アロンソ、バーレーンでルノーの2018年型マシンをテストへ。2021年のF1復帰に向けた準備が進む
フェルナンド・アロンソは2021年シーズンにルノーからF1に復帰するための準備を強化しており、11月4日(水)、5日(木)にバーレーンで2018年仕様のマシンを走行させる。
アロンソはルノーとの準備を開始し、かなりの時間をエンストンで過ごしている。エンジニアリング関係の打ち合わせに同席し、シミュレーターセッションも複数回行っている。
2度のF1王者であるアロンソは、10月にバルセロナでルノーの2020年型マシン『R.S.20』での走行機会も得た。フィルミングデーに100kmの走行テストを完了したのだ。
ルノーF1チームのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、FIAに対し、F1シーズン後にアブダビで行われる若手ドライバーテストにアロンソを参加させる特例許可を求めた。
しかしルノーの公式ツイッターの投稿によると、39歳のアロンソは来週に走行を行うようだ。
「フェルナンドのF1へ戻る旅の次のステップは、来週バーレーンで、R.S.18で行う2日間のテストだ! 11月4日から5日をお楽しみに」
バーレーンでのテストは、10月末からサクヒールで行われる4日間のテストに続くものだ。このテストではルノーのジュニアドライバーであるクリスチャン・ルンガー、オスカー・ピアストリ、周冠宇が2018年仕様のマシンで走行している。
アロンソは2度の世界タイトルを獲得したチームに戻ることになる。チームは徐々に、だが確実にパフォーマンスを向上させている。しかしルノーF1チームのディレクターを務める元F1チャンピオンのアラン・プロストは、来シーズンのチームとアロンソに対する期待については控え目な態度をとっている。
「彼は現実的だ」とプロストはスペインの日刊紙『AS』に語った。
「私もまた現実的であることを、あなた方は知っているだろう。私は、我々がいつフェルナンドと優勝を飾るかなどという愚かなことは決して言わない。なぜなら分からないからだ」
「我々はあるレベルにあり、次のレベルに到達したいと考えている。我々がそこにいつ達するのかは分からない。しかし最も重要なことは、そこに到達することだ」
「予算の上限は、我々よりも他のチームに影響を与えるだろうか? 我々は現在その上限以下で運営しており、過去にはザウバーやトロロッソ、マクラーレンよりも少ないリソースしかなかったのだ」
「我々には巨額の予算はないし、来年からも予算は同じレベルだ」
「フェルナンドに関して言えば、彼が2022年より前にマシンが改善されるのを目にすることができるのは良いことだ。彼は優れて能力のあるマシンで戦うことになるが、マシンは優勝できるものではない。将来については、これから分かるだろう」
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