナーレへのエントリーは長い間予定されていなかった。また、バイコレス・レーシングチームの活動は第6戦スパ・フランコルシャン、第7戦ル・マンと限定的であり、こちらもバーレーンへの参戦は計画されていない。
ル・マンでの長年にわたったLMP1プログラムを終了させたレベリオンのマシンは、既報のとおり2021年シーズンはシグナテック・アルピーヌの元へ渡り、フランスチームによってLMHハイパーカー規定下のWEC最高峰クラスに投入される。
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