日本代表が再び大金星! スペインにも逆転勝利、“死の組”首位通過でクロアチアと対戦へ!
サッカーキング2022年12月2日(金)5時53分
逆転ゴールを挙げた田中碧 [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップカタール2022・グループE第3節が1日に行われ、日本代表とスペイン代表が対戦した。
日本代表は勝てば文句なしでグループステージ突破が決まり、負ければ無条件で敗退、引き分けなら裏のコスタリカ代表vsドイツ代表次第という条件で試合を迎えた。森保一監督は0-1で敗れた前節コスタリカ代表戦から先発を5人変更し、谷口彰悟を先発に抜てき。3-4-2-1の布陣で試合に臨んだ。一方、引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まるスペイン代表のルイス・エンリケ監督も、前節からスタメンを5人変更。ベンチスタートが噂されていたセルヒオ・ブスケツ、ガビ、ロドリは軒並み先発出場した。
スペイン代表がボールを握るなか、8分に日本代表がビッグチャンスを迎える。敵陣深い位置でブスケツのボールコントロールが乱れ、前田大然がボール奪取。ボックス内でパスを繋ぎ、最後はペナルティエリア右の伊東純也が右足を振り抜いたが、シュートは右のサイドネットを揺らした。
しかし、日本代表は12分にスペイン代表の先制を許してしまう。左サイド深い位置でクリアを回収されて2次攻撃を受けると、ペナルティエリア手前でパスを受けたセサル・アスピリクエタにフリーでピンポイントクロスを上げられてしまう。ゴール前のアルバロ・モラタに頭でゴールネットを揺らされた。
日本代表はその後もスペイン代表のボール回しを追いかける苦しい展開に。追加点こそ奪われなかったものの、前半のうちに3バック全員がイエローカードを受け取ってしまう。また、時折相手のパスのズレを奪って速攻に転じようとする場面も訪れるが、フィニッシュへと持ち込む前に対応されてしまう。
1点ビハインドで折り返した日本代表は、ハーフタイムで2枚替えを敢行。久保建英に代えて堂安律、長友佑都に代えて三笘薫を投入する。すると後半開始早々、日本代表が試合を振り出しに戻す。スペイン代表は後方でのパス回しで日本代表を釣り出そうとするが、GKウナイ・シモンのパスを受けたアレハンドロ・バルデから伊東純也がボールを奪取。こぼれ球を拾った堂安が左足を振り抜くと、強烈な一撃は相手GKの手を弾き飛ばしてゴールに吸い込まれた。
さらに3分後、日本代表が逆転に成功する。ペナルティエリア右から堂安がグラウンダークロスを送ると、三笘がペナルティエリア左の深い位置から折り返し、田中碧が合わせて押し込んだ。最初は三笘が触った時点でゴールラインを割ったかのように見えたが、VARによるレビューの結果、得点が認められた。
その後は再びスペイン代表がボールを握る展開となるが、日本代表も集中した守りで耐え凌ぐ。89分にはマルコ・アセンシオにミドルシュートを打たれるが、GK権田修一がセーブ。さらにその数十秒後には細かいパス回しで崩されたものの、ダニ・オルモのシュートは権田がしっかりとキャッチする。
試合はこのまま終了し、日本代表が2-1でスペイン代表を撃破。これまでグループステージ敗退と突破を交互に繰り返してきたが、ジンクスを打ち破って初の2大会連続となる決勝トーナメント進出を決めた。また、コスタリカ代表vsドイツ代表の結果を受け、敗れたスペイン代表も2位でグループステージを突破した。
決勝トーナメント・ベスト16は12月5日に行われ、グループ首位の日本代表はグループF2位のクロアチア代表と、グループ2位のスペイン代表はグループF首位のモロッコ代表と対戦する。
【スコア】
日本代表 2-1 スペイン代表
【得点者】
0-1 12分 アルバロ・モラタ(スペイン代表)
1-1 48分 堂安律(日本代表)
2-1 51分 田中碧(日本代表)
【スターティングメンバー】
日本代表(3-4-2-1)
権田修一;板倉滉、吉田麻也、谷口彰悟;伊東純也、田中碧(87分 遠藤航)、守田英正、長友佑都(HT 三笘薫);久保建英(HT 堂安律)、鎌田大地(69分 冨安健洋);前田大然(62分 浅野拓磨)
スペイン代表(4-3-3)
