WRC:ヒュンダイのミケルセンがSS走行中にトラクターとニアミス。衝突回避も「重要な1戦が台無しに」
WRC世界ラリー選手権にヒュンダイから参戦しているアンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC)は11月16日に行われた第13戦オーストラリアのSS3でトラクターとニアミスするハプニングがあったことに怒りを露わにした。
16日(金)に行われたSS3は全長26.68kmのステージ。ミケルセンは、このSS3の中間付近にあるわら山で作られた人工シケインを立ち上がったところで、コース上を走っている大型トラクターとニアミスした。
ラリーカーの接近に気づいたコースマーシャルやコドライバーのアンダース・イエーガーの指示により、ミケルセンはスピードを落としていたため、トラクターと衝突することはなかったが、これでペースを乱されて、その後にコースアウト。ラジエーターを破損したためデイリタイアを余儀なくされた。
ミケルセンは、チームが発表したリリースのなかで「今日起きたことは、僕たちの今シーズンを象徴するようなものだった」と述べている。
「(SS3にある)丘へアプローチしていたらマーシャルがスピードを落とすようにジェスチャーしていた。アンダース(イエーガー)も止まるように言ってきたからすぐに速度を落としたよ」
「そうしたら(丘を越えた)シケインの先をトラクターが走っているのが見えた。走行は続けたけど頭の中はトラクターのことでいっぱいになってしまい、ペースノートを聞き取る余裕がなくなった。だから、コースオフしてしまったんだ」
「がっかりしているし、怒りを覚えるね。僕にとってもチームにとっても重要な1戦が、トラクターのせいで台無しになったんだ。二度と同じことが起きないようにしてもらいたい」
「クラッシュするまでは感触も良かったから本当に悔しいよ。(競技2日目の)土曜日には出走するつもりだけど、(上位入賞に向けて)できることはほとんどないだろう」
チーム代表のミシェル・ナンダンも「アンドレアスに起きたことは滅多に起こりえない事態だった」とコメントした。
「SS走行中に起きてはならない事態だし、特にシリーズチャンピオンを争っている状況では一番目にしたくない事態だった」
トラクターとのニアミスについては、ヒュンダイが公式YouTubeチャンネルで公開したデイ1ハイライトでも確認できる。
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