【W杯】欧州名将も日本代表のドイツ戦勝利に賛辞!「クレイジーな驚きではない」意外な言葉のその理由!?
(C)Getty Images
強豪撃破の快挙には、欧州の名将からもメッセージが送られている。
カタールワールドカップのグループステージ初戦で、日本代表はドイツ代表に2−1の逆転勝利を収めた。戦前には圧倒的不利が予想されていた中、W杯優勝4度のドイツを相手に見事なジャイアントキリングを成し遂げている。
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この勝利には、スペインやイタリア、イングランドなどのビッグクラブの監督を歴任し、現在はセリエAのローマを率いるジョゼ・モウリーニョ氏による、日本代表を称えるコメントが伝えられている。だが、その内容は、試合展開や日本代表へ評価など、意外ともとれる言葉が並んだ。
英メディア『Daily Mail』によると、モウリーニョ氏が日本の勝利について「クレイジーな驚きではない」と語ったと報じており、さらに「チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、スパーズの元指揮官は、アジアの国々にとって『素晴らしい成果』であることを認めながらも、日本は過小評価されるべきではないと主張した」と綴っている。
その理由としてモウリーニョ氏が「なぜなら彼らは、チームとして最高のプレーをする方法を知っているからだ」という。さらには「日本はいいチームであり、いい選手もいる。こういう大会でいい経験を積んでいて、選手の多くはヨーロッパでプレーしている。そこではより早く成長し、高いレベルをよりよく理解している」と日本人プレーヤーのスキルを称賛した。
加えて「そして、選手やチームのメンタリティーも違いを生むと思う。今のヨーロッパのサッカー界は、個人へのフォーカスが強いように感じる」として、欧州選手の姿勢にも言及している。
また、記事の中では他にもモウリーニョ氏が、韓国代表でもあるソン・フンミンを指導していた当時のエピソードを伝えており「私は日本人選手を指導したことはないが、アジア人選手を指導したことはある。チームが最も重要であり、彼らはチームのためにプレーする。自分のためにプレーするのではない」として、アジア人プレーヤーへの見解も述べている。
今もその余韻が続く日本代表のビッグサプライズだが、数々のタイトルを獲得しサッカー界にその名を轟かせる指揮官にとって予想外の出来事ではなかったようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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