プレミアの元審判、今季から導入のVARに肯定的見解「現時点では最高のテクノロジー」
サッカーキング2019年9月24日(火)16時7分
今季からプレミアに導入されたVAR [写真]=Getty Images
1992年から2007年にかけてプレミアリーグのレフェリーを務めたダーモット・ギャラガー氏が、今季から同リーグに導入されたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)について持論を展開した。23日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えた。
VARに対するファンや有識者の反応は様々で、判定の場面に関しては毎週のように白熱した議論が行われている。今週はとくに、21日に行われたプレミアリーグ第6節レスター対トッテナム戦でのオフサイド判定が賛否を巻き起こした。
問題となったのは、1点のリードで後半を迎えたトッテナムが決定機を迎えた64分のこと。タンギ・エンドンベレからのスルーパスに反応したソンはシュートに持ち込めなかったが、こぼれ球から最後はセルジュ・オーリエがフィニッシュ。しかし、VARによってソンの肩の位置がわずかにオフサイドラインを越えていたことが明らかになり、ノーゴールの判定が下された。
ギャラガー氏は同判定について、「(VARを使用するかの判断が)難しいものだ。人間には間違いなく見ることができないし、VARのみが提供できる判定だ」とVARを適用して判定を下した審判団の判断を支持した。
また、同氏はVARについての持論を展開し、「各チームがVARの導入に同意したとき、オフサイドの判定を決めるのは写真だと知っていたはずだ。VARは現時点で利用可能な最高のテクノロジーであり、全クラブが利用に同意している」と肯定的な見解を示し、各クラブは判定に対して文句を言える立場にないと主張した。
VARに対するファンや有識者の反応は様々で、判定の場面に関しては毎週のように白熱した議論が行われている。今週はとくに、21日に行われたプレミアリーグ第6節レスター対トッテナム戦でのオフサイド判定が賛否を巻き起こした。
問題となったのは、1点のリードで後半を迎えたトッテナムが決定機を迎えた64分のこと。タンギ・エンドンベレからのスルーパスに反応したソンはシュートに持ち込めなかったが、こぼれ球から最後はセルジュ・オーリエがフィニッシュ。しかし、VARによってソンの肩の位置がわずかにオフサイドラインを越えていたことが明らかになり、ノーゴールの判定が下された。
ギャラガー氏は同判定について、「(VARを使用するかの判断が)難しいものだ。人間には間違いなく見ることができないし、VARのみが提供できる判定だ」とVARを適用して判定を下した審判団の判断を支持した。
また、同氏はVARについての持論を展開し、「各チームがVARの導入に同意したとき、オフサイドの判定を決めるのは写真だと知っていたはずだ。VARは現時点で利用可能な最高のテクノロジーであり、全クラブが利用に同意している」と肯定的な見解を示し、各クラブは判定に対して文句を言える立場にないと主張した。
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