TGGで4日間英語漬け、楽しく体験しながら苦手意識を克服
リセマム2024年4月5日(金)19時45分
4月から小学3年生になる娘に、英語を体験しながら学んでほしいと、体験型の英語学習施設TOKYO GLOBAL GATEWAY(TGG)のスプリングスクール「Spring Challenge」に春休みの4日間参加した。好奇心をかきたてるプログラムに、娘は夢中で英語を使いながらミッションをこなしていった。
TGG は、東京都が開設した、新しいタイプの体験型英語学習施設。日常から離れ、日本にいながら海外の雰囲気と未来を感じさせる空間の中で、体験しながら英語を学ぶことができる。TGGの施設を活用し、英語を使うモチベーションの向上を目指すスクール「TGGスクールby LCA」では、ロボットプログラミングやミュージカルなどを英語で学ぶプログラムを開講。通年コースに加え、長期休暇中のスプリングスクールやサマーキャンプなどを展開している。東京都内に2校、江東区の「BLUE OCEAN校」と立川市の「GREEN SPRINGS校」がある。教室運営は、エデューレエルシーエーが担当し、同社が運営する「LCA国際学園」の英語指導法を生かしたプログラムを、ネイティブスピーカーやバイリンガル講師が指導する。
娘は、英語教育に力を入れている小学校に通う新小学3年生。1年生のころは、初めての英語に苦戦しながら少しずつ慣れ親しんでいった。しかし、2年生になってから授業内容がだんだん難しくなり、課題をこなすのに精いっぱい。たびたび「疲れた」と言い、英語を楽しむ余裕がなくなりつつあった。2年生最後の英語の成績は、「意欲・学びに向かう力」が高いものの、「知識・技術・思考」が低いという評価に「私、英語が苦手なのかも…」と自信を失い、英語に苦手意識を持ち始めていた。
英語にポジティブな気持ちで向き合ってほしいと、春休みにTGGスクールby LCA GREEN SPRINGS校の「Spring Challenge」に4日間参加した。
英語を使いながら仲間たちと協力して挑む「Spring Challenge」
「Spring Challenge」では、Dr.Xが科学の力を使ってTGGに仕掛けた謎解きに、参加者同士で協力してミッションに挑戦。ミッション達成に必要な知識や考え方は、TGGスクールの講師たちが英語で指導する。英語を聞くだけでなく、子供たちが自分で考え・発言してミッションを遂行することで主体的に参加できる。対象は、新小学1年生~新6年生。英語のレベルは問わず、初心者もOK。
午前9時半に始まり、ランチタイムを挟んで午後3時半に終了。学校のような時間割や休み時間はなく、すべて英語によるアクティビティがテンポよく次々と展開されていく。
教室には5人のグループが4つ、計20人の小学生が参加していた。今回は、小学校低学年の参加者が多く、これから英語を学ぶ初参加の子から、何度も参加している子、通年コースに通っている子、日頃から英語に慣れ親しんでいる子まで、英語レベルはさまざま。英語に慣れていない子が、講師の英語を理解できずに困っている場面では、英語がわかる子が日本語に訳して伝えるなど、子供たちは協力し合って取り組んでいた。
自己紹介では、講師はどこの国の出身か当てるクイズに子供たちが英語で答える場面や、ホワイトボードに書かれた正解を発音する場面、自分のプロフィールを紙に書いて答える場面があり、リスニングとスピーキング、リーディング、ライティングの4技能を楽しみながら身に付けられる。レッスンの合間に「たけのこニョッキ」などのゲームを取り入れ、手や体を動かしながら英語に親しむようすも。さまざまなアクティビティを通じて、心も身体もほぐれ、講師も受講生も徐々に打ち解けていった。
仲間と協力してミッションをこなし、英語を使う楽しさや必要性を体感
日ごとのテーマに沿ったミッションを通じて、英語だけでなく、問題解決や読解、トラブルシューティング、クリティカルシンキング、チームワークなどのスキル向上をめざす。たとえば2日目の「飛行機の墜落を止めろ!」では、まず、飛行機の仕組みを学び、空港の疑似体験ができる隣の建物へ移動して、飛行機の座席に座って飛行機が空を飛ぶ仕組みを学んだ後、仲間と力を合わせて紙で飛行機を作って発表するなど、五感をフル回転しながらミッションに取り組んでいた。
TGGスクールby LCA GREEN SPRINGS校へ通うには往復3時間かかるが、「早くお友達に会いたい」と早起きして朝早くから出発していた。帰りの電車内では、「Dr.Xが教室にいたずらを仕掛けたんだ~」「空港のような建物に行って飛行機に乗った後、紙で飛行機を作ったよ!」と、その日にあったレッスンのことを楽しそうに話してくれた。
