最後の1枠はクロアチア! 本大会へ進む20カ国&PO進出チームが出揃う/EURO2024予選
サッカーキング2023年11月22日(水)7時51分
EURO2024予選の最終節が各地で開催 [写真]=UEFA/Icon Sport via Getty Images、Getty Images
EURO2024予選・グループB、D、Iの第10節(最終節)が21日に各地で開催された。
グループBではここまで全勝のフランス代表がギリシャ代表との最終戦を2-2のドローで終えた。フランス代表と同様に既に突破を決めているオランダ代表は、ケルヴィン・ステングスのハットトリックもあり、ジブラルタル代表を6-0で粉砕している。
グループDでは既にトルコ代表が突破を決めており、残る1枠がクロアチア代表とウェールズ代表によって争われた。前者はホームでアルメリア代表と、後者は同じくホームでトルコ代表と対戦。同時キックオフとなった試合で、先にスコアを動かしたのはウェールズ代表。7分、左サイドからカットインしたネコ・ウィリアムズが右足でフィニッシュを沈めた。このままだと当該チーム間の成績で上回るウェールズ代表が突破となるが、クロアチア代表も前半の終盤に試合の均衡を破る。ボルナ・ソサが左からアーリークロスを送ると、ボックス中央のアンテ・ブディミルがヘディングシュートを沈めた。
後半に入ると、ウェールズ代表vsトルコ代表が再び動く。69分、ウェールズ代表は自陣ペナルティエリア内にロングボールを放り込まれ、ベン・デイヴィスがケナン・ユルディズを倒してしまう。トルコ代表がPKを獲得すると、ユスフ・ヤズジュが決め、試合は1-1となった。両会場ともにこれ以上ゴールネットが揺れることなくタイムアップ。この結果、クロアチア代表が最後の1枠を勝ち獲り、6大会連続7度目のEURO本大会出場を決めた。
これでEURO2024予選グループA〜Jまでの全日程が終了。各グループを2位以内で終え、本大会にストレートインする20チームが決定した。前回大会王者のイタリア代表は苦しみながらも最終節で突破を決めており、その他の強豪国も順当に予選を勝ち抜いている。
また、3位以下で終了したチームのうち、12チームはプレーオフ経由での本大会行きを目指すこととなる。プレーオフに出場する12チームはUEFAネーションズリーグ(UNL)2022-23の成績に基づいて決定。UNLのリーグA〜Cに4つずつの出場枠が割り当てられており、各リーグを1〜4位で終えたチームがプレーオフ出場権を獲得する。当該チームが既にEURO2024予選の結果で出場権を獲得していた場合、各リーグの中でEURO2024本大会出場が決まっていない上位4チームがプレーオフへ進出。リーグ内でプレーオフに出場するチームが4つに満たない場合は、リーグDの中でEURO2024本大会権を得ていない最上位のチームがプレーオフ出場権を獲得し、その後総合ランキング順で出場枠が振り分けられる。このフォーマットにより、ウェールズ代表、ポーランド代表、ウクライナ代表といったチームがプレーオフに進むことが決まった。
EURO2024予選グループB、D、Iの最終節結果、全グループの最終的な順位表、本大会出場を決めたチーム一覧とプレーオフに進む12チームは下記の通り。
■試合結果
▼グループB
ギリシャ代表 2-2 フランス代表
ジブラルタル代表 0-6 オランダ代表
▼グループD
クロアチア代表 1-0 アルメニア代表
ウェールズ代表 1-1 トルコ代表
▼グループI
ルーマニア代表 1-0 スイス代表
アンドラ代表 0-2 イスラエル代表
コソボ代表 0-1 ベラルーシ代表
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
▼グループA
1位 スペイン(21/+20)
2位 スコットランド(17/+9)
3位 ノルウェー(11/+2)
4位 ジョージア(8/-6)
5位 キプロス(0/-25)
▼グループB
1位 フランス(勝ち点22/+26)
2位 オランダ(勝ち点18/+10)
3位 ギリシャ(勝ち点13/+6)
4位 アイルランド(勝ち点6/-1)
5位 ジブラルタル(勝ち点0/-41)
▼グループC
1位 イングランド(勝ち点20/+18)
2位 イタリア(勝ち点14/+7)
3位 ウクライナ(勝ち点14/+3)
4位 北マケドニア(勝ち点8/-10)
5位 マルタ(勝ち点0/-18)
▼グループD
1位 トルコ(勝ち点17/+7)
2位 クロアチア(勝ち点16/+9)
3位 ウェールズ(勝ち点12/0)
4位 アルメニア(勝ち点8/-2)
5位 ラトビア(勝ち点3/-14)
▼グループE
1位 アルバニア(勝ち点15/+8)
