サージェントのウイリアムズF1残留、アメリカの新スポンサー契約が後押しか
ウイリアムズF1チームは、ローガン・サージェントが2024年に残留すると12月1日に発表したが、最終戦アブダビGPの時点でそれが決定事項であることは明らかだった。
まず、決勝後の無線で、サージェントに対してレースエンジニアのガエタン・ジェゴは、良いレースをしたことを褒めた後、「来年が楽しみだな、相棒」と言った。さらにウイリアムズがアブダビGP後のタイヤテストにサージェントを起用していたことも、契約延長が確定していることの証だった。
ウイリアムズのある関係者によると、チームにとって2024年セカンドシートの最有力候補は常にサージェントだったという。その理由は、チームが彼のポテンシャルを信じていること、これまで彼の成長のためにかなりの投資を行ってきたことだという。1年でサージェントを切り捨てて別のルーキーを選んだ場合、育成のために結局は次の1シーズンを費やすことになる。それは無駄だとウイリアムズは考えたわけだ。
サージェントがアメリカ人であることも、彼の残留を助ける要因となった。ウイリアムズの唯一の株主ドリルトン・キャピタルはアメリカ市場にかなりの投資を行っている。さらに、F1のCEOステファノ・ドメニカリは、F1ドライバーラインアップにアメリカ人と中国人を常に含めて、両国でのF1人気を促進することを望んでいる。
さらに、2024年にアメリカに本拠を置く銀行がウイリアムズの主要スポンサーになるといううわさがある。そうであれば、ウイリアムズにとって、アメリカ人ドライバーを走らせる必要性が高まる。
こういった要因により、ウイリアムズはサージェントを残留させることを決め、ルーキーがF1デビューを果たすチャンスが消滅した。
FIA F2で活躍したドライバーたちがF1昇格のチャンスを得られずにいることが、F2の価値に疑問を投げかけている。2022年チャンピオンのフェリペ・ドルゴヴィッチ、2023年チャンピオンのテオ・プルシェールをはじめ、フレデリック・ベスティ、ジャック・ドゥーハンなどがF1シートをつかめずにいる。
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