ソシエダ、フライブルクが4連勝! 5クラブの2位以内が確定…田中亜土夢は今季初出場/EL第4節
サッカーキング2022年10月14日(金)7時48分
EL第4節の全日程が終了した [写真]=Getty Images、Icon Sport via Getty Images
ヨーロッパリーグ・グループステージ第4節が13日に各地で行われた。
グループAではアーセナル(イングランド)が敵地でボデ・グリムト(ノルウェー)と対戦した。試合は24分にブカヨ・サカの公式戦2試合連続ゴールでアーセナルが先制したものの、その後はホームチームが多くのチャンスを作り出す。アーセナルにとっては苦しい展開だったが、後半にグラニト・ジャカ、冨安健洋らを投入し、リードをしっかりとキープ。試合はアーセナルの勝利で終了し、3連勝で首位の座をキープした。
グループBではレンヌ(フランス)、フェネルバフチェ(トルコ)が揃って連勝し、第4節終了時点での2位以内を確定させた。次節は直接対決となり、勝利したチームは首位通過が決まり、決勝トーナメントにストレートインすることができる。負けたチームはチャンピンズリーグ(CL)のグループステージを3位で終えたクラブとのプレーオフに回る。
グループCではここまで3連勝と好スタートを切っていたベティス(スペイン)がローマ(イタリア)をホームに迎えた。試合はセルヒオ・カナレスのゴールでベティスが先手を取ったものの、後半にローマのアンドレア・ベロッティが同点ゴールを記録。引き分けでタイムアップを迎えた。この結果、ベティスは2位以内でのフィニッシュが確定している。
グループEではここまで3連勝中のレアル・ソシエダ(スペイン)とシェリフ(モルドバ)が対戦した。前半終了間際にアレクサンダー・セルロートのゴールで先手を取ると、後半にはディエゴ・リコの強烈な左足シュートで追加点を記録。終盤には左サイドからのクロスボールを途中出場の久保建英が頭で折り返し、ロベルト・ナバーロのダメ押し点をアシストした。レアル・ソシエダが無傷の4連勝を遂げ、グループステージ突破を決めている。
首位のレアル・ソシエダを追いかけるマンチェスター・U(イングランド)は、ホームでオモニア・ニコシア(キプロス)に苦戦。マーカス・ラッシュフォード、クリスティアーノ・ロナウド、ブルーノ・フェルナンデスらが多くのシュートを放ったものの、GKの好セーブもあって得点に繋げられない。このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、途中出場のスコット・マクトミネイが値千金の先制弾。土壇場のゴールで白星を掴み、マンチェスター・Uが首位通過に向けて望みを繋いだ。
グループGでは3連勝でグループステージ突破に王手をかけていたフライブルク(ドイツ)が、ナント(フランス)の本拠地に乗り込んだ。堂安律もスタメンでピッチに立った試合は、26分にルーカス・キュブラーのゴールでフライブルクが先制する。後半には一挙3得点を挙げ、4-0で快勝。2位以内でのフィニッシュを確定させた。なお、堂安は75分で途中交代となった。
その他日本人選手は、ウニオン・ベルリン(ドイツ)の原口元気がマルメ(スウェーデン)戦でスタメン出場し、67分までプレー。試合はスコアレスのまま時間が経過したものの、終了間際のPKでウニオン・ベルリンが勝利した。モナコ(フランス)の南野拓実は、トラブゾンスポル(トルコ)相手に3失点を喫した後の60分からピッチに立った。試合は0-4でモナコの完敗に終わり、グループ3位に転落した。