2位 チェコ(勝ち点15/+6)
3位 ポーランド(勝ち点11/0)
4位 モルドバ(勝ち点10/-3)
5位 フェロー諸島(勝ち点2/-11)
▼グループF
1位 ベルギー(20/+18)
2位 オーストリア(19/+10)
3位 スウェーデン(10/+2)
4位 アゼルバイジャン(7/-10)
5位 エストニア(1/-20)
▼グループG
1位 ハンガリー(18/+9)
2位 セルビア(14/+6)
3位 モンテネグロ(11/-2)
4位 リトアニア(6/-6)
5位 ブルガリア(4/-7)
▼グループH
1位 デンマーク(勝ち点22/+9)
2位 スロベニア(勝ち点22/+11)
3位 フィンランド(勝ち点18/+8)
4位 カザフスタン(勝ち点18/+4)
5位 北アイルランド(勝ち点9/-4)
6位 サンマリノ(勝ち点0/-28)
▼グループI
1位 ルーマニア(勝ち点22/+11)
2位 スイス(勝ち点17/+11)
3位 イスラエル(勝ち点15/0)
4位 ベラルーシ(勝ち点12/-5)
5位 コソボ(勝ち点11/0)
6位 アンドラ(勝ち点2/-17)
▼グループJ
1位 ポルトガル(30/+34)
2位 スロバキア(22/+9)
3位 ルクセンブルク(17/-6)
4位 アイスランド(10/+1)
5位 ボスニア・ヘルツェゴビナ(9/-11)
6位 リヒテンシュタイン(0/-27)
■本大会出場チーム一覧
ドイツ代表(開催国)※14大会連続14回目
スペイン代表※8大会連続12回目
スコットランド代表※2大会連続4回目
フランス代表※9大会連続11回目
オランダ代表※2大会連続11回目
イングランド代表※4大会連続11回目
イタリア代表※8大会連続11回目
トルコ代表※3大会連続6回目
クロアチア代表※6大会連続7回目
アルバニア代表※2大会ぶり2回目
チェコ代表※8大会連続8回目
ベルギー代表※3大会連続7回目
オーストリア代表※3大会連続4回目
ハンガリー代表※3大会連続5回目
セルビア代表※初出場
デンマーク代表※2大会連続10回目
スロベニア代表※6大会ぶり2回目
ルーマニア代表※2大会ぶり6回目
スイス代表※3大会連続6回目
ポルトガル代表※8大会連続9回目
スロバキア代表※3大会連続3回目
■プレーオフ出場チーム一覧
ポーランド代表
ウェールズ代表
イスラエル代表
ボスニア・ヘルツェゴビナ代表
フィンランド代表
ウクライナ代表
アイスランド代表
ジョージア代表
ギリシャ代表
カザフスタン代表
ルクセンブルク代表
エストニア代表
グループBではここまで全勝のフランス代表がギリシャ代表との最終戦を2-2のドローで終えた。フランス代表と同様に既に突破を決めているオランダ代表は、ケルヴィン・ステングスのハットトリックもあり、ジブラルタル代表を6-0で粉砕している。
グループDでは既にトルコ代表が突破を決めており、残る1枠がクロアチア代表とウェールズ代表によって争われた。前者はホームでアルメリア代表と、後者は同じくホームでトルコ代表と対戦。同時キックオフとなった試合で、先にスコアを動かしたのはウェールズ代表。7分、左サイドからカットインしたネコ・ウィリアムズが右足でフィニッシュを沈めた。このままだと当該チーム間の成績で上回るウェールズ代表が突破となるが、クロアチア代表も前半の終盤に試合の均衡を破る。ボルナ・ソサが左からアーリークロスを送ると、ボックス中央のアンテ・ブディミルがヘディングシュートを沈めた。
後半に入ると、ウェールズ代表vsトルコ代表が再び動く。69分、ウェールズ代表は自陣ペナルティエリア内にロングボールを放り込まれ、ベン・デイヴィスがケナン・ユルディズを倒してしまう。トルコ代表がPKを獲得すると、ユスフ・ヤズジュが決め、試合は1-1となった。両会場ともにこれ以上ゴールネットが揺れることなくタイムアップ。この結果、クロアチア代表が最後の1枠を勝ち獲り、6大会連続7度目のEURO本大会出場を決めた。
これでEURO2024予選グループA〜Jまでの全日程が終了。各グループを2位以内で終え、本大会にストレートインする20チームが決定した。前回大会王者のイタリア代表は苦しみながらも最終節で突破を決めており、その他の強豪国も順当に予選を勝ち抜いている。
また、3位以下で終了したチームのうち、12チームはプレーオフ経由での本大会行きを目指すこととなる。プレーオフに出場する12チームはUEFAネーションズリーグ(UNL)2022-23の成績に基づいて決定。UNLのリーグA〜Cに4つずつの出場枠が割り当てられており、各リーグを1〜4位で終えたチームがプレーオフ出場権を獲得する。当該チームが既にEURO2024予選の結果で出場権を獲得していた場合、各リーグの中でEURO2024本大会出場が決まっていない上位4チームがプレーオフへ進出。リーグ内でプレーオフに出場するチームが4つに満たない場合は、リーグDの中でEURO2024本大会権を得ていない最上位のチームがプレーオフ出場権を獲得し、その後総合ランキング順で出場枠が振り分けられる。このフォーマットにより、ウェールズ代表、ポーランド代表、ウクライナ代表といったチームがプレーオフに進むことが決まった。
