ドイツ戦は劇的勝利も…田中碧に芽生えた“特別な感情”「シンプルにもっと上手くなりたい」
サッカーキング2022年11月26日(土)0時0分
ドイツ戦ではスタメンでプレーした田中碧 [写真]=Getty Images
日本代表MF田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)が25日、メディア対応を行った。
23日に行われたFIFAワールドカップカタール2022・グループE第1節のドイツ代表戦にスタメン出場した田中は、中盤の一角として71分までプレー。チームは2-1で劇的逆転勝利を飾った。現在チームは27日に控えた第2節コスタリカ代表戦に向けて準備を進めているが、田中は「勝ったということがチームの雰囲気を良くさせていると思います」と自信を持って話した。
今大会が初めてのワールドカップ出場となっている田中にとって、ドイツ戦は記念すべき大舞台でのデビュー戦でもあった。「目で見ているよりも実際にピッチ入ったときに感じるものはあったので、それはやっぱり違うなと思っています」と大会の緊張感を表現した田中は、ドイツ代表と対峙する中で感じた自身の心境を明かしている。
「シンプルにもっと上手くなりたいなというのを感じさせられました。勝ったから良かったですけど。ただ、サッカーをしていて『もっと上手くなりたいな』っていうのを、久々に、そして純粋に感じた部分もあって。それは何かすごく新鮮でした。心地良いとか、少年に戻ったような感覚じゃないですけど、嬉しかったなと思っています」
田中は「もっと上手くなりたい」という気持ちについて、「別に何かっていうよりは、ああいう舞台でもっと何かやりたいなっていう」と説明した。「前半は圧倒的にボール握られたりもしましたけど、それこそドイツ相手でも圧倒的にボールを握れるチームにしたいと思うし、個人としてもとんでもない選手になりたいなっていうのを感じたんで。もちろん上を目指してはいますが、そういうものを感じることってなかったので。久々にそういう気持ちにさせられたので、それは自分としてもそういう感情になるんだっていう驚きもあったんで」と続けると、「今はワクワクしています」とポジティブな感情であることを補足。「上手くなりたいとは毎回感じていますけど、ワールドカップという大舞台でドイツが相手だったので。その中でどれだけできるかっていう部分は、普段とはまた違うものもあるだろうし。でも、今までにはない感情ではあったのかなと思います」と熱弁した。
大舞台でドイツ代表と対峙し、田中なりに感じた“差”もあった。「上手いし、強いなっていうのはあります。対等に戦えたかっていうと、別にそうではない」と試合を振り返ると、劇的逆転勝利を飾った喜びだけでなく、改善点も口にしている。
「結果はもちろん良かったですが、もっと対等にやり合えるようにならなければいけないなと。それは勝つ負けるではなく、内容のところで。自分がしたいことを思い切りぶつけて、それでどう返ってくるかっていうところまで持っていかなきゃいけない。それは現時点で今すぐに行けるわけではない。1年後に辿り着けるのかはわからないですけど、それをずっと目指し続けなきゃと感じています」
これから必要なこととして、田中は「全部じゃないですか」と話す。「フィジカルも技術もそうですし、頭の中もそうですけど、全部必要だと思うので」と続けると、「結局サッカーはフィジカルが5、6割を占めると思うんで、そこの底上げは間違いなく必要だと思います。技術や頭の部分も、より高いものが求められると思います」と分析した。
ドイツ代表との激闘を制した日本代表は27日、コスタリカ代表との2戦目に臨む。決勝トーナメント進出を手繰り寄せるため、勝ち点「3」が求められる一戦だ。田中はコスタリカ代表との一戦に向けて、「また違う戦いにもなると思います」と断言。「個人としては1試合目ではなくなる以上、ある程度緊張感とかもわかる。少し力を抜いてプレーできる部分もあると思います。とはいえ、ここで勝つことが1番重要なことなので。勝てるようにやれればいいかなと思います」と意気込んでいる。
ドイツ代表戦から中3日で迎えるコスタリカ代表との一戦に向けて、ここから準備できる時間には限りがある。それでも、田中は「結局サッカーをやるのは自分たち。自分たちが“やることをやる”というのが1番大事だと思います」とコメント。「相手の特徴はある程度頭に入れつつ、自分たちの噛み合わせも調整していかなければならない。けど、結局はピッチ内で自分たちがやりたいことをできるかどうかなので。そんなに相手のことを考えすぎても良くない」と話すと、「あとは自信を持ってやるだけなのかなと思います」と力強く語った。
