「新しい歴史の1ページを…」吉田麻也、個人としての目標も明かす「あの2人を超えたい」
サッカーキング2022年12月5日(月)7時4分
キャプテンとして全3試合に出場している吉田麻也 [写真]=Icon Sport via Getty Images
日本代表のキャプテンを務めるDF吉田麻也(シャルケ/ドイツ)が、4日のトレーニングを終えてメディア対応に応じた。
FIFAワールドカップカタール2022・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)のクロアチア代表戦を翌日に控え、吉田は入念なケアをしてからメディアの前に姿を見せた。対戦相手のクロアチア代表については「強い相手だなと率直に感じますね」とコメント。今大会のクロアチア代表は3試合で1失点と強固な守備も自慢だが、吉田は「確実にタフで硬くて難しい試合になると思う」と話した。前回大会で準優勝した時には決勝トーナメントで2試合をPK、1試合を延長戦で制しており、“長期戦”に強い印象がある。しかし、吉田は先制点を取れれば理想だが、スコアレスのまま時間が経過する分には問題ないという考えを明かしている。
「時間が過ぎれば過ぎるほど、僕らに分があるんじゃないかなと思っているんで。0-0の時間を長くする、もしくは先制点を先に取るのが非常に大事なことで。僕らは3試合先制されて、2試合は逆転しましたけど、今回もかなり難しくなると思う。だからこそ0-0の時間を長くする、そして先制点を取るのは非常に大きな意味を持つんじゃないかなと思いますね」
吉田自身はこれまでキャプテンとしてチーム全体について話すことが多かったが、個人としての質問を受けると、「個人的には若い時も早くにチャンスがあって、代表でたくさん試合に出させてもらっている中でも、やっぱりずっと中澤さん、闘莉王さんという亡霊を追いかけている。2人を超えたいなというのはずっと頭の片隅にあって」と語る。「僕は選手たちにも話したことがあるんですけど」と前置きしながら、吉田自身の考えを明かしている。
「クラブのキャリアと代表のキャリア、2つあると思っているんですね。クラブのキャリアは日本サッカーが発展していけば、新しい選手がそれを塗り替えていくはずなので、過去と比べても仕方がないと思っているんですけど、代表に関しては『何をしたか、どこに行ったか』がすごく大事になってくると思うので。そういう意味では、僕はまだ中澤さん、闘莉王さんを抜けていないと思っているんで。ベスト16の壁を破った時に初めてそこに辿り着けるんじゃないかなと思っています」
今回が自身3度目のワールドカップ出場となっている吉田は、前回大会のベルギー代表戦ではピッチ上で憂き目を見たメンバーの1人だ。「このベスト16を破るために、この4年間毎日色んなものを犠牲にしてやってきた」と並々ならぬ決意を口にすると、クロアチア代表戦に向けた意気込みを力強く語った。
「日本のサッカーがもう1個上のレベルになるには、コンスタントにグループを突破していくチームにならないといけない。今回初めて2大会連続でベスト16に行った。ここで満足せず、やっぱり(長友)佑都もいつも言っていますけど、新しい歴史の1ページを刻みたいです。僕だけじゃなく、みんな同じ思いなので。このチャンスは4年後しか来ないので、逃すわけにはいかないです。皆さんもそうだと思いますけど、本当に今は日本がサッカーで盛り上がっていて、世界中に注目されるな中、やっぱりこのグループを突破してからどう戦うか。すごく重要になってくるんじゃないかなと思います」
FIFAワールドカップカタール2022・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)のクロアチア代表戦を翌日に控え、吉田は入念なケアをしてからメディアの前に姿を見せた。対戦相手のクロアチア代表については「強い相手だなと率直に感じますね」とコメント。今大会のクロアチア代表は3試合で1失点と強固な守備も自慢だが、吉田は「確実にタフで硬くて難しい試合になると思う」と話した。前回大会で準優勝した時には決勝トーナメントで2試合をPK、1試合を延長戦で制しており、“長期戦”に強い印象がある。しかし、吉田は先制点を取れれば理想だが、スコアレスのまま時間が経過する分には問題ないという考えを明かしている。
「時間が過ぎれば過ぎるほど、僕らに分があるんじゃないかなと思っているんで。0-0の時間を長くする、もしくは先制点を先に取るのが非常に大事なことで。僕らは3試合先制されて、2試合は逆転しましたけど、今回もかなり難しくなると思う。だからこそ0-0の時間を長くする、そして先制点を取るのは非常に大きな意味を持つんじゃないかなと思いますね」
吉田自身はこれまでキャプテンとしてチーム全体について話すことが多かったが、個人としての質問を受けると、「個人的には若い時も早くにチャンスがあって、代表でたくさん試合に出させてもらっている中でも、やっぱりずっと中澤さん、闘莉王さんという亡霊を追いかけている。2人を超えたいなというのはずっと頭の片隅にあって」と語る。「僕は選手たちにも話したことがあるんですけど」と前置きしながら、吉田自身の考えを明かしている。
「クラブのキャリアと代表のキャリア、2つあると思っているんですね。クラブのキャリアは日本サッカーが発展していけば、新しい選手がそれを塗り替えていくはずなので、過去と比べても仕方がないと思っているんですけど、代表に関しては『何をしたか、どこに行ったか』がすごく大事になってくると思うので。そういう意味では、僕はまだ中澤さん、闘莉王さんを抜けていないと思っているんで。ベスト16の壁を破った時に初めてそこに辿り着けるんじゃないかなと思っています」
今回が自身3度目のワールドカップ出場となっている吉田は、前回大会のベルギー代表戦ではピッチ上で憂き目を見たメンバーの1人だ。「このベスト16を破るために、この4年間毎日色んなものを犠牲にしてやってきた」と並々ならぬ決意を口にすると、クロアチア代表戦に向けた意気込みを力強く語った。
「日本のサッカーがもう1個上のレベルになるには、コンスタントにグループを突破していくチームにならないといけない。今回初めて2大会連続でベスト16に行った。ここで満足せず、やっぱり(長友)佑都もいつも言っていますけど、新しい歴史の1ページを刻みたいです。僕だけじゃなく、みんな同じ思いなので。このチャンスは4年後しか来ないので、逃すわけにはいかないです。皆さんもそうだと思いますけど、本当に今は日本がサッカーで盛り上がっていて、世界中に注目されるな中、やっぱりこのグループを突破してからどう戦うか。すごく重要になってくるんじゃないかなと思います」
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