EXILE CUP 2018 決勝大会…PK戦にもつれる激戦の末、ディアブロッサ高田FCが「EXILE CUP 2018」初優勝!
サッカーキング2018年10月2日(火)16時54分
今年で9回目を迎えた「EXILE CUP 2018」の決勝大会が、9月23日(日)に愛媛県今治市のありがとうサービス.夢スタジアムで開催された。
「EXILE CUP」は小学4年生から6年生を対象にしたフットサル大会。決勝大会には全国9地区12会場の予選を勝ち抜いてきた12チームが集結し、日本一の座を懸けて熱戦を繰り広げた。
開会式には、大会アドバイザーを務める岡田武史さん(FC今治オーナー/サッカー日本代表元監督)をはじめ、ラモス瑠偉さん(ビーチサッカー日本代表監督)、スペシャルサポーターのEXILE ÜSAさん、劇団EXILEの秋山真太郎さん、Dream Ayaさん、Dream Shizukaさん、Happinessの川本璃さん、FANTASTICSの澤本夏樹さん、瀬口黎弥さん、堀夏喜さん、木村慧人さん、八木勇征さん、中島颯太さん、プロサーファーのアンジェラ・磨紀・バーノンさんが応援に駆けつけた。岡田さんは「今年で9回目の開催となりますが、実は今年のU-16日本代表に『EXILE CUP』を経験した選手が選ばれていて、この大会を通じてすばらしい選手が育っていると感じています。皆さんもここで色々な経験をして、将来は日本サッカーを支えるような選手になってください」と激励の言葉を送った。その後は「EXダンス体操」でリズムに乗って体を動かし、楽しみながらウォーミングアップを行った。
決勝大会は12チームがA、Bの2ブロックに分かれ、総当たり戦で予選リーグを戦い、各ブロック上位2チームが決勝トーナメントに進出する。予選大会を勝ち抜いてきたチームが集結しているだけあって、どの試合も手に汗握る展開となり、選手たちは試合終了のホイッスルが鳴るまで必死にボールを追い続けていた。
予選リーグの結果、Aブロック1位は4勝1分の成績を残したP.S.T.C. LONDRINA SF UM(神奈川)。攻守のバランスがよく、メリハリある攻撃と守備で相手を翻弄した。僅差で2位となったのは大阪市ジュネッスFC(大阪)で、華麗なパス回しとカウンターをうまく使った攻撃で決勝進出を決めた。Bブロックを1位で通過したのはディアブロッサ高田FC(奈良)。5戦全勝で、そのうち4試合で無失点という圧倒的な強さを見せつけた。そして、粘り強い守備が光った宇栄原フットボールクラブ(沖縄)が2位で決勝トーナメントへ駒を進めた。
準決勝では、P.S.T.C. LONDRINA SF UMと宇栄原フットボールクラブ、ディアブロッサ高田FCと大阪市ジュネッスFCが対戦。P.S.T.C. LONDRINA SF UMと宇栄原フットボールクラブは両者とも譲らず、2-2で今大会初のPK戦へ突入。PK戦の結果、2-1でP.S.T.C. LONDRINA SF UMが勝利。もう一方のコートでは、3得点を挙げたディアブロッサ高田FCが、大阪市ジュネッスFCを圧倒して3-1で決勝への切符を手に入れた。
そして、いよいよ日本一を懸けた決勝戦。EXILE CUP初出場となるディアブロッサ高田FCとP.S.T.C. LONDRINA SF UMの対決となった。P.S.T.C. LONDRINA SF UMのキャプテン・勝又陵瑛くんは「予選リーグから準決勝までチーム一丸となって戦ってこられたので、決勝もこの勢いで優勝目指して頑張ります」と、大一番に向けて意気込みを語った。
決勝は、序盤から主導権争いを繰り広げる息詰まる一戦となった。ディアブロッサ高田FC は再三シュートを放つも、P.S.T.C. LONDRINA SF UMのゴールキーパー・阿久津凱利くんの気迫のこもったセーブに阻まれ、なかなか得点を決められない。そんな中、試合の均衡が破れたのは前半6分。国立拓通くんの右サイドからのパスを最後は亀田歩夢くんが決め、P.S.T.C. LONDRINA SF UMが先制。前半はそのままP.S.T.C. LONDRINA SF UMの1点リードで終えた。後半に入っても拮抗した展開となったが、セットプレーからディアブロッサ高田FCが試合を動かした。武藤亮真くんがゴール前に入れたコーナーキックを今本瑶晟くんが冷静に押し込んで同点に追いつく。その後も両チームともに好機を作るもゴールを決めることができず、ドローのまま試合終了。日本一の座はPK戦に委ねられ、2本連続でシュートを決めたディアブロッサ高田FCが「EXILE CUP」初優勝を飾った。
