マラドーナやクライフら…レジェンドの名前を冠した世界のスタジアム8選
サッカーキング2020年12月8日(火)7時28分
[写真]=Getty Images
ナポリは4日、ホームスタジアムの名称を『スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ』に変更することを正式に発表した。11月25日に逝去した元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏の功績を称えて下された決定だった。
レジェンドたちの名前を冠したスタジアムはナポリだけでなく、世界各地にある。今回は代表的な8つのスタジアムを紹介しよう。
▼エスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ
(アルヘンティノス・ジュニオルス/アルゼンチン)
スタジアムに「マラドーナ」の名を冠したのは、ナポリが初めてではない。マラドーナ氏がプロデビューを果たしたクラブであるアルヘンティノス・ジュニオルスも2004年にOBの名前を本拠地につけた。なお、同クラブはアルゼンチン1部で初めてネーミングライツを導入し、現在の正式名称は「エスタディオ・アウトクレディト・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ」となっている。
▼ヨハン・クライフ・アレナ
(アヤックス/オランダ)
マラドーナ氏と並ぶサッカー界のレジェンド、ヨハン・クライフ氏が2016年に亡くなったことを受けて、2018年に「アムステルダム・アレナ」から現在の名称に変更。同氏が在籍したアヤックスの本拠地であり、オランダ代表の試合も頻繁に開催される。高速道路と直結した珍しい構造のスタジアムで、EURO2020の会場として使用されることが決まっている。
▼エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ
(レアル・マドリード/スペイン)
1955年に「ヌエボ・エスタディオ・チャマルティン」から改名。由来となったサンティアゴ・ベルナベウ氏は、現役時代にレアル・マドリードでFWとして活躍し、その後はクラブの会長として黄金時代を築いた人物だ。現在は大規模な改修工事が行われており、開閉式の屋根が設置されるほか、最先端の技術を搭載した「デジタルスタジアム」へと変貌を遂げる。
▼スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ
(ミラン&インテル/イタリア)
インテル、ミランの両チームで活躍し、ユヴェントスやアタランタでもプレーした名選手ジュゼッペ・メアッツァ氏がスタジアム名の由来。1979年に同氏が亡くなったことを受け、1980年に現在の名称に改称された。しかし、メアッツァ氏がミランに在籍したのは2年だけであるため、ミランのサポーターは旧称の「サン・シーロ」を今も用いている。ちなみに「サン・シーロ」はミラノ西部にある教会の名前に由来する。
▼エスタジオ・ニウトン・サントス
(ボタフォゴ/ブラジル)
本田圭佑が所属するボタフォゴの本拠地も名選手の名前を冠したスタジアムだ。ニウトン・サントス氏は、1958、62年のW杯に出場し、名手ガリンシャらとともに連覇を果たした元ブラジル代表のサイドバック。2016年のリオデジャネイロ五輪ではここで陸上競技が行われ、4×100メートルリレーで日本が銀メダルを獲得した。
▼エスタディオ・マリオ・アルベルト・ケンペス
(タジェレス/アルゼンチン)
アルゼンチン第二の都市コルドバにあるスタジアムで、1978年のW杯開催を機に建設。同大会で母国を初の世界一に導き、大会得点王にも輝いた地元出身選手、マリオ・ケンペス氏の名前が2010年の改修を機につけられている。
▼エスタディオ・フェルナンド・トーレス
(フエンラブラダ/スペイン)
現在スペイン2部に在籍するフエンラブラダの本拠地で、サガン鳥栖で現役を引退した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス氏の名前がついている。フエンラブラダはマドリード州の南に位置する自治体で同氏の故郷。2011年のこけら落としの際には、アトレティコ・マドリードとの親善試合が行われ、スペイン代表に招集されていたトーレス氏に代わって両親が始球式を行った。
▼エスタディオ・マルセロ・ビエルサ
(ニューウェルズ・オールドボーイズ/アルゼンチン)
現役監督の名を冠したスタジアムが、この「エスタディオ・マルセロ・ビエルサ」だ。ここを本拠地とするニューウェルズ・オールドボーイズは、現在リーズを率いる名将が選手と監督の双方でデビューを飾った“心のクラブ”。長らく公式名称がなかったが、2009年にその功績が認められてビエルサ氏の名前がついた。なお、スタジアムが建設されたのは1911年と大変古く、来年の7月23日で100周年を迎える。