23日に行われたFIFAワールドカップカタール2022・グループE第1節のドイツ代表戦にスタメン出場した田中は、中盤の一角として71分までプレー。チームは2-1で劇的逆転勝利を飾った。現在チームは27日に控えた第2節コスタリカ代表戦に向けて準備を進めているが、田中は「勝ったということがチームの雰囲気を良くさせていると思います」と自信を持って話した。
今大会が初めてのワールドカップ出場となっている田中にとって、ドイツ戦は記念すべき大舞台でのデビュー戦でもあった。「目で見ているよりも実際にピッチ入ったときに感じるものはあったので、それはやっぱり違うなと思っています」と大会の緊張感を表現した田中は、ドイツ代表と対峙する中で感じた自身の心境を明かしている。
「シンプルにもっと上手くなりたいなというのを感じさせられました。勝ったから良かったですけど。ただ、サッカーをしていて『もっと上手くなりたいな』っていうのを、久々に、そして純粋に感じた部分もあって。それは何かすごく新鮮でした。心地良いとか、少年に戻ったような感覚じゃないですけど、嬉しかったなと思っています」
田中は「もっと上手くなりたい」という気持ちについて、「別に何かっていうよりは、ああいう舞台でもっと何かやりたいなっていう」と説明した。「前半は圧倒的にボール握られたりもしましたけど、それこそドイツ相手でも圧倒的にボールを握れるチームにしたいと思うし、個人としてもとんでもない選手になりたいなっていうのを感じたんで。もちろん上を目指してはいますが、そういうものを感じることってなかったので。久々にそういう気持ちにさせられたので、それは自分としてもそういう感情になるんだっていう驚きもあったんで」と続けると、「今はワクワクしています」とポジティブな感情であることを補足。「上手くなりたいとは毎回感じていますけど、ワールドカップという大舞台でドイツが相手だったので。その中でどれだけできるかっていう部分は、普段とはまた違うものもあるだろうし。でも、今までにはない感情ではあったのかなと思います」と熱弁した。
大舞台でドイツ代表と対峙し、田中なりに感じた“差”もあった。「上手いし、強いなっていうのはあります。対等に戦えたかっていうと、別にそうではない」と試合を振り返ると、劇的逆転勝利を飾った喜びだけでなく、改善点も口にしている。
「結果はもちろん良かったですが、もっと対等にやり合えるようにならなければいけないなと。それは勝つ負けるではなく、内容のところで。自分がしたいことを思い切りぶつけて、それでどう返ってくるかっていうところまで持っていかなきゃいけない。それは現時点で今すぐに行けるわけではない。1年後に辿り着けるのかはわからないですけど、それをずっと目指し続けなきゃと感じています」
これから必要なこととして、田中は「全部じゃないですか」と話す。「フィジカルも技術もそうですし、頭の中もそうですけど、全部必要だと思うので」と続けると、「結局サッカーはフィジカルが5、6割を占めると思うんで、そこの底上げは間違いなく必要だと思います。技術や頭の部分も、より高いものが求められると思います」と分析した。
ドイツ代表との激闘を制した日本代表は27日、コスタリカ代表との2戦目に臨む。決勝トーナメント進出を手繰り寄せるため、勝ち点「3」が求められる一戦だ。田中はコスタリカ代表との一戦に向けて、「また違う戦いにもなると思います」と断言。「個人としては1試合目ではなくなる以上、ある程度緊張感とかもわかる。少し力を抜いてプレーできる部分もあると思います。とはいえ、ここで勝つことが1番重要なことなので。勝てるようにやれればいいかなと思います」と意気込んでいる。
ドイツ代表戦から中3日で迎えるコスタリカ代表との一戦に向けて、ここから準備できる時間には限りがある。それでも、田中は「結局サッカーをやるのは自分たち。自分たちが“やることをやる”というのが1番大事だと思います」とコメント。「相手の特徴はある程度頭に入れつつ、自分たちの噛み合わせも調整していかなければならない。けど、結局はピッチ内で自分たちがやりたいことをできるかどうかなので。そんなに相手のことを考えすぎても良くない」と話すと、「あとは自信を持ってやるだけなのかなと思います」と力強く語った。
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