スポーツランドSUGOがピットロード拡張・西ピット改修工事をスタート。3月末まで第一期工事
11月9日から、宮城県柴田郡村田町のスポーツランドSUGOで、ピットロード拡張と西ピットの改修などを行う改修工事がスタートした。今後はオフの期間を使用し、ピット周辺やパドックの改修工事が行われていく予定だ。
スポーツランドSUGOは、1975年に建設された東北随一の国際レーシングコース。当初は現在の第1コーナーからハイポイントが繋がる屈指のハイスピードコースだったが、1987年に改修されてからはテクニカルコースに変貌。最終コーナーからの10%勾配などアップダウンに富み、チャレンジングなレイアウトから外国人ドライバーをはじめ人気を博している。また、ドラマチックなレース展開が多いことでも有名だ。
そんなスポーツランドSUGOだが、2020年のオフからピット周辺の改修工事が行われることになった。この工事は8月に竣工式が行われ、パドック等少しずつ工事が行われてきたが、10月にピレリスーパー耐久シリーズと全日本スーパーフォーミュラ選手権を開催、11月9日から2021年3月末までの第1期工事が正式にスタートした。
今回の第1期工事では、これまで非常に狭かったピットロードを2メートル拡張する。ピットロードはメインストレート側にオフセットすることから、現在はコンクリートウォールも取り壊されている。
また、西ピット(最終コーナー寄り)の改修が行われるほか、これまで西ピット裏側のパドックにあったメディカルセンターをEパドック(第2コーナー裏側)に移動させ、現在パドック中央付近にあった車検場を、人工地盤を作りメディカルセンターがあった側に移動させる。
この第1期工事に続き、2021年11月〜2022年3月の予定で、今度は東ピット(第1コーナー寄り)を改修。またBパドック/Cパドック(現在西ピット、車検場がある付近)の整地も予定しているという。
スポーツランドSUGOによれば、今回の改修工事では安全対策の内容により、ピットロード拡張、パドック内の安全スペース確保の観点からの車検場とメディカルセンターの移動、さらにピットサイズ統一のための改修という内容で行われているという。また、現段階では直近の工事予定はないものの、将来的にはコントロールタワーの移設も視野に検討しているという。
生まれ変わったスポーツランドSUGOがどんな姿になるのか、非常に楽しみなところ。まずは第1期工事が無事に終わるのを待ちたい。
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