「見ていてわくわくするような素晴らしいゲームでした。実はあまりPKが得意ではないので、こういった接戦を想定して、決勝が始まる直前にPKの練習をしたんです。子どもたちは本当によくやってくれました」と、激戦となった決勝を振り返った川上弘仁監督。キャプテンの岩本悠庵くんは、「優勝できてうれしいです。勝てた要因は、先制されても絶対に諦めない気持ちがみんなの中にあったからだと思います。香川(真司)選手に会いに行けるということで、もう……言葉が出ないです」と、はにかんだ笑顔を見せた。
決勝終了後、岡田武史さん率いる「TEAM OKADA」と、各チームから選抜された選手で構成されたチームが対戦するフレンドリーマッチを実施。「TEAM OKADA」はラモス瑠偉さん、秋山真太郎さん、Dream Ayaさん、FANTASTICSメンバーなどで構成された。選手たちは予選リーグから続いていた緊張から解き放たれた様子で、このスペシャルな対戦をリラックスして楽しんでいた。試合はDream Ayaさんが決勝ゴールを決め、「TEAM OKADA」が勝利。しかし、「TEAM OKADA」は1人多い人数で試合を行っていたため、参考記録となった。
大盛り上がりとなったフレンドリーマッチの後は、閉会式が行われた。ラモス瑠偉さんは、「努力は絶対に裏切らない。皆さんも夢に向かってこれからも努力し続けてください」と、未来のサッカー選手たちにエールを送った。そして各チームの表彰が行われ、優勝したディアブロッサ高田FCには優勝トロフィーのほか、大会アンバサダーの香川真司選手に会いに行く『ヨーロッパサッカー夢者修行』の目録などが贈られた。閉会式後の記念撮影ではどのチームの選手たちも充実した表情を浮かべ、たくさんの笑顔があふれる中、「EXILE CUP 2018」は幕を閉じた。
文=宍戸愛 写真=垂水謙庄
「EXILE CUP」は小学4年生から6年生を対象にしたフットサル大会。決勝大会には全国9地区12会場の予選を勝ち抜いてきた12チームが集結し、日本一の座を懸けて熱戦を繰り広げた。
開会式には、大会アドバイザーを務める岡田武史さん(FC今治オーナー/サッカー日本代表元監督)をはじめ、ラモス瑠偉さん(ビーチサッカー日本代表監督)、スペシャルサポーターのEXILE ÜSAさん、劇団EXILEの秋山真太郎さん、Dream Ayaさん、Dream Shizukaさん、Happinessの川本璃さん、FANTASTICSの澤本夏樹さん、瀬口黎弥さん、堀夏喜さん、木村慧人さん、八木勇征さん、中島颯太さん、プロサーファーのアンジェラ・磨紀・バーノンさんが応援に駆けつけた。岡田さんは「今年で9回目の開催となりますが、実は今年のU-16日本代表に『EXILE CUP』を経験した選手が選ばれていて、この大会を通じてすばらしい選手が育っていると感じています。皆さんもここで色々な経験をして、将来は日本サッカーを支えるような選手になってください」と激励の言葉を送った。その後は「EXダンス体操」でリズムに乗って体を動かし、楽しみながらウォーミングアップを行った。
決勝大会は12チームがA、Bの2ブロックに分かれ、総当たり戦で予選リーグを戦い、各ブロック上位2チームが決勝トーナメントに進出する。予選大会を勝ち抜いてきたチームが集結しているだけあって、どの試合も手に汗握る展開となり、選手たちは試合終了のホイッスルが鳴るまで必死にボールを追い続けていた。
予選リーグの結果、Aブロック1位は4勝1分の成績を残したP.S.T.C. LONDRINA SF UM(神奈川)。攻守のバランスがよく、メリハリある攻撃と守備で相手を翻弄した。僅差で2位となったのは大阪市ジュネッスFC(大阪)で、華麗なパス回しとカウンターをうまく使った攻撃で決勝進出を決めた。Bブロックを1位で通過したのはディアブロッサ高田FC(奈良)。5戦全勝で、そのうち4試合で無失点という圧倒的な強さを見せつけた。そして、粘り強い守備が光った宇栄原フットボールクラブ(沖縄)が2位で決勝トーナメントへ駒を進めた。
