【鹿島vs川崎Fプレビュー】ACL出場権を狙う鹿島と優勝近づく川崎Fが対峙…今季3度目の対決を制するのは!?
サッカーキング2020年11月14日(土)3時34分
[写真]=兼子愼一郎、金田慎平
■鹿島アントラーズ 目標達成へ、苦手意識を克服して5年ぶりの白星獲得を狙う
【プラス材料】
前節は横浜F・マリノスを相手に、0-2から3ゴールを奪っての逆転勝ち。混戦の2位争いに踏みとどまった。出場停止と負傷者があり、メンバーやポジションともに入れ替えがあった中でもぎ取った勝利は、チームに勢いをもたらす。
途中出場で決勝点を決めたMF遠藤康は、ここ最近出番のない中で価値ある仕事を果たした。サブ組が活躍するとチームの雰囲気が良くなるのは、団体競技の常。チームトップスコアラーのFWエヴェラウド、FW上田綺世とストライカーにもゴールが生まれていることもプラス要素に挙げられる。
来季のACL出場権を獲得するためにも、3位以内でのフィニッシュがひとつの目標。チーム一丸の空気をもって、終盤戦に入ることができている。
【マイナス材料】
横浜FM戦は完敗していてもおかしくなかった。試合の主導権を握られ、前半だけで2失点。メンバー交代などで後半に逆転したが、決して試合内容は満足できるものではなかった。遠藤も「勝ったからと言って、満足はできない」と試合後に話している。特に攻撃のリズムが悪く、相手の前でパスを回しているためにゴールへ迫ることができなかった。
シーズンも佳境に入り、1試合の結果が重くなってきた。完璧な試合は存在しないが、停滞する時間は少しでも減らしたいところだ。特に今節は首位の川崎フロンターレをホームで迎え撃つ。リーグ戦再開直後に行われたアウェイゲームに敗れ、リーグ戦は9試合連続未勝利(3分6敗)と苦手にしている相手。必勝を期す一戦であると同時に、鹿島アントラーズの真価が問われる一戦でもある。
文:totoONE編集部
■川崎フロンターレ 相性面で相手を大きくリード。シーズン3連勝を飾れるか
【プラス材料】
ミッドウィークの試合に2位・ガンバ大阪が勝利したため、今節での優勝決定はなくなった。ただ、史上最速優勝に向けたカウントダウンは継続中だ。
その中でも変わらないチームとしてのスタンスを、MF守田英正はこう口にする。「あまり優勝を意識しすぎない。終わってみて結果がついてくるもの。まずは一戦一戦だと思います」。目の前の相手である鹿島アントラーズ戦に集中するというわけだ。
タイトル争いでしのぎを削ってきた両チームだが、直接対決に限れば川崎フロンターレは相性が良い。特に鬼木達監督になってからはリーグ戦で負けなし。今季もJリーグYBCルヴァンカップを含めて2度対戦しているが、川崎Fが連勝中だ。今週のトレーニングでは、離脱していたMF大島僚太が全体練習に合流。優勝に向けた11月の連戦に向けて、頼もしい大黒柱が戻ってきたのも明るい材料だ。
【マイナス材料】
前節は北海道コンサドーレ札幌に0-2で敗戦。リーグ戦2敗目となる黒星を喫した。相手の徹底したマンツーマンディフェンスに苦戦し、局面での攻防で後手を踏んだのが敗因のひとつだが、チームとしてやるべきことを再確認できたとDF山根視来は話す。「最低限のことをやらなければ、自分たちのゲームにならないし、それが出てこないと勝てない。それが改めて分かった。こういう順位にいますが、今日は楽勝だったというゲームはなかったので」
前節の反省点を踏まえて、この鹿島戦でより問われるのは球際の攻防だ。そこは個人のバトルでもある。約10日間のインターバルがあったことでコンディションは問題ないはず。高いインテンシティが求められる試合で競り勝つことがカギになりそうだ。
文:いしかわごう
【プラス材料】
前節は横浜F・マリノスを相手に、0-2から3ゴールを奪っての逆転勝ち。混戦の2位争いに踏みとどまった。出場停止と負傷者があり、メンバーやポジションともに入れ替えがあった中でもぎ取った勝利は、チームに勢いをもたらす。
途中出場で決勝点を決めたMF遠藤康は、ここ最近出番のない中で価値ある仕事を果たした。サブ組が活躍するとチームの雰囲気が良くなるのは、団体競技の常。チームトップスコアラーのFWエヴェラウド、FW上田綺世とストライカーにもゴールが生まれていることもプラス要素に挙げられる。
来季のACL出場権を獲得するためにも、3位以内でのフィニッシュがひとつの目標。チーム一丸の空気をもって、終盤戦に入ることができている。
【マイナス材料】
横浜FM戦は完敗していてもおかしくなかった。試合の主導権を握られ、前半だけで2失点。メンバー交代などで後半に逆転したが、決して試合内容は満足できるものではなかった。遠藤も「勝ったからと言って、満足はできない」と試合後に話している。特に攻撃のリズムが悪く、相手の前でパスを回しているためにゴールへ迫ることができなかった。
シーズンも佳境に入り、1試合の結果が重くなってきた。完璧な試合は存在しないが、停滞する時間は少しでも減らしたいところだ。特に今節は首位の川崎フロンターレをホームで迎え撃つ。リーグ戦再開直後に行われたアウェイゲームに敗れ、リーグ戦は9試合連続未勝利(3分6敗)と苦手にしている相手。必勝を期す一戦であると同時に、鹿島アントラーズの真価が問われる一戦でもある。
文:totoONE編集部
■川崎フロンターレ 相性面で相手を大きくリード。シーズン3連勝を飾れるか
【プラス材料】
ミッドウィークの試合に2位・ガンバ大阪が勝利したため、今節での優勝決定はなくなった。ただ、史上最速優勝に向けたカウントダウンは継続中だ。
その中でも変わらないチームとしてのスタンスを、MF守田英正はこう口にする。「あまり優勝を意識しすぎない。終わってみて結果がついてくるもの。まずは一戦一戦だと思います」。目の前の相手である鹿島アントラーズ戦に集中するというわけだ。
タイトル争いでしのぎを削ってきた両チームだが、直接対決に限れば川崎フロンターレは相性が良い。特に鬼木達監督になってからはリーグ戦で負けなし。今季もJリーグYBCルヴァンカップを含めて2度対戦しているが、川崎Fが連勝中だ。今週のトレーニングでは、離脱していたMF大島僚太が全体練習に合流。優勝に向けた11月の連戦に向けて、頼もしい大黒柱が戻ってきたのも明るい材料だ。
【マイナス材料】
前節は北海道コンサドーレ札幌に0-2で敗戦。リーグ戦2敗目となる黒星を喫した。相手の徹底したマンツーマンディフェンスに苦戦し、局面での攻防で後手を踏んだのが敗因のひとつだが、チームとしてやるべきことを再確認できたとDF山根視来は話す。「最低限のことをやらなければ、自分たちのゲームにならないし、それが出てこないと勝てない。それが改めて分かった。こういう順位にいますが、今日は楽勝だったというゲームはなかったので」
前節の反省点を踏まえて、この鹿島戦でより問われるのは球際の攻防だ。そこは個人のバトルでもある。約10日間のインターバルがあったことでコンディションは問題ないはず。高いインテンシティが求められる試合で競り勝つことがカギになりそうだ。
文:いしかわごう
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