フェルスタッペンが選手権首位を奪還「優勝争いをするペースはないと割り切り、2位を守ることに集中した」F1第16戦
2021年F1トルコGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2位を獲得した。
2番グリッドからインターミディエイトタイヤでスタート、バルテリ・ボッタス(メルセデス)に続く位置を終始キープし、2位でフィニッシュした。エンジン交換でグリッド降格ペナルティを受けたルイス・ハミルトン(メルセデス)が5位に終わったため、フェルスタッペンは再びドライバーズ選手権首位を取り戻した。ハミルトンとの差は6点となっている。
■レッドブル・レーシング・ホンダ
マックス・フェルスタッペン 決勝=2位
2番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→36周目インターミディエイト
僕たちチームにとって、2位と3位(セルジオ・ペレス)でフィニッシュしたことは素晴らしい結果だ。今日は波乱のないレースで、全体的にみて、まずまずの一日だったと思う。
とにかくタイヤを最後まで持たせるためにうまくマネジメントすることに集中し続けたレースだった。だから特に走っていて楽しいということはなかった。ドライバーとしてはプッシュしたいものだからね。
とはいえ、今日は最大の結果を出すことができたと思うし、ドライバーズ選手権の首位を取り戻せたこともうれしい。
もっとペースがあればよかったのだが、タイトルを争う位置にいるのは確かなので、これからも努力し続ける。今後のレースでどれぐらい競争力を発揮できるのか、見ていきたい。
(レース後の会見で語り)週末を通してメルセデスのペースに届かずにいたことを考えれば、良いレースをしたと言っていいと思う。ピットストップの後、最後の20周は、確実にフィニッシュすることに集中した。バルテリと戦うペースはなかったので、彼の0.2秒とか0.3秒後ろに近づいて、ただついていくようなことをしても仕方がなかった。だから基本的には最後までタイヤをセーブして走った。
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