「ブルー」がトレンドの2024春夏は、デニムでグッとあか抜ける! おすすめコーデ例4つ
All About2024年3月28日(木)20時15分
「2024春夏あなたが着たい配色は?」というアンケートを行ったところ、ブルー系を取り入れた配色が上位を独占しました。濃淡コーデ、優しげなコーデなど、これからの季節にぴったりな4つのコーデをご紹介します。
アメリカのパントン社は、毎年9月に次の春夏シーズンのトレンドカラー情報を発表します。
2023年9月に発表された「2024春夏トレンドカラー」から15種類の配色を作り、All Aboutの読者の皆さんに「2024春夏あなたが着たい配色は?」というアンケート調査を行いました(有効回答数:462件 集計期間:2023年10月1日〜2024年3月10日)。
今回は、上位に選ばれた配色のおすすめコーディネート例をご紹介! 春の装いの参考にしてみて!
1位「シャンブレーブルー&パステルライラック」(14.7%)
2位「ホライゾンブルー&ストロングブルー」(12.1%)
3位「マリン&レモンドロップ」「ミント&カプリ」(同率11.0%)
ブルー系を取り入れた配色がトップ3を占めました。ブルー系は老若男女に好まれる色。寒色系と呼ばれるように、ひんやりクールな色ですが、トーン(色調)によってその印象はさまざまに変化します。
パステルトーンを組み合わせた「シャンブレーブルー&パステルライラック」は、ブルー系とパープル系の類似色相配色。グラデーションのような優しげな表情が魅力です。
春夏のデニムは明るめのトーンが多いので、この写真のように、同じような明るさのパープル系のシャツを組み合わせると、シャンブレーブルー&パステルライラックのような配色を簡単に楽しむことができます。
ブルー系の濃淡を組み合わせた「ブルー・オン・ブルー」も人気。ストロングブルーとややグリーンみを帯びたホライゾンブルーというように、色みに変化をつけると単調になりません。
この写真は、デニムとニットの組み合わせ。ベージュ系のスプリングコートのインナーを、ブルー系の濃淡でまとめているので、すっきりした印象になっています。
ブルー系とイエロー系というように対照的な色相を組み合わせると、メリハリの効いたコントラスト配色となります。イエローは目立つので、分量を少なめにすると取り入れやすいでしょう。
この写真は、ホワイトとイエローのボーダー柄の長袖Tシャツに、ネイビーのマウンテンパーカーを羽織ったコーディネート。イエローを取り入れるだけで活動的な印象になるので、カジュアルなお出かけにぴったりです。
ブルー系とグリーン系のように隣り合う色相の組み合わせは、お互いの色みを含んでいるのでまとまりやすい反面、平凡で単調に見えることもあります。
デニムパンツとTシャツに、グリーンのカーディガンとスニーカーを合わせたこの写真のコーディネートは、ボーイッシュなスタイリングにグリーンの差し色が効いています。
ファッションにブルー系を取り入れたいときは、デニムパンツを活用するのが手っ取り早いですが、デニムの代わりにカラーパンツを取り入れると、キレイめのコーディネートになります。
ネイビーを取り入れるならジャケット、イエローやグリーンの差し色を効かせたいときは、Tシャツやカーディガンなどが重宝します。皆さんもぜひ工夫してみてくださいね。
(文:松本 英恵(カラーコーディネートガイド))
2023年9月に発表された「2024春夏トレンドカラー」から15種類の配色を作り、All Aboutの読者の皆さんに「2024春夏あなたが着たい配色は?」というアンケート調査を行いました(有効回答数:462件 集計期間:2023年10月1日〜2024年3月10日)。
今回は、上位に選ばれた配色のおすすめコーディネート例をご紹介! 春の装いの参考にしてみて!
ブルー系が上位にランクイン! イエロー、グリーンも人気
アンケート回答から得られた「人気配色トップ10」は次の通り。1位「シャンブレーブルー&パステルライラック」(14.7%)
2位「ホライゾンブルー&ストロングブルー」(12.1%)
3位「マリン&レモンドロップ」「ミント&カプリ」(同率11.0%)
ブルー系を取り入れた配色がトップ3を占めました。ブルー系は老若男女に好まれる色。寒色系と呼ばれるように、ひんやりクールな色ですが、トーン(色調)によってその印象はさまざまに変化します。
パステルカラーの組み合わせ(シャンブレーブルー&パステルライラック)
パステルトーンを組み合わせた「シャンブレーブルー&パステルライラック」は、ブルー系とパープル系の類似色相配色。グラデーションのような優しげな表情が魅力です。
春夏のデニムは明るめのトーンが多いので、この写真のように、同じような明るさのパープル系のシャツを組み合わせると、シャンブレーブルー&パステルライラックのような配色を簡単に楽しむことができます。
ブルー系の濃淡(ホライゾンブルー&ストロングブルー)
ブルー系の濃淡を組み合わせた「ブルー・オン・ブルー」も人気。ストロングブルーとややグリーンみを帯びたホライゾンブルーというように、色みに変化をつけると単調になりません。
この写真は、デニムとニットの組み合わせ。ベージュ系のスプリングコートのインナーを、ブルー系の濃淡でまとめているので、すっきりした印象になっています。
ブルーとイエローのコントラスト配色(マリン&レモンドロップ)
ブルー系とイエロー系というように対照的な色相を組み合わせると、メリハリの効いたコントラスト配色となります。イエローは目立つので、分量を少なめにすると取り入れやすいでしょう。
この写真は、ホワイトとイエローのボーダー柄の長袖Tシャツに、ネイビーのマウンテンパーカーを羽織ったコーディネート。イエローを取り入れるだけで活動的な印象になるので、カジュアルなお出かけにぴったりです。
ブルーとグリーンの類似色の組み合わせ(ミント&カプリ)
ブルー系とグリーン系のように隣り合う色相の組み合わせは、お互いの色みを含んでいるのでまとまりやすい反面、平凡で単調に見えることもあります。
デニムパンツとTシャツに、グリーンのカーディガンとスニーカーを合わせたこの写真のコーディネートは、ボーイッシュなスタイリングにグリーンの差し色が効いています。
ファッションにブルー系を取り入れたいときは、デニムパンツを活用するのが手っ取り早いですが、デニムの代わりにカラーパンツを取り入れると、キレイめのコーディネートになります。
ネイビーを取り入れるならジャケット、イエローやグリーンの差し色を効かせたいときは、Tシャツやカーディガンなどが重宝します。皆さんもぜひ工夫してみてくださいね。
松本 英恵プロフィール
カラーコンサルタント歴20年。パーソナルカラー、カラーマーケティング、色彩心理、カラーセラピー、ラッキーカラー(色占い)などの知見を活用し、カラー監修を行う。執筆、メディア出演、講演、企業研修の講師など幅広く活動。近著に『人を動かす「色」の科学』。(文:松本 英恵(カラーコーディネートガイド))
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