HJKヘルシンキ(フィンランド)の田中亜土夢は、ルドゴレツ(ブルガリア)とのアウェイ戦に70分から途中出場。田中にとっては今季のEL本大会初出場となっている。試合はルドゴレツの勝利に終わっている。なお、ユニオン・サン・ジロワーズ(ベルギー)の町田浩樹は負傷の影響もあり、メンバー外だった。
今節の結果、順位表、次節の対戦カードは下記の通り。第5節は10月27日に開催される。
■第4節結果/順位表
▼グループA
ボデ・グリムト(ノルウェー) 0-1 アーセナル(イングランド)
PSV(オランダ) 5-0 チューリッヒ(スイス)
1位:アーセナル(勝ち点9)※1試合未消化
2位:PSV(勝ち点7)※1試合未消化
3位:ボデ・グリムト(勝ち点4)
4位:チューリッヒ(勝ち点0)
▼グループB
ディナモ・キーウ(ウクライナ) 0-1 レンヌ(フランス)
AEKラルナカ(キプロス) 1-2 フェネルバフチェ(トルコ)
1位:フェネルバフチェ(勝ち点10)
2位:レンヌ(勝ち点10)
3位:AEKラルナカ(勝ち点3)
4位:ディナモ・キーウ(勝ち点0)
▼グループC
ベティス(スペイン) 1-1 ローマ(イタリア)
ルドゴレツ(ブルガリア) 2-0 HJKヘルシンキ(フィンランド)
1位:ベティス(勝ち点10)
2位:ルドゴレツ(勝ち点7)
3位:ローマ(勝ち点4)
4位:HJKヘルシンキ(勝ち点1)
▼グループD
ユニオン・サン・ジロワーズ(ベルギー) 3-3 ブラガ(ポルトガル)
ウニオン・ベルリン(ドイツ) 1-0 マルメ(スウェーデン)
1位:ユニオン・サン・ジロワーズ(勝ち点10)
2位:ブラガ(勝ち点7)
3位:ウニオン・ベルリン(勝ち点6)
4位:マルメ(勝ち点0)
▼グループE
マンチェスター・U(イングランド) 1-0 オモニア・ニコシア(キプロス)
レアル・ソシエダ(スペイン) 3-0 シェリフ(モルドバ)
1位:レアル・ソシエダ(勝ち点12)
2位:マンチェスター・U(勝ち点9)
3位:シェリフ(勝ち点3)
4位:オモニア・ニコシア(勝ち点0)
▼グループF
フェイエノールト(オランダ) 2-2 ミッティラン(デンマーク)
ラツィオ(イタリア) 2-2 シュトゥルム・グラーツ(オーストリア)
1位:フェイエノールト(勝ち点5)
2位:ミッティラン(勝ち点5)
3位:ラツィオ(勝ち点5)
4位:シュトゥルム・グラーツ(勝ち点5)
▼グループG
ナント(フランス) 0-4 フライブルク(ドイツ)
カラバフ(アゼルバイジャン) 0-0 オリンピアコス(ギリシャ)
1位:フライブルク(勝ち点12)
2位:カラバフ(勝ち点7)
3位:ナント(勝ち点3)
4位:オリンピアコス(勝ち点1)
▼グループH
トラブゾンスポル(トルコ) 4-0 モナコ(フランス)
フェレンツヴァーロシュ(ハンガリー) 2-1 ツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア)
1位:フェレンツヴァーロシュ(勝ち点9)
2位:トラブゾンスポル(勝ち点6)
3位:モナコ(勝ち点6)
4位:ツルヴェナ・ズヴェズダ(勝ち点3)
■第5節対戦カード
▼グループA
チューリッヒ vs ボデ・グリムト
PSV vs アーセナル
▼グループB
フェネルバフチェ vs レンヌ
AEKラルナカ vs ディナモ・キーウ
▼グループC
ルドゴレツ vs ベティス
HJKヘルシンキ vs ローマ
▼グループD
マルメ vs ユニオン・サン・ジロワーズ
ウニオン・ベルリン vs ブラガ
▼グループE
マンチェスター・U vs シェリフ
オモニア・ニコシア vs レアル・ソシエダ
▼グループF
ラツィオ vs ミッティラン
シュトゥルム・グラーツ vs フェイエノールト
▼グループG
フライブルク vs オリンピアコス
