【湘南vs横浜FCプレビュー】ダービーマッチを制して残留に一歩近づくのは!?…前回対戦は横浜FCが完封勝ち
サッカーキング2021年10月23日(土)1時57分
[写真]=兼子愼一郎、清原茂樹
■湘南ベルマーレ 新体制発足後いまだ勝利なし。今度こそ初白星をつかめるか
【プラス材料】
前節のサガン鳥栖戦は高い位置でボールを奪い、素早く切り替えて、2試合ぶりに先制点を挙げた。鋭いショートカウンターを繰り出して得点に結んだこのシーン然り、ゴールへの推進力や連動性がチームとして向上していることが随所に見て取れる。
個々の躍動も頼もしい。先制ゴールはFW町野修斗が12試合ぶりに決めたもの。また、アシストは第30節の川崎フロンターレ戦で負傷交代し、この鳥栖戦でスタメンに復帰したMF平岡大陽によるものだった。加えて、FWタリクも3試合ぶりに復帰しており、攻撃陣が結果を残した事実と併せて今後につながる好材料に違いない。
今節対戦する横浜FCとの通算対戦成績は20勝8分15敗と白星が先行する。さらに、ホームでは14勝4分4敗と大きく勝ち越している。
【マイナス材料】
監督交代から5試合、2分3敗とまだ勝利がない。プレーの強度は高まり、決定機の数も増している一方、前半にリードを奪いながら後半に同点に追いつかれるなど、勝ちきれない試合が続いている。勝利を求めているのは誰より彼ら自身に他ならず、向上している内容を勝ち点3につなげたい。
今夏に加入してから先発出場を続けていたDF杉岡大暉が鳥栖戦のメンバーを外れたこと、その鳥栖戦の終盤にアクシデントに見舞われたMF古林将太の状態も気がかりだ。チームとして日々切磋琢磨している中では、新たに抜擢される選手にも期待がかかる。
プラス材料でも触れたとおり、横浜FCとの通算対戦成績は湘南ベルマーレがリードしている。今季はJリーグYBCルヴァンカップのグループステージで対戦して1勝1分と勝ち越しているが、リーグ戦は0-2で敗れている。
文:隈元大吾
■横浜FC 絶好調のブラジル人ストライカーがチームを牽引。直接対決2連勝なるか
【プラス材料】
大逆転でのJ1残留が見えてきた。前節の徳島ヴォルティス戦は残留争い直接対決となったが、MF松尾佑介の先制点を皮切りにFWサウロ・ミネイロの2ゴール、DF高木友也のプロ初得点、FW渡邉千真のダメ押し弾で5ゴールを奪って勝利。残留圏内との勝ち点差を4ポイントに縮め、しっかりと視野に捉えることに成功した。
1トップに君臨するS・ミネイロが絶好調だ。第30節の横浜F・マリノス戦に続き、徳島戦でも2得点を記録。ここ3試合のうち2試合で2ゴールずつ決めている。一瞬でトップギアに入る爆発的なスピードと相手を寄せつけないパワーは強烈で、シュートセンスも兼ね備える。残り6試合、背番号31がゴールネットを揺らせば揺らすほど、残留が近づいてきそうである。
今節も湘南ベルマーレとの残留争い直接対決。勝てば勝ち点で並ぶことができる。横浜FCにとって湘南は今季リーグ戦初勝利の相手と縁起も良い。“神奈川ダービー”に勝利し、残留への望みを大きくしたい。
【マイナス材料】
徳島戦の勝利が大きな価値を持つことは事実だが、ゲーム運びに課題を残したことも事実である。2点をリードしてからの試合運びや後半開始から一方的に押し込まれて一時同点に追いつかれてしまったことは反省材料だ。
同時に3失点したことを忘れてはならない。特に後半の2失点は完全にサイドを崩されての失点。クロスを上げさせない対応、クロスを上げられた際のゴール前での対応はそれぞれ修正が必要である。
3試合連続で複数得点を取れていることはポジティブであるが、カウンターとセットプレーが主な得点源で、引いた相手を崩すのに苦労していることは否めない。仮に先制やリードを許した際、どう相手ゴールをこじ開けるかは共有しておきたい。
