大分退団エドゥアルド・ネット「日本は第2の故郷」Jリーグ勢へアピールも
明治安田生命J2リーグ・大分トリニータは11日、ブラジル人MFエドゥアルド・ネット(30)が契約満了により今季限りで退団すると公式発表している。そのエドゥアルド・ネットが将来について自身の考えを明かした。ブラジルメディア『Futebol Latino』が同選手の言葉を伝えている。
同選手はかつて川崎フロンターレや名古屋グランパスでプレー。今年1月に大分トリニータへ加入したが、今季はJ2リーグでわずか6試合の先発出場にとどまっていた。また先月30日開催のJ1参入プレーオフ1回戦・ロアッソ熊本戦でも途中出場。
本人はJ2リーグの全日程終了後、ブラジルメディア『VAVEL』の取材で「今季、自分のまわりで起こったこと全てに満足しているね。これからもこのクラブを助けるために、そして結果を残すために最大限の努力を続けるよ」と大分トリニータ残留への思いを告白。シーズン終盤からスーパーサブとしての役割を果たしたものの、わずか1年で大分トリニータを去ることになった。
そんなエドゥアルド・ネットは退団決定後、母国メディアのインタビューに対応。自身の去就について聞かれると「僕は長い間、日本でプレーしてきた。日本は第2の故郷なんだ。ここ数年、日本で経験したすべてのことに感謝しているし、これからもJリーグでプレーし続けたいと思っているよ」と語っている。
なお同選手はクラブ公式サイトを通じて「今年1年間日本のサッカー界に戻り、大分トリニータのユニフォームを着てプレーできた事に対して感謝の思いを伝えたいです。短い期間でしたがクラブとサポーターの皆さんと共に挑戦の道を辿れた事は、私の思い出として残っています。皆さんの事は、いつまでも忘れません」
「また大分トリニータでこの大切な瞬間を過ごす機会を下さったチーム関係者の方に感謝をしています。この御恩は忘れません。2023年に大分トリニータがJ1に復帰することを祈っております。これから僕もトリニータを応援します。そして、皆さんの成功を願っております」と、大分トリニータやサポーター、クラブ関係者に対して感謝のメッセージを伝えている。
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