ムアンバ? ハルチョー? 呪文みたいな異国の郷土料理のレトルト食品がいま注目される理由

食楽web2023年1月27日(金)10時50分


食楽web

●調査内容:『松原食品』ではアンゴラ共和国やセルビアなどの大使館が監修する「伝統料理のレトルト食品」を販売しており、2月からシリーズ6弾目が登場! 売れている理由を探る。

 日本にいながら異国の味を体験したくなったとき、評判のお店に足を運ぶのもいいですが、レトルト食品で手軽に味わえることがあります。福岡県にある『松原食品』では、セルビアやドミニカ共和国など各国の伝統料理を商品化していて、中には大使館監修のものもあり、全国のスーパーマーケットや通販サイトなどで人気があります。

 2月1日より販売されるのが、アンゴラ共和国大使館監修の「ムアンバ」。鶏肉とトマト、玉ねぎなどの野菜をピーナッツバターで煮込んだシチューのような国民食です。

アンゴラ共和国大使館監修の「ムアンバ」を食べてみた!


「アンゴラ ムアンバ」 鶏肉のピーナッツ煮込み 918円

 温める際は、湯煎または容器に移し替えて電子レンジ調理ができます。ちなみにCNNが選ぶ「世界の食べ物ベスト50」にて、第10位にランクインした料理。本場では、トウモロコシ粉やキャッサバ粉を練って作った主食の「フンジ」をつけて食べるそうですが、今回はバゲットを用意して一緒に食べてみました。

 ピーナッツの香ばしさとコクがきいていて、鶏肉もホロッと柔らかです。ピーナッツバターと聞き、こってり味を想像していましたが、実はトマトの酸味が絶妙で、口当たりの良い上品なシチューに仕上がっています。


[食楽web]

 1食918円をどう捉えるか……。大使館監修の本場の味を国内かつ、温めるだけで味わえるという簡便さを考えると、旅行好きの筆者としては価値大アリの一品でした。ぜひ今度は現地で食べてみたいですね。

世界の料理20に選ばれたジョージアの伝統料理「ハルチョー」


「ジョージア ハルチョー」810円

 さて、お次はジョージアの伝統料理「ハルチョー」。こちらはCNNが選ぶ世界のスープ20にノミネートされた世界中の美食家たちを唸らせた一品。現地ではお祭りやお祝いごとには欠かせない料理だそうです。

 挽肉とタマネギ、トマトピューレをベースにしていて、7種のスパイス(パプリカ、フェンネル、コリアンダー、唐辛子など)をブレンド。香りが交差し、旨みが幾層にも広がっていきます。ミートソース風ですが、トマトの酸味と牛のコクが絶妙で、スパイスのおかげで後味はさっぱり。これは日本にはない味ですが、非常に食べやすいです。

 カレーのようにご飯で食べるのが定番とのことですが、パスタソースとしても美味! 1食198kcalと低カロリーなのも魅力です。

調査結果

 日本向けに忖度していない本場の味を堪能できるレトルト食品でした。再現度は、各国の大使館監修とお墨付き。食事を通して、旅行気分を味わいたい時にもおすすめです。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

●DATA

松原食品

http://www.matsubara-foods.co.jp/

(c)TOKUMA SHOTEN@All Rights Reserved

「レトルト」をもっと詳しく

BIGLOBE旅行 都道府県民限定プランのご紹介♪

福岡県民限定・県民割でお得に宿泊できる!人気のおすすめ旅館・ホテルはこちら

「レトルト」のニュース

トレンドニュースランキング