ウナイ・シモン;アスピリクエタ(HT カルバハル)、ロドリ、パウ・トーレス、バルデ(68分 アルバ);ブスケツ、ガビ(68分 ファティ)、ペドリ;ニコ・ウィリアムズ(57分 アセンシオ)、モラタ(57分 フェラン・トーレス・トーレス)、オルモ
日本代表は勝てば文句なしでグループステージ突破が決まり、負ければ無条件で敗退、引き分けなら裏のコスタリカ代表vsドイツ代表次第という条件で試合を迎えた。森保一監督は0-1で敗れた前節コスタリカ代表戦から先発を5人変更し、谷口彰悟を先発に抜てき。3-4-2-1の布陣で試合に臨んだ。一方、引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まるスペイン代表のルイス・エンリケ監督も、前節からスタメンを5人変更。ベンチスタートが噂されていたセルヒオ・ブスケツ、ガビ、ロドリは軒並み先発出場した。
スペイン代表がボールを握るなか、8分に日本代表がビッグチャンスを迎える。敵陣深い位置でブスケツのボールコントロールが乱れ、前田大然がボール奪取。ボックス内でパスを繋ぎ、最後はペナルティエリア右の伊東純也が右足を振り抜いたが、シュートは右のサイドネットを揺らした。
しかし、日本代表は12分にスペイン代表の先制を許してしまう。左サイド深い位置でクリアを回収されて2次攻撃を受けると、ペナルティエリア手前でパスを受けたセサル・アスピリクエタにフリーでピンポイントクロスを上げられてしまう。ゴール前のアルバロ・モラタに頭でゴールネットを揺らされた。
日本代表はその後もスペイン代表のボール回しを追いかける苦しい展開に。追加点こそ奪われなかったものの、前半のうちに3バック全員がイエローカードを受け取ってしまう。また、時折相手のパスのズレを奪って速攻に転じようとする場面も訪れるが、フィニッシュへと持ち込む前に対応されてしまう。
1点ビハインドで折り返した日本代表は、ハーフタイムで2枚替えを敢行。久保建英に代えて堂安律、長友佑都に代えて三笘薫を投入する。すると後半開始早々、日本代表が試合を振り出しに戻す。スペイン代表は後方でのパス回しで日本代表を釣り出そうとするが、GKウナイ・シモンのパスを受けたアレハンドロ・バルデから伊東純也がボールを奪取。こぼれ球を拾った堂安が左足を振り抜くと、強烈な一撃は相手GKの手を弾き飛ばしてゴールに吸い込まれた。
さらに3分後、日本代表が逆転に成功する。ペナルティエリア右から堂安がグラウンダークロスを送ると、三笘がペナルティエリア左の深い位置から折り返し、田中碧が合わせて押し込んだ。最初は三笘が触った時点でゴールラインを割ったかのように見えたが、VARによるレビューの結果、得点が認められた。
その後は再びスペイン代表がボールを握る展開となるが、日本代表も集中した守りで耐え凌ぐ。89分にはマルコ・アセンシオにミドルシュートを打たれるが、GK権田修一がセーブ。さらにその数十秒後には細かいパス回しで崩されたものの、ダニ・オルモのシュートは権田がしっかりとキャッチする。
試合はこのまま終了し、日本代表が2-1でスペイン代表を撃破。これまでグループステージ敗退と突破を交互に繰り返してきたが、ジンクスを打ち破って初の2大会連続となる決勝トーナメント進出を決めた。また、コスタリカ代表vsドイツ代表の結果を受け、敗れたスペイン代表も2位でグループステージを突破した。
決勝トーナメント・ベスト16は12月5日に行われ、グループ首位の日本代表はグループF2位のクロアチア代表と、グループ2位のスペイン代表はグループF首位のモロッコ代表と対戦する。
【スコア】
日本代表 2-1 スペイン代表
【得点者】
0-1 12分 アルバロ・モラタ(スペイン代表)
1-1 48分 堂安律(日本代表)
2-1 51分 田中碧(日本代表)
【スターティングメンバー】
日本代表(3-4-2-1)
権田修一;板倉滉、吉田麻也、谷口彰悟;伊東純也、田中碧(87分 遠藤航)、守田英正、長友佑都(HT 三笘薫);久保建英(HT 堂安律)、鎌田大地(69分 冨安健洋);前田大然(62分 浅野拓磨)
スペイン代表(4-3-3)
ウナイ・シモン;アスピリクエタ(HT カルバハル)、ロドリ、パウ・トーレス、バルデ(68分 アルバ);ブスケツ、ガビ(68分 ファティ)、ペドリ;ニコ・ウィリアムズ(57分 アセンシオ)、モラタ(57分 フェラン・トーレス・トーレス)、オルモ
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