【神戸vs札幌プレビュー】神戸は新監督の船出を勝利で飾れるか…札幌は敵地で3試合ぶりの白星奪取に挑む
サッカーキング2020年9月26日(土)0時39分
[写真]=兼子愼一郎、Noriko NAGANO
■ヴィッセル神戸 指揮官が電撃退任。突然の政権交代は吉と出るか凶と出るか
【プラス材料】
ヴィッセル神戸のプラス材料は3つ。まずは、なかなか結果が出ない中で8試合ぶりに勝利した点。ホームでの勝利は今季2度目。ひとつの白星でチームが好転することはよくある話だと考えると、この1勝は最大のプラス材料と言っていい。
2つ目は、MFアンドレス・イニエスタが前節のサガン鳥栖戦で今季初ゴールをマークし、神戸の4得点すべてに絡んだこと。ここ3試合のフル出場で試合感覚がほぼ戻ってきた証拠だ。
3つ目は、鳥栖戦でエースのFW古橋亨梧が2ゴールを決めた点。昨季がそうだったように、彼は得点を重ねる度に相手に与える威圧感が増していく。J1得点ランキングでも日本人2位タイの8ゴール。彼にマークが集まることで、FWドウグラスら周りの選手も生きてくる。
【マイナス材料】
マイナス材料は2つ。1つ目は、トルステン・フィンク監督の電撃退任だ。前節の鳥栖戦の前日に発表され、試合当日はアシスタントコーチのマルコス・ビベス氏が指揮を執る形に。その中で勝利した点はプラス材料だが、シーズン途中の指揮官交代は選手のメンタル面に影響が出る可能性もある。新監督には継続性を重んじてスポーツダイレクターの三浦淳寛氏が就任したが、監督経験がない点は気になるところだ。
2つ目は、DFトーマス・フェルマーレンやDF大﨑玲央ら主力が戻ってきたにもかかわらず、失点が止まらない点だ。鳥栖戦では4ゴールを奪えたから勝てたものの、結果的に3失点している。クリーンシートは今季20試合を戦って2試合のみ。守備の課題は今節も変わらない。
文:totoONE編集部
■北海道コンサドーレ札幌 守備の立て直しに成功するも、攻撃力の低下が気がかり
【プラス材料】
ここ最近は勝ち点獲得を意識してか守備意識を高めていることもあり、チームとしてのパフォーマンスとしては安定感が出てきたように感じる。特徴だった攻撃的な姿勢は薄まった感もあるが、攻撃時のリスクマネジメントや守備時に数的優位をしっかり保つ場面が増え、簡単には守備が崩れなくなっている印象だ。
2連敗中ではあるが、その2試合のスコアはどちらも0-1。大崩れしているわけではないので、なんとかここから上昇気流に乗りたいところである。
とりわけ前節の柏レイソル戦はピンチこそあったものの、J1得点ランキングトップのFWオルンガをグループで見張り、結果的には無得点に封じることに成功。守備意識が高まったことで、攻守のバランスは整ってきたように感じる。
【マイナス材料】
中2日でのアウェイゲームというところは、2試合続けてホームで戦うヴィッセル神戸に比べるとマイナス要素である。
また、2試合続けてノーゴール。ボールはある程度持ちながらも、あまり多くの決定機を作れていない状況だ。チャンス自体はあるのかもしれないが、強引にシュートを打ったり、シンプルに縦に蹴って敵陣深くに攻め入ってるケースが多く、チームとしてしっかりした形を持っての崩しができているわけではないように映る。
もしそれがチームとして意図している形であるならば、チャンスがあるのに決められない状況というのは、チャンスの質が悪いのか、それとも個人に問題があるのか。いずれにせよ、得点数を争う競技である以上は、得点を取らないことには白星につながらない。
文:totoONE編集部
【プラス材料】
ヴィッセル神戸のプラス材料は3つ。まずは、なかなか結果が出ない中で8試合ぶりに勝利した点。ホームでの勝利は今季2度目。ひとつの白星でチームが好転することはよくある話だと考えると、この1勝は最大のプラス材料と言っていい。
2つ目は、MFアンドレス・イニエスタが前節のサガン鳥栖戦で今季初ゴールをマークし、神戸の4得点すべてに絡んだこと。ここ3試合のフル出場で試合感覚がほぼ戻ってきた証拠だ。
3つ目は、鳥栖戦でエースのFW古橋亨梧が2ゴールを決めた点。昨季がそうだったように、彼は得点を重ねる度に相手に与える威圧感が増していく。J1得点ランキングでも日本人2位タイの8ゴール。彼にマークが集まることで、FWドウグラスら周りの選手も生きてくる。
【マイナス材料】
マイナス材料は2つ。1つ目は、トルステン・フィンク監督の電撃退任だ。前節の鳥栖戦の前日に発表され、試合当日はアシスタントコーチのマルコス・ビベス氏が指揮を執る形に。その中で勝利した点はプラス材料だが、シーズン途中の指揮官交代は選手のメンタル面に影響が出る可能性もある。新監督には継続性を重んじてスポーツダイレクターの三浦淳寛氏が就任したが、監督経験がない点は気になるところだ。
2つ目は、DFトーマス・フェルマーレンやDF大﨑玲央ら主力が戻ってきたにもかかわらず、失点が止まらない点だ。鳥栖戦では4ゴールを奪えたから勝てたものの、結果的に3失点している。クリーンシートは今季20試合を戦って2試合のみ。守備の課題は今節も変わらない。
文:totoONE編集部
■北海道コンサドーレ札幌 守備の立て直しに成功するも、攻撃力の低下が気がかり
【プラス材料】
ここ最近は勝ち点獲得を意識してか守備意識を高めていることもあり、チームとしてのパフォーマンスとしては安定感が出てきたように感じる。特徴だった攻撃的な姿勢は薄まった感もあるが、攻撃時のリスクマネジメントや守備時に数的優位をしっかり保つ場面が増え、簡単には守備が崩れなくなっている印象だ。
2連敗中ではあるが、その2試合のスコアはどちらも0-1。大崩れしているわけではないので、なんとかここから上昇気流に乗りたいところである。
とりわけ前節の柏レイソル戦はピンチこそあったものの、J1得点ランキングトップのFWオルンガをグループで見張り、結果的には無得点に封じることに成功。守備意識が高まったことで、攻守のバランスは整ってきたように感じる。
【マイナス材料】
中2日でのアウェイゲームというところは、2試合続けてホームで戦うヴィッセル神戸に比べるとマイナス要素である。
また、2試合続けてノーゴール。ボールはある程度持ちながらも、あまり多くの決定機を作れていない状況だ。チャンス自体はあるのかもしれないが、強引にシュートを打ったり、シンプルに縦に蹴って敵陣深くに攻め入ってるケースが多く、チームとしてしっかりした形を持っての崩しができているわけではないように映る。
もしそれがチームとして意図している形であるならば、チャンスがあるのに決められない状況というのは、チャンスの質が悪いのか、それとも個人に問題があるのか。いずれにせよ、得点数を争う競技である以上は、得点を取らないことには白星につながらない。
文:totoONE編集部
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