"年収1000万円超"男性が結婚したい女性のタイプ 恋愛コンサルの見解は
婚活女性のいう"普通の人"は「星野源みたいな容姿で年収500万円以上、かわいいね、ごめんねが言える人」という記事が話題になり、ネット上では「高望みすぎ」「星野源"で"いいって失礼」といった声が挙がった。
婚活女性の中には「男性の年収は1000万円以上がいい」という人もいる。しかし、年収1000万円以上の男性は7.6%(国税庁)しかいない。未婚者に限るともっと少なくなるので、捕まえるのは至難の業だ。
では、そんな男性が「結婚したい」と思う女性とは、どういう人なのか。再び、数多くの婚活男女の相談にのってきた恋愛コンサルタントの鈴木リュウ氏に聞いた。
"同世代で稼いでる女性" or "若くて可愛い女性"そもそも、結婚適齢期といわれる20代後半から30代前半で「年収1000万円超の男性」とはどのような人なのか。
「地方だとほとんどが医師。もしくは自営業の不動産や人材保険など成果報酬がある仕事のみですね。首都圏なら、これに総合商社などの大手企業や外資金融、コンサル、フリーランスを含む経営者が加わります」
こうした人に"タイプの女性"を聞くと、「まず出てくるのが『自分に年収的に依存してこない女性』。もちろん『容姿』も重要ですし、『忙しい女性』であることを求める人もいます」と話す。
「マッチングアプリでは年収1000万円超の男性に人気が集中しますが、こうしたハイスペ男性は何度も付き合っては別れてを繰り返すパターンが多いです。彼らが好むのは『高年収という理由で近づいてこない女性』。フリーライドしようとする女性は数か月の交際ならできても、結婚は考えないケースが多いですね」
そうなると、"好きな女性のタイプ"は「同世代で稼いでいる女性」か「若くてかわいい女性」の2タイプに絞られる。鈴木氏は「年収1000万円超の男性は全方位からモテるので、ここが一つの足切りラインになるでしょう」と語る。
職業や家柄も求められるでは2つのタイプを具体的に見ていく。まず、ハイスペ男性が"もっとも結婚したい"と思い、実際に"結婚しがち"なのが「同世代の稼いでいる女性」だ。
「自分と同じ育ちの女性。イメージとしては、中高一貫女子校に通い、MARCH学習院成城成蹊早慶上智を卒業後、CAや大手メガベンチャーIT、広告代理店などに勤めている女性です」
こうした女性を希望する理由は「生活水準と価値観が合うから」だ。曰く、年収1000万円を超えても、結婚後にずっと妻を養うのは"しんどい"。彼らは独身時代にかなり合コンやゴルフ、週末のキャンプなどで浪費しており、貯金がないという人も多いためだ。
「そのため、数か月間の恋人ならすべておごるデートができても、結婚となると……。同等に稼ぐとはいかないまでも、年収400万円は欲しいというのが本音ではないでしょうか」
もちろん、容姿も求められる。「芸能人で言えば、お笑いトリオ『3時のヒロイン』福田麻貴さん(32)と同じくらいか、それ以上の可愛さが求められます」という。
「福田さんはマッチングアプリなら、通常の写真だと100〜200いいねだけど、ちょっと盛れた写真を使うと一気に800いいねまで跳ね上がるタイプと言えるでしょう。ここが一つの基準になります」
もともとアイドルとして活動し、ルックスにも定評がある福田さん。やはり一定のビジュアルが求められるようだ。そこを踏まえた上で職業や家柄も求められる。
「この年収層の男性が選ぶ女性は、地方出身だとしても父親は地元の大手企業か銀行か公務員で、実家が裕福な女性。仕事は大手企業務めか、薬剤師、看護師など医療系・理系で手に職を持っており、40歳前後で年収600万円以上にもなれる職業でしょうか」
男性が20代後半〜30代前半の場合は「正規雇用でない女性や、事務職の女性は選ばない傾向にあります」とのことだ。ちなみに住んでいる場所は「一人暮らしなら多摩地域ではなく、中央線なら三鷹より都心側、東横線なら日吉、田園都市線ならば溝口より渋谷側」とのことだ。
「歯列矯正やホワイトニング」は必須!?もうひとつの"タイプ"である「若くて可愛い女性」はどのような人物か。
「年齢は基本的に25歳以下。ただ、30代前半までの男性なら"5歳以上年下"で容姿がよければ対象になります」
男性が34歳なら、29歳以下でモデル体型なら「正規雇用でなくても結婚を検討するケースも」と語る。
この場合、年収や育ちより容姿が重要視されるため「住んでいるのは実家でも問題ありませんが、歯科矯正とホワイトニングをするなど、美容に力を入れていることが重要」だという。とはいえ、男性からすれば職業も気になるのが実情のようだ。
アラサー女性は「自分のステータスをあげるか、38歳以上のバツイチ男性」を狙うべし「職業は、安定かつ女性が多い職場の看護師など医療従事者がモテやすいです。あとは基本的に大卒ですが、クリエイター系の専門卒も強い。事務職や派遣アルバイトだと年収アップは見込めませんが、映像・デザイン系なら、独立すれば800万円程度は稼げます。結婚すれば"パワーカップル"になれるので男性には好印象です」
これらを踏まえ"年収1000万円超男性"を狙いたい女性はどうすべきなのか。鈴木さんは「自分の年収をあげましょう。そして、歯科矯正やホワイトニングなどで容姿を整えていきましょう」とアドバイスする。
「住む場所を学芸大学より都心にして、彼らが住んでいる土地のバーに飲みに行き、高年収が住む人たちのコミュニティに入ってください。とはいえ結果的に会社・大学の同期、あるいはその繋がりで紹介された友人を本命とするケースが圧倒的に多いです」
女性の年齢別に見ると、30歳前後の女性なら「自分のステータスをあげて紹介してもらうか、38歳以上のバツイチ男性に絞って探すのがオススメ」だという。なお、年下男性を狙う場合は、「男性と同等・それ以上の年収なら結婚を検討してもらえるが厳しい戦い」とのことだ。
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