浦安市長の「出産適齢期」発言が炎上 「公的発言としては軽率」「決めつけられたくない」
浦安市長の「出産適齢期」発言が炎上/画像は松崎秀樹市長オフィシャルホームページのスクリーンショット
千葉県浦安市の松崎秀樹市長が11日の成人式で、「出産適齢期は18歳から26歳を指すそうだ」「若い皆さん方に大いに期待したい」などと語ったことがネットで物議を醸している。
松崎市長は、「出産適齢期は18歳から26歳を指すそうだ」と述べたうえで、「人口減少のままで今の日本の社会は成り立たない。若い皆さん方に大いに期待したい」と新成人への期待を語った。また、式典後の記者会見では「産まなければ人口は増えない」「新成人が次の時代を考えていかないといけないということを率直に伝えた」と発言の意図を説明した。発言の出産適齢期は、日本産科婦人科学会のデータだという。ネットでは、松崎市長の発言に対して批判や問題視する声が多く寄せられている。
「データの数字を述べただけとは言っているが成人式での公的発言としては軽率極まりない」
「人は、人口を増やすために子供を産むのか?」
「『経済的な面もあるし(産む時期を)決めつけられたくない』とコメントした女の子の方がよっぽど現実を見てる」
「18歳から22歳では学生をやっている人も多いし、経済的に自立している人は少数派だろう。その年齢で子供を作ってだれがその面倒を見てくれるのだろう」
「『皆さんの為に市としてはこうバックアップ、サポートしたい』みたいな言葉があったらもっと印象変わった」
一方で、発言は問題ないとする肯定的なコメントも投稿されている。
「女性の身体の為にも、生まれて来る子供にも、若い時の方が圧倒的に良いと言われている、浦安市長は正しい!」
「若い頃の卵子凍結にも積極的で助成金をだす全国でも珍しい市なのよ!ある意味筋の通った市長だよ!」
「そんなに問題発言とは思わないけどなあ。妊娠、出産に適した年齢がありますよ、と言っただけでしょ」
なお、松崎市長は日本産科婦人科学会のデータを引用したとしているが、学会発刊の『Human+ 女と男のディクショナリー』には、妊娠に適した時期について、「25〜35歳前後です。35歳前後から、だんだんと妊娠する力が下がり始め、40歳を過ぎると妊娠はかなり難しくなります」と記載されている。
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