EURO2024予選グループB、D、Iの最終節結果、全グループの最終的な順位表、本大会出場を決めたチーム一覧とプレーオフに進む12チームは下記の通り。
■試合結果
▼グループB
ギリシャ代表 2-2 フランス代表
ジブラルタル代表 0-6 オランダ代表
▼グループD
クロアチア代表 1-0 アルメニア代表
ウェールズ代表 1-1 トルコ代表
▼グループI
ルーマニア代表 1-0 スイス代表
アンドラ代表 0-2 イスラエル代表
コソボ代表 0-1 ベラルーシ代表
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
▼グループA
1位 スペイン(21/+20)
2位 スコットランド(17/+9)
3位 ノルウェー(11/+2)
4位 ジョージア(8/-6)
5位 キプロス(0/-25)
▼グループB
1位 フランス(勝ち点22/+26)
2位 オランダ(勝ち点18/+10)
3位 ギリシャ(勝ち点13/+6)
4位 アイルランド(勝ち点6/-1)
5位 ジブラルタル(勝ち点0/-41)
▼グループC
1位 イングランド(勝ち点20/+18)
2位 イタリア(勝ち点14/+7)
3位 ウクライナ(勝ち点14/+3)
4位 北マケドニア(勝ち点8/-10)
5位 マルタ(勝ち点0/-18)
▼グループD
1位 トルコ(勝ち点17/+7)
2位 クロアチア(勝ち点16/+9)
3位 ウェールズ(勝ち点12/0)
4位 アルメニア(勝ち点8/-2)
5位 ラトビア(勝ち点3/-14)
▼グループE
1位 アルバニア(勝ち点15/+8)
2位 チェコ(勝ち点15/+6)
3位 ポーランド(勝ち点11/0)
4位 モルドバ(勝ち点10/-3)
5位 フェロー諸島(勝ち点2/-11)
▼グループF
1位 ベルギー(20/+18)
2位 オーストリア(19/+10)
3位 スウェーデン(10/+2)
4位 アゼルバイジャン(7/-10)
5位 エストニア(1/-20)
▼グループG
1位 ハンガリー(18/+9)
2位 セルビア(14/+6)
3位 モンテネグロ(11/-2)
4位 リトアニア(6/-6)
5位 ブルガリア(4/-7)
▼グループH
1位 デンマーク(勝ち点22/+9)
2位 スロベニア(勝ち点22/+11)
3位 フィンランド(勝ち点18/+8)
4位 カザフスタン(勝ち点18/+4)
5位 北アイルランド(勝ち点9/-4)
6位 サンマリノ(勝ち点0/-28)
▼グループI
1位 ルーマニア(勝ち点22/+11)
2位 スイス(勝ち点17/+11)
3位 イスラエル(勝ち点15/0)
4位 ベラルーシ(勝ち点12/-5)
5位 コソボ(勝ち点11/0)
6位 アンドラ(勝ち点2/-17)
▼グループJ
1位 ポルトガル(30/+34)
2位 スロバキア(22/+9)
3位 ルクセンブルク(17/-6)
4位 アイスランド(10/+1)
5位 ボスニア・ヘルツェゴビナ(9/-11)
6位 リヒテンシュタイン(0/-27)
■本大会出場チーム一覧
ドイツ代表(開催国)※14大会連続14回目
スペイン代表※8大会連続12回目
スコットランド代表※2大会連続4回目
フランス代表※9大会連続11回目
オランダ代表※2大会連続11回目
イングランド代表※4大会連続11回目
イタリア代表※8大会連続11回目
トルコ代表※3大会連続6回目
クロアチア代表※6大会連続7回目
アルバニア代表※2大会ぶり2回目
チェコ代表※8大会連続8回目
ベルギー代表※3大会連続7回目
オーストリア代表※3大会連続4回目
ハンガリー代表※3大会連続5回目
セルビア代表※初出場
デンマーク代表※2大会連続10回目
スロベニア代表※6大会ぶり2回目
ルーマニア代表※2大会ぶり6回目
スイス代表※3大会連続6回目
ポルトガル代表※8大会連続9回目
スロバキア代表※3大会連続3回目
■プレーオフ出場チーム一覧
ポーランド代表
ウェールズ代表
イスラエル代表
ボスニア・ヘルツェゴビナ代表
フィンランド代表
ウクライナ代表
アイスランド代表
ジョージア代表
ギリシャ代表
カザフスタン代表
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