66回マカオGP:F3ワールドカップはビップスが予選レースのポール獲得。角田は20番手
第66回マカオグランプリのFIA F3ワールドカップは11月14日にフリープラクティス1と予選1回目が、11月15日にフリープラクティス2と予選2回目が行われ、ユーリ・ビップス(ハイテックGP)が2分04秒997というベストタイムで予選レースのポールポジションを獲得。ロバート・シュワルツマン(SJMプレマ・セオドール・レーシング)が2番手、カラム・アイロット(ザウバージュニアチーム・バイ・チャロウズ)が3番手につけた。
2019年から新たにFIA-F3用の車両が使われることになり、これまでとは異なるレギュレーションで迎えた伝統のマカオグランプリのFIA F3ワールドカップ。11月14日の現地時間10時05分にスタートしたフリープラクティスで、その火ぶたが切って落とされた。
1回目のフリープラクティスから、前年のFP1よりも4秒速いタイムが記録されるなど、規定変更を印象づけることになったが、FP1でトップを奪ったのはマーカス・アームストロング(SJMプレマ・セオドール・レーシング)。2番手にはジェイク・ヒューズ(HWAレースラボ)が続き、2017〜18年と連覇を飾っているダニエル・ティクトゥム(カーリン・バズ・レーシング)が3番手に続いた。
ただ、このセッションで早くもバリアにクラッシュしてしまったのが角田裕毅(ハイテックGP)。ホスピタル・ベンドでクラッシュしてしまい、午後の予選1回目ではさらにマタニティ・ベンドでクラッシュするなど、タイムを記録することができず苦しい初日となった。
現地時間14日14時30分からの予選1回目では、今季全日本F3選手権にも参戦したエナム・アーメド(カンポス・レーシング)がリスボア・ベンドでコースを外れ赤旗中断。さらに再開直後、マックス・フュートレル(ハイテックGP)がリスボアでクラッシュし、またも赤旗中断となる。
再開後、ビップスやヒューズがタイムを伸ばすなか、終盤オリー・キャルドウェル(トライデント・モータースポーツ)がフィッシャーマンズ・ベンドでストップ、さらに角田のストップによる赤旗が出た。
予選1回目でトップタイムをマークしたのはヒューズ。デイビッド・ベックマン(トライデント・モータースポーツ)が2番手につけ、ビップスは3番手に。アームストロング、ローガン・サージェアント(カーリン・バズ・レーシング)が続いた。
一夜明けた11月15日は、11時30分からフリープラクティス2が行われた。開始から10分ほどというところでは、前年のマカオで大きなクラッシュを喫したソフィア・フローシュ(HWAレースラボ)がメルコヘアピンでストップ。また、DTMに参戦しているフェルディナンド・ハプスブルク(ARTグランプリ)がストップし赤旗が出ている。
さらに、残り9分を切ったところで、ポリス・ベンドでベックマンがバリアにヒット。さらにそこへハーフスピン状態となったティクトゥムがクラッシュするアクシデントで赤旗中断。そのままセッションは再開されずに終わった。この中断直前に2分06秒569が最速で、アイロットが2番手、リカルド・フェルショール(MPモータースポーツ)が3番手となった。
15時10分からスタートした予選2回目では、レオナルド・プルチーニ(カンポス・レーシング)とエンツォ・フィッティパルディ(ザウバージュニアチーム・バイ・チャロウズ)がポリス・ベンドでクラッシュ。さらにその後、アームストロングも同じくポリス・ベンドでクラッシュし、赤旗中断となる。
通常予選2回目で大きくタイムが縮んでいくことになるが、終盤に向け2分04秒997までタイムを縮めたのはビップス。今季スーパーフォーミュラ最終戦鈴鹿にもスポット参戦したが、マカオGPの暫定ポールポジションを獲得することになった。2番手にはシュワルツマン、3番手にはアイロットがつけた。ティクトゥムは13番手で予選を終えることに。角田は2日目はクラッシュはなく、20番手から予選レースに挑むことになった。
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