山本由伸の獲得を目指すフィリーズ 失敗なら”2人の日本人投手”がターゲットに浮上
フィリーズは藤浪と今永も選択肢に入れているようだ(C)CoCoKARAnext,Getty Images
オリックスからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す山本由伸の争奪戦が過熱している。メッツ、ヤンキース、ドジャース、レッドソックス、ジャイアンツ、ブルージェイズなど複数の球団が獲得レースに参戦していると見られ、3億ドル(約430億円)の契約オファーも噂されている。
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そんな中で、 “ダークホース”として浮上しているのがフィリーズだ。現地の報道では山本との交渉にフィリーズの主砲、ブライス・ハーパーがテレビ電話で出席したとも報じており、本気度を示している。
しかし、山本の獲得レースはマネーゲームを回避せざるを得ない状況となっており、資金力のあるメッツやヤンキースが移籍先候補として有力視されている。そんな中でフィリーズの専門メディアは、右腕の獲得に失敗した際の次のターゲットについて報じている。
専門メディア『Phillies Nation』は、「フィリーズはヤマモトを逃した場合、イマナガとフジナミをターゲットにする可能性がある」と見解。「フィリーズの日本人選手の歴史は極めて浅く、過去に日本人選手を起用したのは、タダヒト・イグチとソウ・タグチの2人だけだ。フィリーズが日本人選手をロースターに加えようとしているのは本当に久しぶりで、国際スターの獲得に強気の姿勢を示しているようだ」とし、フィリーズが山本を獲得するため、熱心に動いていると伝えた。
一方で、「もしヤマモトを獲得できなかった場合、フィリーズはショウタ・イマナガとシンタロウ・フジナミの獲得に乗り出す可能性がある」と、今永昇太と藤浪晋太郎の獲得に動く可能性も伝えた。
同メディアは今永について「NPBの横浜DeNAベイスターズで8シーズン、通算防御率3.18のキャリアを持つ技巧派の先発左腕である。年齢と投球術はヤマモトほどではないものの、3番手か4番手のローテーション投手として期待できる」と評価した。また、起用法については「フィリーズがイマナガと契約した場合、2024年シーズンは6人ローテーションに変更される可能性が高い。NPB出身の先発投手は通常週1回の登板で、MLBに移籍する際には特別な休養が必要となる」と綴った。
一方、藤浪については「メジャー1年目は防御率7.18、制球面で苦しんだ」としたものの、「フジナミは典型的なフィリーズのブルペンターゲットの型に当てはまる。フィリーズの投手頭脳には、制球の問題を抱えながらも剛腕投手を最大限に活用してきた歴史があり、ホセ・アルバラドとジェフ・ホフマンがその最良の例である」と過去の事例を抽出。「フジナミの制球面を改善させることができれば、昨シーズンのマット・ストラームのようなスイングマンの役割で彼を使うことができるだろう」と、起用法についても言及した。
山本の動向次第では、フィリーズが2人の日本人投手獲得に動く可能性があるようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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