準決勝では、P.S.T.C. LONDRINA SF UMと宇栄原フットボールクラブ、ディアブロッサ高田FCと大阪市ジュネッスFCが対戦。P.S.T.C. LONDRINA SF UMと宇栄原フットボールクラブは両者とも譲らず、2-2で今大会初のPK戦へ突入。PK戦の結果、2-1でP.S.T.C. LONDRINA SF UMが勝利。もう一方のコートでは、3得点を挙げたディアブロッサ高田FCが、大阪市ジュネッスFCを圧倒して3-1で決勝への切符を手に入れた。
そして、いよいよ日本一を懸けた決勝戦。EXILE CUP初出場となるディアブロッサ高田FCとP.S.T.C. LONDRINA SF UMの対決となった。P.S.T.C. LONDRINA SF UMのキャプテン・勝又陵瑛くんは「予選リーグから準決勝までチーム一丸となって戦ってこられたので、決勝もこの勢いで優勝目指して頑張ります」と、大一番に向けて意気込みを語った。
決勝は、序盤から主導権争いを繰り広げる息詰まる一戦となった。ディアブロッサ高田FC は再三シュートを放つも、P.S.T.C. LONDRINA SF UMのゴールキーパー・阿久津凱利くんの気迫のこもったセーブに阻まれ、なかなか得点を決められない。そんな中、試合の均衡が破れたのは前半6分。国立拓通くんの右サイドからのパスを最後は亀田歩夢くんが決め、P.S.T.C. LONDRINA SF UMが先制。前半はそのままP.S.T.C. LONDRINA SF UMの1点リードで終えた。後半に入っても拮抗した展開となったが、セットプレーからディアブロッサ高田FCが試合を動かした。武藤亮真くんがゴール前に入れたコーナーキックを今本瑶晟くんが冷静に押し込んで同点に追いつく。その後も両チームともに好機を作るもゴールを決めることができず、ドローのまま試合終了。日本一の座はPK戦に委ねられ、2本連続でシュートを決めたディアブロッサ高田FCが「EXILE CUP」初優勝を飾った。
「見ていてわくわくするような素晴らしいゲームでした。実はあまりPKが得意ではないので、こういった接戦を想定して、決勝が始まる直前にPKの練習をしたんです。子どもたちは本当によくやってくれました」と、激戦となった決勝を振り返った川上弘仁監督。キャプテンの岩本悠庵くんは、「優勝できてうれしいです。勝てた要因は、先制されても絶対に諦めない気持ちがみんなの中にあったからだと思います。香川(真司)選手に会いに行けるということで、もう……言葉が出ないです」と、はにかんだ笑顔を見せた。
決勝終了後、岡田武史さん率いる「TEAM OKADA」と、各チームから選抜された選手で構成されたチームが対戦するフレンドリーマッチを実施。「TEAM OKADA」はラモス瑠偉さん、秋山真太郎さん、Dream Ayaさん、FANTASTICSメンバーなどで構成された。選手たちは予選リーグから続いていた緊張から解き放たれた様子で、このスペシャルな対戦をリラックスして楽しんでいた。試合はDream Ayaさんが決勝ゴールを決め、「TEAM OKADA」が勝利。しかし、「TEAM OKADA」は1人多い人数で試合を行っていたため、参考記録となった。
大盛り上がりとなったフレンドリーマッチの後は、閉会式が行われた。ラモス瑠偉さんは、「努力は絶対に裏切らない。皆さんも夢に向かってこれからも努力し続けてください」と、未来のサッカー選手たちにエールを送った。そして各チームの表彰が行われ、優勝したディアブロッサ高田FCには優勝トロフィーのほか、大会アンバサダーの香川真司選手に会いに行く『ヨーロッパサッカー夢者修行』の目録などが贈られた。閉会式後の記念撮影ではどのチームの選手たちも充実した表情を浮かべ、たくさんの笑顔があふれる中、「EXILE CUP 2018」は幕を閉じた。
文=宍戸愛 写真=垂水謙庄
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