【動画】ルクレールとサインツがジェスチャーゲームで最後の対決。勝利の行方は?
2021年のF1シーズンが幕を下ろし、フェラーリドライバーふたりによる対決企画もフィナーレを迎えることになった。カルロス・サインツ9勝、シャルル・ルクレール8勝で迎えた最終戦は、勝った方に2倍のポイントが与えられる。つまり、この対決を制したほうが、この一年間の勝者となる。
行う対決はチームスタッフと組んでのジェスチャーゲーム。お題は全て曲のタイトルになっており、正解すれば1点、その曲を歌うことができればさらに2点のボーナスがつく。
ジャンケンの結果先攻を取ったルクレールチームは快調な滑り出しを見せる。5問連続で正解すると、ルクレールからは『YMCA』ダンスも飛び出した。『Levitating(空中浮遊)』というお題は少し難しかったようだが、結局これはパスし16ポイントを稼ぎ出した。
交代したサインツチームは、あと一歩のところで正解が出ない状況が続く。「僕はわかったよ」と陽気にダンスするルクレールには目もくれず、必死にジェスチャーを続けるサインツだが、パートナーのマルティーナにはなかなか伝わらない。結局10ポイントでフィニッシュすると、勝負は役割を変えての2ラウンド目に突入だ。
大幅リードで迎えたルクレールチームだったが、ここでまさかの大ブレーキ。2ラウンド目にルクレールが正解したのは2問のみで、ボーナスポイントを獲得することも出来なかった。
8ポイント差の逆転を狙うサインツチームの1問目は「Head Shoulders Knees & Toes 」、日本でも『あたまかたひざポン』として知られる童謡だ。なんとしても勝ちたいサインツは躊躇なくこれを熱唱すると、一挙に3ポイントを獲得する。
さらにボーナスポイントを狙う彼は、エド・シーランの『Shivers』で「この曲知っているんだよ!」と粘ると、続くヴァン・ヘイレンの『Jump』もなんとか口ずさもうとする。しかしどちらもメロディを思い出せず、時間だけが過ぎていく。結果的には8ポイントを獲得し、合計18ポイントでタイムアップ。なんと勝負はドローになってしまった。
本来ならばサインツが年間王者となるところだが、「長い議論の末」(ルクレール)1年を通した通算成績でも、ふたりは引き分けとすることになったようだ。「なんてシーズンだ」と語るふたりは2022年も継続してフェラーリから参戦する。勝負は来年に持ち越しだ。
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