母国語や食習慣を事前にお知らせ 訪日外国人を最新技術で「おもてなし」

Jタウンネット2018年2月10日(土)7時53分

[Jステーション−広島ホームテレビ]2018年1月29日放送の広島HOMEテレビ「Jステーション」で、おもてなしサービスの実証実験が紹介されました。


実証実験が福山市で公開


日本を訪れる外国人を、ICT(情報通信技術)を使って「おもてなし」する実証実験が福山市で公開されました。


この「おもてなしサービス」のシステムは、訪日外国人の母国語や食習慣などの個人情報を、事前に受け入れ先に知らせることで、スムーズに観光してもらおうというものです。


実証実験には、県内の9つの観光プランから、希望のコースを選択した外国人が、交通系ICカードで、事前に登録された個人情報を発信します。


今回は台湾からの留学生が、福山市鞆町の実験に参加し、用意されていた中国語のガイドシステムを受け取りました。


鞆の浦で実験モニターに参加した台湾からの留学生は、「会話に不安感をもっていますので、こういうシステムがあるならすごくスムーズに(観光)できます」と日本語を考えながらいわれていました。


実証実験は1か月ほど実施され、約50人が参加する予定になっています。観光客の不安解消のためにも、実験が今後のシステムに生かされていって欲しいですね。(ライター・石田こよみ)

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