ナント vs カラバフ
▼グループH
ツルヴェナ・ズヴェズダ vs トラブゾンスポル
フェレンツヴァーロシュ vs モナコ
グループAではアーセナル(イングランド)が敵地でボデ・グリムト(ノルウェー)と対戦した。試合は24分にブカヨ・サカの公式戦2試合連続ゴールでアーセナルが先制したものの、その後はホームチームが多くのチャンスを作り出す。アーセナルにとっては苦しい展開だったが、後半にグラニト・ジャカ、冨安健洋らを投入し、リードをしっかりとキープ。試合はアーセナルの勝利で終了し、3連勝で首位の座をキープした。
グループBではレンヌ(フランス)、フェネルバフチェ(トルコ)が揃って連勝し、第4節終了時点での2位以内を確定させた。次節は直接対決となり、勝利したチームは首位通過が決まり、決勝トーナメントにストレートインすることができる。負けたチームはチャンピンズリーグ(CL)のグループステージを3位で終えたクラブとのプレーオフに回る。
グループCではここまで3連勝と好スタートを切っていたベティス(スペイン)がローマ(イタリア)をホームに迎えた。試合はセルヒオ・カナレスのゴールでベティスが先手を取ったものの、後半にローマのアンドレア・ベロッティが同点ゴールを記録。引き分けでタイムアップを迎えた。この結果、ベティスは2位以内でのフィニッシュが確定している。
グループEではここまで3連勝中のレアル・ソシエダ(スペイン)とシェリフ(モルドバ)が対戦した。前半終了間際にアレクサンダー・セルロートのゴールで先手を取ると、後半にはディエゴ・リコの強烈な左足シュートで追加点を記録。終盤には左サイドからのクロスボールを途中出場の久保建英が頭で折り返し、ロベルト・ナバーロのダメ押し点をアシストした。レアル・ソシエダが無傷の4連勝を遂げ、グループステージ突破を決めている。
首位のレアル・ソシエダを追いかけるマンチェスター・U(イングランド)は、ホームでオモニア・ニコシア(キプロス)に苦戦。マーカス・ラッシュフォード、クリスティアーノ・ロナウド、ブルーノ・フェルナンデスらが多くのシュートを放ったものの、GKの好セーブもあって得点に繋げられない。このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、途中出場のスコット・マクトミネイが値千金の先制弾。土壇場のゴールで白星を掴み、マンチェスター・Uが首位通過に向けて望みを繋いだ。
グループGでは3連勝でグループステージ突破に王手をかけていたフライブルク(ドイツ)が、ナント(フランス)の本拠地に乗り込んだ。堂安律もスタメンでピッチに立った試合は、26分にルーカス・キュブラーのゴールでフライブルクが先制する。後半には一挙3得点を挙げ、4-0で快勝。2位以内でのフィニッシュを確定させた。なお、堂安は75分で途中交代となった。
その他日本人選手は、ウニオン・ベルリン(ドイツ)の原口元気がマルメ(スウェーデン)戦でスタメン出場し、67分までプレー。試合はスコアレスのまま時間が経過したものの、終了間際のPKでウニオン・ベルリンが勝利した。モナコ(フランス)の南野拓実は、トラブゾンスポル(トルコ)相手に3失点を喫した後の60分からピッチに立った。試合は0-4でモナコの完敗に終わり、グループ3位に転落した。
HJKヘルシンキ(フィンランド)の田中亜土夢は、ルドゴレツ(ブルガリア)とのアウェイ戦に70分から途中出場。田中にとっては今季のEL本大会初出場となっている。試合はルドゴレツの勝利に終わっている。なお、ユニオン・サン・ジロワーズ(ベルギー)の町田浩樹は負傷の影響もあり、メンバー外だった。
今節の結果、順位表、次節の対戦カードは下記の通り。第5節は10月27日に開催される。