(記事/Footmedia)
レジェンドたちの名前を冠したスタジアムはナポリだけでなく、世界各地にある。今回は代表的な8つのスタジアムを紹介しよう。
▼エスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ
(アルヘンティノス・ジュニオルス/アルゼンチン)
スタジアムに「マラドーナ」の名を冠したのは、ナポリが初めてではない。マラドーナ氏がプロデビューを果たしたクラブであるアルヘンティノス・ジュニオルスも2004年にOBの名前を本拠地につけた。なお、同クラブはアルゼンチン1部で初めてネーミングライツを導入し、現在の正式名称は「エスタディオ・アウトクレディト・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ」となっている。
▼ヨハン・クライフ・アレナ
(アヤックス/オランダ)
マラドーナ氏と並ぶサッカー界のレジェンド、ヨハン・クライフ氏が2016年に亡くなったことを受けて、2018年に「アムステルダム・アレナ」から現在の名称に変更。同氏が在籍したアヤックスの本拠地であり、オランダ代表の試合も頻繁に開催される。高速道路と直結した珍しい構造のスタジアムで、EURO2020の会場として使用されることが決まっている。
▼エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ
(レアル・マドリード/スペイン)
1955年に「ヌエボ・エスタディオ・チャマルティン」から改名。由来となったサンティアゴ・ベルナベウ氏は、現役時代にレアル・マドリードでFWとして活躍し、その後はクラブの会長として黄金時代を築いた人物だ。現在は大規模な改修工事が行われており、開閉式の屋根が設置されるほか、最先端の技術を搭載した「デジタルスタジアム」へと変貌を遂げる。
▼スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ
(ミラン&インテル/イタリア)
インテル、ミランの両チームで活躍し、ユヴェントスやアタランタでもプレーした名選手ジュゼッペ・メアッツァ氏がスタジアム名の由来。1979年に同氏が亡くなったことを受け、1980年に現在の名称に改称された。しかし、メアッツァ氏がミランに在籍したのは2年だけであるため、ミランのサポーターは旧称の「サン・シーロ」を今も用いている。ちなみに「サン・シーロ」はミラノ西部にある教会の名前に由来する。
▼エスタジオ・ニウトン・サントス
(ボタフォゴ/ブラジル)
本田圭佑が所属するボタフォゴの本拠地も名選手の名前を冠したスタジアムだ。ニウトン・サントス氏は、1958、62年のW杯に出場し、名手ガリンシャらとともに連覇を果たした元ブラジル代表のサイドバック。2016年のリオデジャネイロ五輪ではここで陸上競技が行われ、4×100メートルリレーで日本が銀メダルを獲得した。
▼エスタディオ・マリオ・アルベルト・ケンペス
(タジェレス/アルゼンチン)
アルゼンチン第二の都市コルドバにあるスタジアムで、1978年のW杯開催を機に建設。同大会で母国を初の世界一に導き、大会得点王にも輝いた地元出身選手、マリオ・ケンペス氏の名前が2010年の改修を機につけられている。
▼エスタディオ・フェルナンド・トーレス
(フエンラブラダ/スペイン)
現在スペイン2部に在籍するフエンラブラダの本拠地で、サガン鳥栖で現役を引退した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス氏の名前がついている。フエンラブラダはマドリード州の南に位置する自治体で同氏の故郷。2011年のこけら落としの際には、アトレティコ・マドリードとの親善試合が行われ、スペイン代表に招集されていたトーレス氏に代わって両親が始球式を行った。
▼エスタディオ・マルセロ・ビエルサ
(ニューウェルズ・オールドボーイズ/アルゼンチン)
現役監督の名を冠したスタジアムが、この「エスタディオ・マルセロ・ビエルサ」だ。ここを本拠地とするニューウェルズ・オールドボーイズは、現在リーズを率いる名将が選手と監督の双方でデビューを飾った“心のクラブ”。長らく公式名称がなかったが、2009年にその功績が認められてビエルサ氏の名前がついた。なお、スタジアムが建設されたのは1911年と大変古く、来年の7月23日で100周年を迎える。
(記事/Footmedia)
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