大学1・2年生が就職したい企業・業種、IT関連が躍進
リセマム2021年1月14日(木)9時45分
大学1・2年生が就職したいと思う企業・業種は1位「地方公務員」、2位「国家公務員」であることが、与信管理サービスなどを提供するリスクモンスターの調査により明らかになった。「ソニー」「アップル(Apple)」「グーグル(Google)」など、IT関連企業が躍進したという。
第6回「大学1・2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」調査は、大学1・2年生の男女を対象に実施したもの。調査期間は2020年11月9日から11月25日。400サンプルの有効回答を集計している。
大学1・2年生が就職したいと思う企業・業種の1位は「地方公務員」10.5%、2位は「国家公務員」7.0%。「地方公務員」は6回連続1位、「国家公務員」は2回連続2位となった。
ついで、3位「ソニー」6.0%、4位「アップル(Apple)」5.8%、5位「グーグル(Google)」「任天堂」各5.0%。携帯電話市場に参入した「楽天」は前回45位から8位に、既存の大手キャリア「NTTドコモ」は前回56位から10位にランクアップし、IT関連企業の躍進が目立っている。また、官民別の就職先の志望割合は「国内民間企業」47.5%、「公務員」28.5%。約4人に1人が「公務員」を希望していた。
男女別にみると、男性は1位「地方公務員」10.5%、2位「ソニー」9.5%、3位「トヨタ自動車」7.5%など。前回調査で2位であった「国家公務員」は9位に低下したが、「東海旅客鉄道(JR東海)」「東日本旅客鉄道(JR東日本)」「東京急行電鉄(東急)」「西日本旅客鉄道(JR西日本)」など、鉄道各社に人気が集まった。
女性は1位「地方公務員」10.5%、2位「国家公務員」9.5%、3位「全日本空輸(ANA)」5.5%など。以前より人気がある「全日本空輸(ANA)」「日本航空(JAL)」は、人気がさらに高まった。昨今の社会情勢下による業績悪化により厳しい経営環境にある航空会社だが、大学1・2年生からの人気に悪影響は及ぼしていない。このことから、大学1・2年生は夢や憧れなどイメージ先行で企業・業種を選んでいることが推察される。
将来望む就業の形は、「プライベートを優先させたい」23.0%がもっとも多く、「優良企業で安定的に働きたい」22.8%が続いた。前回1位の「出世して高収入を得たい」22.3%は3位。「出世して高収入を得たい」は2年生よりも1年生、女性よりも男性のほうが多い傾向にある。
就職先の選定において気になる点は、1位「給与額」55.0%、2位「勤務地」43.3%。3位「福利厚生」30.8%。すべての属性において「給与額」と「勤務地」が1位・2位を占めており、「給与額」「勤務地」に対する関心の高さがうかがえる。
最低限実現したい生涯最高年収は、「500万円以上600万円未満」16.8%が最多。同率で「400万円以上500万円未満」「600万円以上700万円未満」各12.3%が続いた。2019年(令和元年)分民間給与実態統計調査によると、民間企業の平均年収は436万円。今回の調査では「400万円以上700万円未満」に回答が集中していることから、平均年収以上の水準であれば良いと考えている学生が多いことがわかる。一方で、「1年生」と「男子」を中心に約4人に1人の学生は「1,000万円以上」の高収入を得たいと考えていた。
就職活動に備えて取り組んでいることは、「授業の履修」42.0%、「アルバイト」33.8%、「特に何もしていない」31.3%、「資格取得のための勉強」27.0%であった。
就職先を選定する際の意思決定手段は、「親の意見を参考にしながら、自分の意思で決める」45.5%がもっとも多い。ついで、「自分の意思のみで決める」29.3%、「友人・知人の意見を参考にしながら、自分の意思で決める」16.3%となった。
第6回「大学1・2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」調査は、大学1・2年生の男女を対象に実施したもの。調査期間は2020年11月9日から11月25日。400サンプルの有効回答を集計している。
大学1・2年生が就職したいと思う企業・業種の1位は「地方公務員」10.5%、2位は「国家公務員」7.0%。「地方公務員」は6回連続1位、「国家公務員」は2回連続2位となった。
ついで、3位「ソニー」6.0%、4位「アップル(Apple)」5.8%、5位「グーグル(Google)」「任天堂」各5.0%。携帯電話市場に参入した「楽天」は前回45位から8位に、既存の大手キャリア「NTTドコモ」は前回56位から10位にランクアップし、IT関連企業の躍進が目立っている。また、官民別の就職先の志望割合は「国内民間企業」47.5%、「公務員」28.5%。約4人に1人が「公務員」を希望していた。
男女別にみると、男性は1位「地方公務員」10.5%、2位「ソニー」9.5%、3位「トヨタ自動車」7.5%など。前回調査で2位であった「国家公務員」は9位に低下したが、「東海旅客鉄道(JR東海)」「東日本旅客鉄道(JR東日本)」「東京急行電鉄(東急)」「西日本旅客鉄道(JR西日本)」など、鉄道各社に人気が集まった。
女性は1位「地方公務員」10.5%、2位「国家公務員」9.5%、3位「全日本空輸(ANA)」5.5%など。以前より人気がある「全日本空輸(ANA)」「日本航空(JAL)」は、人気がさらに高まった。昨今の社会情勢下による業績悪化により厳しい経営環境にある航空会社だが、大学1・2年生からの人気に悪影響は及ぼしていない。このことから、大学1・2年生は夢や憧れなどイメージ先行で企業・業種を選んでいることが推察される。
将来望む就業の形は、「プライベートを優先させたい」23.0%がもっとも多く、「優良企業で安定的に働きたい」22.8%が続いた。前回1位の「出世して高収入を得たい」22.3%は3位。「出世して高収入を得たい」は2年生よりも1年生、女性よりも男性のほうが多い傾向にある。
就職先の選定において気になる点は、1位「給与額」55.0%、2位「勤務地」43.3%。3位「福利厚生」30.8%。すべての属性において「給与額」と「勤務地」が1位・2位を占めており、「給与額」「勤務地」に対する関心の高さがうかがえる。
最低限実現したい生涯最高年収は、「500万円以上600万円未満」16.8%が最多。同率で「400万円以上500万円未満」「600万円以上700万円未満」各12.3%が続いた。2019年(令和元年)分民間給与実態統計調査によると、民間企業の平均年収は436万円。今回の調査では「400万円以上700万円未満」に回答が集中していることから、平均年収以上の水準であれば良いと考えている学生が多いことがわかる。一方で、「1年生」と「男子」を中心に約4人に1人の学生は「1,000万円以上」の高収入を得たいと考えていた。
就職活動に備えて取り組んでいることは、「授業の履修」42.0%、「アルバイト」33.8%、「特に何もしていない」31.3%、「資格取得のための勉強」27.0%であった。
就職先を選定する際の意思決定手段は、「親の意見を参考にしながら、自分の意思で決める」45.5%がもっとも多い。ついで、「自分の意思のみで決める」29.3%、「友人・知人の意見を参考にしながら、自分の意思で決める」16.3%となった。
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