コッパ・イタリア2連覇中のインテル、今季は16強敗退…好調ボローニャに延長戦で逆転負け
サッカーキング2023年12月21日(木)7時45分
インテルvsボローニャは延長戦までもつれ込む激闘に [写真]=Getty Images
コッパ・イタリアのラウンド16が20日に行われ、インテルとボローニャが対戦した。
現在大会2連覇中のインテルが、ラウンド16よりコッパ・イタリアの舞台に登場。3連覇を掲げ、大事な初戦でボローニャと相見える。両チームともに直近のセリエAから中2日という状況で迎える一戦のため、少なかずのターンオーバーを実施。インテルは中盤の面々を総入れ替えしたほか、最前線でラウタロ・マルティネスとコンビを組むのは、古巣対決のマルコ・アルナウトヴィッチとなっている。
試合は立ち上がりからインテルが主導権を握るも、なかなか決定的なチャンスを作り出すには至らない。一進一退の攻防の中で両者決定機らしいシーンをなかなか生み出せず、スコアレスでハーフタイムに突入した。
後半に入っても試合の様相は変わらなかったが、徐々にインテルが攻撃に出るシーンが目立っていく。62分にはこの日最大の決定機が到来。インテルの右コーナーキックの場面で、ボローニャのトンマーゾ・コラッツァが自陣ペナルティエリア内でのハンドを取られ、インテルにPKが与えられた。しかし、ラウタロのゴール右下を狙ったキックはGKフェデリコ・ラヴァリアがビッグセーブ。インテルとしては先制のチャンスを逃した。
結局90分間が経過してもゴールネットが揺れることはなく、試合は延長戦に突入。すると延長戦開始直後の92分、インテルがセットプレーから均衡を破る。インテルは左コーナーキックを獲得すると、途中出場のフェデリコ・ディマルコが左足でゴール方向から逃げていく軌道のボールを供給。これがペナルティエリア内でフリーになっていたカルロス・アウグストの頭にピタリ。狙い澄ましたヘディングシュートを沈め、インテルが先手を取った。
延長前半はこのままインテルの1点リードで終了したが、試合はこのままでは終わらない。112分、ボローニャは右コーナーキックを獲得。ハラランボス・リコヤニスが左足でファーサイドめがけた高めのボールを送ると、GKエミル・アウデロの頭上を超えたボールをジョシュア・ザークツィーが右足アウトサイドで残す。最後はサム・ベウケマが左足でゴールネットを揺らした。
勢いに乗ったボローニャは続く116分、ピッチ中央付近で味方からのパスを受けたザークツィーが、巧みなファーストタッチで相手をかわし、右サイドのスペースへスルーパスを送る。駆け上がってきたダン・ンドイはペナルティエリア右に侵入すると、飛び出してきたGKアウデロの位置を見て、右足のチップキックでゴールに流し込む。立て続けの得点でボローニャが逆転に成功した。
試合はこのままタイムアップ。セリエAでも現在4位と好調のボローニャが準々決勝進出を決めた。敗れたインテルは3連覇の夢がここで潰えている。
勝利したボローニャは1月下旬に開催予定の準々決勝でフィオレンティーナとの対戦が決まっている。
【スコア】
インテル 1-2 ボローニャ
【得点者】
1-0 92分 カルロス・アウグスト(インテル)
1-1 112分 サム・ベウケマ(ボローニャ)
1-2 116分 ダン・ンドイ(ボローニャ)
現在大会2連覇中のインテルが、ラウンド16よりコッパ・イタリアの舞台に登場。3連覇を掲げ、大事な初戦でボローニャと相見える。両チームともに直近のセリエAから中2日という状況で迎える一戦のため、少なかずのターンオーバーを実施。インテルは中盤の面々を総入れ替えしたほか、最前線でラウタロ・マルティネスとコンビを組むのは、古巣対決のマルコ・アルナウトヴィッチとなっている。
試合は立ち上がりからインテルが主導権を握るも、なかなか決定的なチャンスを作り出すには至らない。一進一退の攻防の中で両者決定機らしいシーンをなかなか生み出せず、スコアレスでハーフタイムに突入した。
後半に入っても試合の様相は変わらなかったが、徐々にインテルが攻撃に出るシーンが目立っていく。62分にはこの日最大の決定機が到来。インテルの右コーナーキックの場面で、ボローニャのトンマーゾ・コラッツァが自陣ペナルティエリア内でのハンドを取られ、インテルにPKが与えられた。しかし、ラウタロのゴール右下を狙ったキックはGKフェデリコ・ラヴァリアがビッグセーブ。インテルとしては先制のチャンスを逃した。
結局90分間が経過してもゴールネットが揺れることはなく、試合は延長戦に突入。すると延長戦開始直後の92分、インテルがセットプレーから均衡を破る。インテルは左コーナーキックを獲得すると、途中出場のフェデリコ・ディマルコが左足でゴール方向から逃げていく軌道のボールを供給。これがペナルティエリア内でフリーになっていたカルロス・アウグストの頭にピタリ。狙い澄ましたヘディングシュートを沈め、インテルが先手を取った。
延長前半はこのままインテルの1点リードで終了したが、試合はこのままでは終わらない。112分、ボローニャは右コーナーキックを獲得。ハラランボス・リコヤニスが左足でファーサイドめがけた高めのボールを送ると、GKエミル・アウデロの頭上を超えたボールをジョシュア・ザークツィーが右足アウトサイドで残す。最後はサム・ベウケマが左足でゴールネットを揺らした。
勢いに乗ったボローニャは続く116分、ピッチ中央付近で味方からのパスを受けたザークツィーが、巧みなファーストタッチで相手をかわし、右サイドのスペースへスルーパスを送る。駆け上がってきたダン・ンドイはペナルティエリア右に侵入すると、飛び出してきたGKアウデロの位置を見て、右足のチップキックでゴールに流し込む。立て続けの得点でボローニャが逆転に成功した。
試合はこのままタイムアップ。セリエAでも現在4位と好調のボローニャが準々決勝進出を決めた。敗れたインテルは3連覇の夢がここで潰えている。
勝利したボローニャは1月下旬に開催予定の準々決勝でフィオレンティーナとの対戦が決まっている。
【スコア】
インテル 1-2 ボローニャ
【得点者】
1-0 92分 カルロス・アウグスト(インテル)
1-1 112分 サム・ベウケマ(ボローニャ)
1-2 116分 ダン・ンドイ(ボローニャ)
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