今季プレミア未勝利の鎌田所属パレス、グラスナー監督解任の可能性も? 後任候補はモイーズ氏か
サッカーキング2024年10月17日(木)19時56分
現パレス指揮官のグラスナー氏(左)と後任候補と報じられたモイーズ氏(右) [写真]=Getty Images
日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスが、オリヴァー・グラスナー監督の後任としてデイヴィッド・モイーズ氏に注目しているという。
2023-24シーズン、クリスタル・パレスはプレミアリーグで13勝10分15敗の成績を残し、勝ち点「49」を積み上げて10位に入った。この順位でシーズンを終えるきっかけを作り出したのがグラスナー監督だ。チームはシーズン半ばを過ぎても残留争いに片足を突っ込んでいたが、今年2月よりグラスナー監督が就任すると状況に変化が生まれる。就任直後こそ5試合未勝利など勝てない時期もあったが、ラスト7試合は6勝1分と無敗で駆け抜けており、リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド、アストン・ヴィラを次々と撃破。来る2024-25シーズンに向けて、期待を抱かせて昨季の幕は閉じた。
今夏の移籍市場では鎌田、イングランド代表FWエディ・エンケティア、フランス人DFマクサンス・ラクロワら実力者を次々と補強。フランス代表FWミカエル・オリーズ(現:バイエルン)、デンマーク代表DFヨアキム・アンデルセン(現:フルアム)らの主力はチームを離れたが、開幕前には上位に食い込むことも期待されていた。
ところが、ここまで行われたプレミアリーグでは3分4敗と未勝利が続いている。カラバオ・カップ(EFLカップ)こそ2連勝を遂げ、4回戦まで駒を進めているが、プレミアリーグでは第7節終了時点で18位に沈むなど、苦しいシーズン序盤戦となっている。
このような状況のなか、クリスタル・パレスの首脳陣はグラスナー監督の進退について議論を開始しているという。イギリスメディア『CaughtOffside』によると、現時点で即時解任を検討しているわけではないとのこと。一方で、事態が好転しない限り、シーズン終了までグラスナー監督にチームを任せることは難しいとの意見が生じているようだ。初勝利がこれ以上お預けとなる場合、シーズンの折り返しを待たずしてグラスナー監督が指揮官の座から降りることとなっても不思議ではなさそう。
グラスナー監督の解任を決断した場合、クリスタル・パレスはモイーズ氏に熱視線を送っているという。エヴァートンで長期政権を築いたモイーズ氏は、サー・アレックス・ファーガソン氏の後任として迎え入れられたマンチェスター・ユナイテッドでこそ成果をあげることはできなかったが、2014-15シーズンはレアル・ソシエダで、2017-18シーズンはウェストハムで、降格圏に沈んでいたチームの立て直しに成功した経験がある。2022-23シーズンにはウェストハムをカンファレンスリーグ(ECL)制覇へ導いていたが、昨季限りでクラブを離れ、現在はフリーの状態が続いている。
同メディアによると、モイーズ氏は慣れ親しんだプレミアリーグでの現場復帰に前向きな姿勢を見せている模様。具体的な動きが報じられるのはまだ先となりそうだが、グラスナー体制の継続に“黄信号”が灯っていることに間違いはなさそうだ。
なお、今夏に鎌田はフランクフルト時代の“恩師”でもあるグラスナー監督と再会を果たしていた。両者が共闘する時間が長く続かなかった場合、そして後任としてモイーズ氏が迎え入れられた場合、鎌田の起用法にも注目が集まりそうだ。
2023-24シーズン、クリスタル・パレスはプレミアリーグで13勝10分15敗の成績を残し、勝ち点「49」を積み上げて10位に入った。この順位でシーズンを終えるきっかけを作り出したのがグラスナー監督だ。チームはシーズン半ばを過ぎても残留争いに片足を突っ込んでいたが、今年2月よりグラスナー監督が就任すると状況に変化が生まれる。就任直後こそ5試合未勝利など勝てない時期もあったが、ラスト7試合は6勝1分と無敗で駆け抜けており、リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド、アストン・ヴィラを次々と撃破。来る2024-25シーズンに向けて、期待を抱かせて昨季の幕は閉じた。
今夏の移籍市場では鎌田、イングランド代表FWエディ・エンケティア、フランス人DFマクサンス・ラクロワら実力者を次々と補強。フランス代表FWミカエル・オリーズ(現:バイエルン)、デンマーク代表DFヨアキム・アンデルセン(現:フルアム)らの主力はチームを離れたが、開幕前には上位に食い込むことも期待されていた。
ところが、ここまで行われたプレミアリーグでは3分4敗と未勝利が続いている。カラバオ・カップ(EFLカップ)こそ2連勝を遂げ、4回戦まで駒を進めているが、プレミアリーグでは第7節終了時点で18位に沈むなど、苦しいシーズン序盤戦となっている。
このような状況のなか、クリスタル・パレスの首脳陣はグラスナー監督の進退について議論を開始しているという。イギリスメディア『CaughtOffside』によると、現時点で即時解任を検討しているわけではないとのこと。一方で、事態が好転しない限り、シーズン終了までグラスナー監督にチームを任せることは難しいとの意見が生じているようだ。初勝利がこれ以上お預けとなる場合、シーズンの折り返しを待たずしてグラスナー監督が指揮官の座から降りることとなっても不思議ではなさそう。
グラスナー監督の解任を決断した場合、クリスタル・パレスはモイーズ氏に熱視線を送っているという。エヴァートンで長期政権を築いたモイーズ氏は、サー・アレックス・ファーガソン氏の後任として迎え入れられたマンチェスター・ユナイテッドでこそ成果をあげることはできなかったが、2014-15シーズンはレアル・ソシエダで、2017-18シーズンはウェストハムで、降格圏に沈んでいたチームの立て直しに成功した経験がある。2022-23シーズンにはウェストハムをカンファレンスリーグ(ECL)制覇へ導いていたが、昨季限りでクラブを離れ、現在はフリーの状態が続いている。
同メディアによると、モイーズ氏は慣れ親しんだプレミアリーグでの現場復帰に前向きな姿勢を見せている模様。具体的な動きが報じられるのはまだ先となりそうだが、グラスナー体制の継続に“黄信号”が灯っていることに間違いはなさそうだ。
なお、今夏に鎌田はフランクフルト時代の“恩師”でもあるグラスナー監督と再会を果たしていた。両者が共闘する時間が長く続かなかった場合、そして後任としてモイーズ氏が迎え入れられた場合、鎌田の起用法にも注目が集まりそうだ。
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