■第4節結果/順位表
▼グループA
ボデ・グリムト(ノルウェー) 0-1 アーセナル(イングランド)
PSV(オランダ) 5-0 チューリッヒ(スイス)
1位:アーセナル(勝ち点9)※1試合未消化
2位:PSV(勝ち点7)※1試合未消化
3位:ボデ・グリムト(勝ち点4)
4位:チューリッヒ(勝ち点0)
▼グループB
ディナモ・キーウ(ウクライナ) 0-1 レンヌ(フランス)
AEKラルナカ(キプロス) 1-2 フェネルバフチェ(トルコ)
1位:フェネルバフチェ(勝ち点10)
2位:レンヌ(勝ち点10)
3位:AEKラルナカ(勝ち点3)
4位:ディナモ・キーウ(勝ち点0)
▼グループC
ベティス(スペイン) 1-1 ローマ(イタリア)
ルドゴレツ(ブルガリア) 2-0 HJKヘルシンキ(フィンランド)
1位:ベティス(勝ち点10)
2位:ルドゴレツ(勝ち点7)
3位:ローマ(勝ち点4)
4位:HJKヘルシンキ(勝ち点1)
▼グループD
ユニオン・サン・ジロワーズ(ベルギー) 3-3 ブラガ(ポルトガル)
ウニオン・ベルリン(ドイツ) 1-0 マルメ(スウェーデン)
1位:ユニオン・サン・ジロワーズ(勝ち点10)
2位:ブラガ(勝ち点7)
3位:ウニオン・ベルリン(勝ち点6)
4位:マルメ(勝ち点0)
▼グループE
マンチェスター・U(イングランド) 1-0 オモニア・ニコシア(キプロス)
レアル・ソシエダ(スペイン) 3-0 シェリフ(モルドバ)
1位:レアル・ソシエダ(勝ち点12)
2位:マンチェスター・U(勝ち点9)
3位:シェリフ(勝ち点3)
4位:オモニア・ニコシア(勝ち点0)
▼グループF
フェイエノールト(オランダ) 2-2 ミッティラン(デンマーク)
ラツィオ(イタリア) 2-2 シュトゥルム・グラーツ(オーストリア)
1位:フェイエノールト(勝ち点5)
2位:ミッティラン(勝ち点5)
3位:ラツィオ(勝ち点5)
4位:シュトゥルム・グラーツ(勝ち点5)
▼グループG
ナント(フランス) 0-4 フライブルク(ドイツ)
カラバフ(アゼルバイジャン) 0-0 オリンピアコス(ギリシャ)
1位:フライブルク(勝ち点12)
2位:カラバフ(勝ち点7)
3位:ナント(勝ち点3)
4位:オリンピアコス(勝ち点1)
▼グループH
トラブゾンスポル(トルコ) 4-0 モナコ(フランス)
フェレンツヴァーロシュ(ハンガリー) 2-1 ツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア)
1位:フェレンツヴァーロシュ(勝ち点9)
2位:トラブゾンスポル(勝ち点6)
3位:モナコ(勝ち点6)
4位:ツルヴェナ・ズヴェズダ(勝ち点3)
■第5節対戦カード
▼グループA
チューリッヒ vs ボデ・グリムト
PSV vs アーセナル
▼グループB
フェネルバフチェ vs レンヌ
AEKラルナカ vs ディナモ・キーウ
▼グループC
ルドゴレツ vs ベティス
HJKヘルシンキ vs ローマ
▼グループD
マルメ vs ユニオン・サン・ジロワーズ
ウニオン・ベルリン vs ブラガ
▼グループE
マンチェスター・U vs シェリフ
オモニア・ニコシア vs レアル・ソシエダ
▼グループF
ラツィオ vs ミッティラン
シュトゥルム・グラーツ vs フェイエノールト
▼グループG
フライブルク vs オリンピアコス
ナント vs カラバフ
▼グループH
ツルヴェナ・ズヴェズダ vs トラブゾンスポル
フェレンツヴァーロシュ vs モナコ
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