文:totoONE編集部
【プラス材料】
前節のサガン鳥栖戦は高い位置でボールを奪い、素早く切り替えて、2試合ぶりに先制点を挙げた。鋭いショートカウンターを繰り出して得点に結んだこのシーン然り、ゴールへの推進力や連動性がチームとして向上していることが随所に見て取れる。
個々の躍動も頼もしい。先制ゴールはFW町野修斗が12試合ぶりに決めたもの。また、アシストは第30節の川崎フロンターレ戦で負傷交代し、この鳥栖戦でスタメンに復帰したMF平岡大陽によるものだった。加えて、FWタリクも3試合ぶりに復帰しており、攻撃陣が結果を残した事実と併せて今後につながる好材料に違いない。
今節対戦する横浜FCとの通算対戦成績は20勝8分15敗と白星が先行する。さらに、ホームでは14勝4分4敗と大きく勝ち越している。
【マイナス材料】
監督交代から5試合、2分3敗とまだ勝利がない。プレーの強度は高まり、決定機の数も増している一方、前半にリードを奪いながら後半に同点に追いつかれるなど、勝ちきれない試合が続いている。勝利を求めているのは誰より彼ら自身に他ならず、向上している内容を勝ち点3につなげたい。
今夏に加入してから先発出場を続けていたDF杉岡大暉が鳥栖戦のメンバーを外れたこと、その鳥栖戦の終盤にアクシデントに見舞われたMF古林将太の状態も気がかりだ。チームとして日々切磋琢磨している中では、新たに抜擢される選手にも期待がかかる。
プラス材料でも触れたとおり、横浜FCとの通算対戦成績は湘南ベルマーレがリードしている。今季はJリーグYBCルヴァンカップのグループステージで対戦して1勝1分と勝ち越しているが、リーグ戦は0-2で敗れている。
文:隈元大吾
■横浜FC 絶好調のブラジル人ストライカーがチームを牽引。直接対決2連勝なるか
【プラス材料】
大逆転でのJ1残留が見えてきた。前節の徳島ヴォルティス戦は残留争い直接対決となったが、MF松尾佑介の先制点を皮切りにFWサウロ・ミネイロの2ゴール、DF高木友也のプロ初得点、FW渡邉千真のダメ押し弾で5ゴールを奪って勝利。残留圏内との勝ち点差を4ポイントに縮め、しっかりと視野に捉えることに成功した。
1トップに君臨するS・ミネイロが絶好調だ。第30節の横浜F・マリノス戦に続き、徳島戦でも2得点を記録。ここ3試合のうち2試合で2ゴールずつ決めている。一瞬でトップギアに入る爆発的なスピードと相手を寄せつけないパワーは強烈で、シュートセンスも兼ね備える。残り6試合、背番号31がゴールネットを揺らせば揺らすほど、残留が近づいてきそうである。
今節も湘南ベルマーレとの残留争い直接対決。勝てば勝ち点で並ぶことができる。横浜FCにとって湘南は今季リーグ戦初勝利の相手と縁起も良い。“神奈川ダービー”に勝利し、残留への望みを大きくしたい。
【マイナス材料】
徳島戦の勝利が大きな価値を持つことは事実だが、ゲーム運びに課題を残したことも事実である。2点をリードしてからの試合運びや後半開始から一方的に押し込まれて一時同点に追いつかれてしまったことは反省材料だ。
同時に3失点したことを忘れてはならない。特に後半の2失点は完全にサイドを崩されての失点。クロスを上げさせない対応、クロスを上げられた際のゴール前での対応はそれぞれ修正が必要である。
3試合連続で複数得点を取れていることはポジティブであるが、カウンターとセットプレーが主な得点源で、引いた相手を崩すのに苦労していることは否めない。仮に先制やリードを許した際、どう相手ゴールをこじ開けるかは共有しておきたい。
文:totoONE編集部
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