磐田・松原后「清水は特別なクラブ。でも…」挨拶時ブーイングに批判の声も
ジュビロ磐田所属のDF松原后(26)は22日、明治安田生命J1リーグ第31節の清水エスパルス戦で途中出場。試合後には涙を流しながら、古巣クラブのサポーターに挨拶をしていた。そんな松原后に対するブーイングを巡って議論が交わされる中、同選手が古巣対戦で感じたことをファンに報告した。
松原后は今年6月にベルギー1部シント=トロイデンVVを契約満了により退団すると、翌月にジュビロ磐田へ加入。IAIスタジアム日本平で行われた静岡ダービーでは、プロキャリアで初めてジュビロ磐田の一員としてピッチに立っていた。
同選手は試合後、チームメイトであり元清水エスパルス所属選手のMF金子翔太(27)とともに清水エスパルスサポーターが陣取るゴール裏へ駆けつけて挨拶。拍手とブーイングが入り乱れる中、涙を流して顔を右手で覆いながらゴール裏を後にしていた。
そんな松原后は、22日午後11時ごろに自身のツイッターアカウントを更新。挨拶する時の自身の様子や背番号「4」のユニフォーム姿をアップした上で「久しぶりのアイスタの雰囲気やサンバのリズムを聞いて色々な感情がこみあがった。俺にとって特別なクラブだったんだなと」
「でも自分が決めた道にはいつも自信をもってるしジュビロの未来の為に今日勝たなければいかなかった。残り2試合何も諦めることはないので勝つ為に前を向いてやっていくだけ」と綴り、胸の内を明かした。
すると同選手には清水エスパルスサポーターから「挨拶に来てくれてありがとう!」、「特別なクラブと言ってくれて嬉しいよ」、「熱いプレーが見られて嬉しかった」といった好意的なメッセージが数多く寄せられている。
またジュビロ磐田サポーターからも「本当は清水でプレーしたかったはずだけど、このクラブを選んでくれて感謝している」、「残り2試合、頼んだよ」、「僕たちとともに頑張ろう!」と感謝や励ましのコメントが届いている。
ただ今回の静岡ダービーは「声出し応援適用外試合」として開催。一部の清水エスパルスサポーターによるブーイングが批判の対象となっている。それだけに松原后の投稿に対しても「あのブーイングは清水サポーターとしてとても恥ずかしい行為」、「声出し禁止にも関わらずブーイングするなんて情けない」といった声が上がっている。
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