ジャッジの“歴史的”3連発にNYメディアも愕然 本塁打王・大谷翔平との9本差は大きくも侮れない「驚くべきこと」
レギュラーシーズンも終盤に入り、ジャッジの勢いが増している。(C)Getty Images
ブロンクスの大砲が、ふたたび球史に名を刻んだ。
現地9月22日に行われたダイヤモンドバックス戦で、ヤンキースのアーロン・ジャッジは、2打席目から3打席連続本塁打を記録。4打数4安打6打点の大暴れを見せた。
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怒涛の連発にニューヨーカーたちも熱狂した。初回の1打席に二塁打を放っていたジャッジは、3回の2打席にセンターへ号3ランを記録。これで完全に勢いに乗った。5回の3打席目には右中間へ34号2ランを放つと、球場全体が騒然としたなかで迎えた7回の4打席目にはライトへ35号ソロをマーク。球場に詰め掛けたヤンキース・ファンたちをも驚かせる3連発となった。
今年8月23日のナショナルズ戦以来となる1試合3発だ。ちなみこれはベーブ・ルースやミッキー・マントルら数多の名スラッガーたちが活躍してきたヤンキースにあって史上初の快挙である。やはりジャッジの爆発力には驚くほかにない。
無論、地元メディアはジャッジの打棒を大きく取り上げている。ニュージャージーに拠点を構える『NJ.com』は「もしこの夏にジャッジが怪我をしてなかったらどうなっていたか?」と異彩を放つ活躍ぶりにクローズアップ。今年6月に右足親指の靭帯を断裂によって戦線離脱を余儀なくされた主砲の“もしも話”を展開した。
「100試合で35発を放ったヤンキースの主砲は、これでアメリカン・リーグの本塁打王争いで3位タイに浮上した。この夜の時点で彼を上回っているのは、ルイス・ロベルトとショウヘイ・オオタニだけだ。
これは驚くべきことだ。長く故障者リスト入りしてきた彼は、今の球界で最も致命的な効果を発揮するスラッガーの1人であり、年間を通じて攻撃面で苦戦を強いられているチームを牽引している。もしも、ジャッジが長期離脱をしていなかったら、ヤンキースは今頃プレーオフ圏内にどれだけ近づいていただろう」
目下、ア・リーグの本塁打王争いでトップに君臨する大谷翔平(エンゼルス)との差は9本。残り8試合での逆転は現実的とは言い難い。それでも、直近7試合で打率.440、長打率.880、3本塁打と打ちまくっているジャッジの勢いは侮れない。62本塁打を放った昨季の快進撃を彷彿とさせるスラッガーは最終盤に入って、ラストスパートをかけている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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