MotoGP引退のバレンティーノ・ロッシが“将来の可能性”を探りWRTのアウディR8 LMSをテスト
ベルギーに本拠を置く強豪スポーツカーチームのWレーシングチーム(WRT)は、2021年限りで引退したMotoGP王者のバレンティーノ・ロッシが、チームのアウディR8 LMSをドライブしたと発表した。このテストは、「9回のワールドチャンピオンとWRTの間の将来の協力の可能性」を探るためのテストだったという。
ベルギー南部に拠点を置くWRTは、アウディの準ワークス活動を担うほか、WEC世界耐久選手権のLMP2クラスでも活躍する。2021年はスパ24時間で総合2位、ル・マン24時間ではLMP2クラス2位など、今季も存在感をみせつけてきたが、そんなチームがクリスマスを前にした12月7〜9日に、スペインのバレンシア近郊のサーキット・リカルド・トルモで2022年に向けた冬季のテストプラグラムを開始した。
アウディスポーツとの合同テストでは氏名は明かされてはいないが、複数のドライバーがテストに参加しており、その中に加わっていたのがロッシだ。おなじみのナンバー『46』をつけたアウディR8 LMSをドライブするシーンが公開されている。
11月にスペインのバレンシアで開催されたMotoGPでライダーとしてのキャリアに終止符を打ったロッシは、引退を前にさまざまなメディアのインタビューに答えており、そのなかでGTレースへの関心を示唆するようなコメントをしていただけに、今後の彼の動向にもファンやメディアからの注目が多く集まっていた。
ロッシは以前から四輪レースへの関心を示しており、F1のテストも行ったほか、GTレースでは2012年にブランパンGTシリーズ(現GTワールドチャレンジ)では、スイスのケッセル・レーシングが走らせたフェラーリ458 GT3でモンツァ戦に参戦。またニュルブルクリンクでのレースにも参戦した。
また2019年、2021年にはガルフ12時間にも挑戦したほか、2022年1月にアブダビで開催されるガルフ12時間でも、ふたたびケッセルと組みフェラーリ488 GT3エボで挑戦することをすでに発表している。
今回のテストは、WRTとロッシの間で「将来の協力の可能性」を探るものとされているが、MotoGPレジェンドののセカンドキャリアに期待が高まるところだ。
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