【暫定順位結果】2020年ニュルブルクリンク24時間決勝レース
9月26〜27日、ドイツ西部ラインラント・プファルツ州で2020年ニュルブルクリンク24時間決勝レースが開催され計97台が出走。途中、雨による9時間以上の中断を挟み、ローヴェ・レーシングのアレクサンダー・シムズ/ニッキー・キャッツバーグ/ニック・イェロイ/フィリップ・エンゲ組99号車BMW M6 GT3が総合優勝を飾った。
日本からはTOYO TIRESがNovel Racingとジョイントし、Novel Racing with Toyo Tires & Ring Racingとして2台を送り込み、SP10クラスに参戦したアンドレアス・グルテン/ミハエル・ティシュナー/東徹次郎/ウベ・クレーン組37号車GRスープラGT4はクラス3位で総合39位、SP8クラスに参戦した朝日ターボ/小山佳延/ドミニク・ファーンバッハー/クラウス・ヴォルカー組54号車レクサス RCFは残り4時間半というタイミングで戦線離脱、クラス2位、総合88位だった。
例年5〜6月に開催されてきた伝統のレースは昨今の新型コロナウィルスの影響で9月に延期されていた。観客はメインスタンドにのみ招かれ、恒例のキャンプ村は更地となるなど、”特別な一戦”となったのは言うまでもない。
GT3マシンで争われ実質の総合首位を競うSP9クラスは、ポールポジションこそ4号車メルセデスAMGチームHRTが獲得するも、天候の影響もあり耐久レースであることを忘れるほど目まぐるしく順位は変わり続け、残り17分で99号車がトップに立ち、そのまま総合優勝を果たした。
GT4マシンで争われるSP10クラスはホーフォア・レーシングのミハエル・シュレイ/クラウディア・ヒュートゲン/ミハエル・フィッシャー/セバスチャン・ガルツェン組70号車BMW M4 GT4が優勝。37号車GRスープラGT4は3位だった。
特認車両が参戦するSP-Xクラスは704号車スクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス(トーマス・マッチ/フランク・マリエール/フェリッペ・ラーザー・フェルナンデス/リチャード・ウェストブルック組)1台のみが参加し、総合14位でレースを完走している。
排気量が4000cc〜6250ccのマシンが参戦するSP8クラスには2台が参戦しGITI TIREモータースポーツのカリ・ペカ・ラークソネン/クリスチャン・ジェプセン/ジャン・ソーレンセン/ローランド・バシュカウ組53号車アウディR8 LMS GT4が制覇、54号車レクサスRCFは2位だった。
なお2021年大会の開催予定だが、現状は6月3日〜7日となっている。
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