UIターン就職希望者4割に迫る…コロナ初期から16.9ポイント増
リセマム2022年1月27日(木)11時15分
2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生のうち、UIターンや地方での就職を希望する学生が4割に迫ることが、学情が実施した就職活動に関するインターネットアンケートで明らかになった。コロナ初期と比べるとUIターン就職を希望する割合が16.9ポイント増加している。
アンケートは、新卒採用Webサイト「あさがくナビ(朝日学情ナビ)2023」に来訪した2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、2021年12月23日から2022年1月14日にかけて実施したもの。有効回答数は315名。
コロナ禍で生活様式の変化やテレワークの普及に伴い、就職活動の内容の変化や「働く場所」「住む場所」を再検討する人が増える傾向にある。学情は、学生生活を送る2023年卒の学生が就職において「働く場所」をどのように捉えているのかを調べるべく、UIターンや地方への就職希望に関して調査を行なった。
UIターンや地方での就職を希望するとの回答は38.7%にのぼり、約4割の学生がUIターンや地方での就職を希望しているとの結果に。コロナ初期にあたる2020年6月に2021年卒学生を対象に実施したアンケートと比較すると、UIターンを希望する割合は16.9ポイント増加しており、コロナ禍でUIターンや地方での就職を希望する学生が増加していることが明らかになった。
新型コロナウイルスの流行により地方での就職について意識の変化はあったかとの問いでは、「より地方での就職を希望するようになった」37.0%、「どちらかと言うと地方での就職を希望するようになった」47.1%となり、8割を超える学生がコロナ前に比べ地方での就職を希望するようになったと回答した。
UIターンや地方での就職を希望する理由としては、「地元に貢献する仕事をしたいと思ったから」40.2%がもっとも多く、「家族と一緒に暮らしたいと思うから」35.2%、「もともと卒業後は地元に帰ろうと思っていた」32.8%と続いた。
アンケートでは、「地方の方が新型コロナウイルスの感染も少なく、安心して生活できる」「都市部で就職をすると地方に住む家族となかなか会うことができない」といった意見の他、「地方から東京の大学に進学したものの、コロナ禍で人との交流がなく、東京に友だちや知り合いがいない。卒業後は、家族や友だちがいる地元に帰りたい」「外出自粛等で友だちと飲食を共にする機会が減り、必ずしも都市部にいる必要を感じなくなった」との声が寄せられ、コロナ禍で生活のあり方事態が変化したことが就職活動における仕事選びにも影響をもたらしていることがみえる結果となった。
アンケートは、新卒採用Webサイト「あさがくナビ(朝日学情ナビ)2023」に来訪した2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、2021年12月23日から2022年1月14日にかけて実施したもの。有効回答数は315名。
コロナ禍で生活様式の変化やテレワークの普及に伴い、就職活動の内容の変化や「働く場所」「住む場所」を再検討する人が増える傾向にある。学情は、学生生活を送る2023年卒の学生が就職において「働く場所」をどのように捉えているのかを調べるべく、UIターンや地方への就職希望に関して調査を行なった。
UIターンや地方での就職を希望するとの回答は38.7%にのぼり、約4割の学生がUIターンや地方での就職を希望しているとの結果に。コロナ初期にあたる2020年6月に2021年卒学生を対象に実施したアンケートと比較すると、UIターンを希望する割合は16.9ポイント増加しており、コロナ禍でUIターンや地方での就職を希望する学生が増加していることが明らかになった。
新型コロナウイルスの流行により地方での就職について意識の変化はあったかとの問いでは、「より地方での就職を希望するようになった」37.0%、「どちらかと言うと地方での就職を希望するようになった」47.1%となり、8割を超える学生がコロナ前に比べ地方での就職を希望するようになったと回答した。
UIターンや地方での就職を希望する理由としては、「地元に貢献する仕事をしたいと思ったから」40.2%がもっとも多く、「家族と一緒に暮らしたいと思うから」35.2%、「もともと卒業後は地元に帰ろうと思っていた」32.8%と続いた。
アンケートでは、「地方の方が新型コロナウイルスの感染も少なく、安心して生活できる」「都市部で就職をすると地方に住む家族となかなか会うことができない」といった意見の他、「地方から東京の大学に進学したものの、コロナ禍で人との交流がなく、東京に友だちや知り合いがいない。卒業後は、家族や友だちがいる地元に帰りたい」「外出自粛等で友だちと飲食を共にする機会が減り、必ずしも都市部にいる必要を感じなくなった」との声が寄せられ、コロナ禍で生活のあり方事態が変化したことが就職活動における仕事選びにも影響をもたらしていることがみえる結果となった。
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