IMSA:数カ月以内にさらなるLMDh参戦表明も? 約15ものメーカーが議論に参加
IMSAのプレジデントを務めるジョン・ドゥーナンは、相次いでLMDhへのコミットメントを表明したアウディとポルシェに続いて、今後数カ月以内にさらなるマニュファクチャラーが参戦を表明することを予期しているという。
LMDhはIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の現行最高峰クラスであるDPiの後継規則で、2023年から完全採用される予定。ACO/WECとのコラボレーションにより、LMDh車両はWEC世界耐久選手権の新たな最高峰『ハイパーカー』クラスへも参戦することができる。
アウディとポルシェは、現在DPiに参戦するアキュラとともに、2023年に始まる新たなプラットフォームを利用した車両を開発する意向を表明している。
レクサス、BMW、ヒュンダイなど、12を超えるメーカーが議論に参加しており、彼らは次にプログラムを確約するメーカーとなる可能性がある。
ドゥーナンはすでに参戦をコミットする準備ができている特定のメーカー名を明らかにしてないが、彼はすぐにも参戦を表明する新たなメーカーが出てくることに自信を見せている。
「誰かが常に“最初”である必要があるが、ポルシェとアウディの先週のコミットにおいて、それは公式なものとなった。そして、現在交渉のテーブルについている他のメーカーがあることは、我々に途方もない希望と勢いを与えてくれている」とドゥーナンは語る。
「こういった発表が行なわれたあと、他のメーカーがさらに続くという傾向がある」
「これが正しいビジネスモデルであることを望んでいるが、一方で誰かが打席に入ろうとしているとき、真剣に向き合うことも必要だ」
「2020年内にできるかは分からないが、遅くとも2021年の最初の3カ月のうちには、さらなるアナウンスができるように祈っている」
LMDhの完全採用が始まる2023シーズンにおいて、過去最大の参戦台数を得るため、「他のいくつかの」マニュファクチャラーが「承認のプロセスを進めている」こと知っている、とドゥーナンは述べている。
DPiクラスは現在、アキュラ、キャデラック、マツダの3メーカーが参戦しているが、IMSAにもWECにも参戦できる規則となるLMDhでは、マニュファクチャラーの数は2〜3倍に増えると予測されている。
「2023年に多くのメーカーを代表するプロトタイプマシンがグリッドを埋める可能性が、我々全員に期待を抱かせている」とドゥーナン。
「これまで、テクニカル・ワーキング・グループにはおよそ15のメーカーがいた。目の前で、歴史的な戦いが繰り広げられるのを目にする機会があるだろう」
「もし15のマニュファクチャラーがいて、彼らのうち半分でも参戦してくるとしたら? それについて考えてみてほしい。鳥肌が立つ思いだ。とてもポジティブだよ」
「アウディ」をもっと詳しく
「アウディ」のニュース
-
名車と暮らせば〜「ゴルフⅡ」との悲喜こもごも〜 第3回 濃紺の「ゴルフⅡ」をキレイなまま乗り続けたい! “純水”洗車に頼ってみる5月22日8時0分
-
アウディF1はドライバー選択を急がずも、今年の後半に決断を下すべく「活発に活動している」とザイドルCEOが認める5月17日11時55分
-
日本テレビアナウンサーが運営するブランド「Audire(アウディーレ)」。待望の Summer Collectionが5/23(木)発売5月16日19時16分
-
アウディ、最小ハッチ『A1スポーツバック』にWEB限定150台のアーバン・シック・エディションを導入5月15日19時1分
-
GTWCアジア第2ラウンドタイはアウディ&ポルシェが優勝。レース2で5ZIGENが2位に5月13日18時42分
-
ボッタスのレースエンジニア交代は、アウディのF1参戦に向けた取り組みの一環。本人とも計画を話し合ったと代表が明かす5月13日18時0分
-
泡だらけのクルマが…… ピッカピカになる洗車に「すごい、よくやった」「素晴らしい」【海外】5月12日21時15分
-
キック・ザウバー離脱の可能性高まるボッタスに、ウイリアムズとハースが関心5月10日18時21分
-
アウディF1、サインツに次ぐ候補はオコンか。現ドライバーのボッタスと周冠宇は厳しい状況5月9日17時55分
-
F1=ヒュルケンベルグが来季ザウバーで参戦、26年からアウディ4月27日10時58分