筆者が講師に"How are you?"と話しかけられ、とっさに返事ができなかったが、娘は"I'm happy, thank you."と自然に返答していた。筆者のように中学から大学まで英語を習い、知識や読み書きの技術は身に付けていても、英語で話しかけられると尻込みしてしまう大人は少なくない。幼少期から英語を使う環境で過ごし、日頃から英語に慣れ親しんでおくのは重要だと感じた。
娘は、TGGスクールby LCAのスプリングスクール「Spring Challenge」に参加し、「英語って楽しい!」「英語で話が通じて嬉しい!」と、英語を使う楽しさや必要性を体感できた。「わかった」「通じた」という成功体験が、英語学習の意欲向上につながったようだ。英語に対して苦手意識がなくなり、春休みの英語の宿題も自らコツコツ取り組んでくれるようになった。学校の先生だけでなく、TGG講師とも英語でコミュニケーションができたことで、英語に対する自信を取り戻し、新学期には前向きな気持ちで英語に取り組んでくれそうだ。
同スクールでは、今回参加した「Spring Challenge」のような長期休暇中のシーズンスクールだけでなく、レギュラーレッスンを平日放課後や土曜日に立川市のGREEN SPRINGS校と江東区のBLUE OCEAN校で実施している。レギュラーレッスンは、英語で学ぶSTEAMプログラムや、舞台創作も学ぶ英語ミュージカル、英語で楽しむロボットプログラミングなどのコースがあり、子供に合ったコースから選べる。語学習得は継続が大事なので、子供が好きなことを英語で学ぶことで、飽きずに楽しく続けられるのではないだろうか。
TGG は、東京都が開設した、新しいタイプの体験型英語学習施設。日常から離れ、日本にいながら海外の雰囲気と未来を感じさせる空間の中で、体験しながら英語を学ぶことができる。TGGの施設を活用し、英語を使うモチベーションの向上を目指すスクール「TGGスクールby LCA」では、ロボットプログラミングやミュージカルなどを英語で学ぶプログラムを開講。通年コースに加え、長期休暇中のスプリングスクールやサマーキャンプなどを展開している。東京都内に2校、江東区の「BLUE OCEAN校」と立川市の「GREEN SPRINGS校」がある。教室運営は、エデューレエルシーエーが担当し、同社が運営する「LCA国際学園」の英語指導法を生かしたプログラムを、ネイティブスピーカーやバイリンガル講師が指導する。
娘は、英語教育に力を入れている小学校に通う新小学3年生。1年生のころは、初めての英語に苦戦しながら少しずつ慣れ親しんでいった。しかし、2年生になってから授業内容がだんだん難しくなり、課題をこなすのに精いっぱい。たびたび「疲れた」と言い、英語を楽しむ余裕がなくなりつつあった。2年生最後の英語の成績は、「意欲・学びに向かう力」が高いものの、「知識・技術・思考」が低いという評価に「私、英語が苦手なのかも…」と自信を失い、英語に苦手意識を持ち始めていた。
英語にポジティブな気持ちで向き合ってほしいと、春休みにTGGスクールby LCA GREEN SPRINGS校の「Spring Challenge」に4日間参加した。
英語を使いながら仲間たちと協力して挑む「Spring Challenge」
「Spring Challenge」では、Dr.Xが科学の力を使ってTGGに仕掛けた謎解きに、参加者同士で協力してミッションに挑戦。ミッション達成に必要な知識や考え方は、TGGスクールの講師たちが英語で指導する。英語を聞くだけでなく、子供たちが自分で考え・発言してミッションを遂行することで主体的に参加できる。対象は、新小学1年生~新6年生。英語のレベルは問わず、初心者もOK。
午前9時半に始まり、ランチタイムを挟んで午後3時半に終了。学校のような時間割や休み時間はなく、すべて英語によるアクティビティがテンポよく次々と展開されていく。
教室には5人のグループが4つ、計20人の小学生が参加していた。今回は、小学校低学年の参加者が多く、これから英語を学ぶ初参加の子から、何度も参加している子、通年コースに通っている子、日頃から英語に慣れ親しんでいる子まで、英語レベルはさまざま。英語に慣れていない子が、講師の英語を理解できずに困っている場面では、英語がわかる子が日本語に訳して伝えるなど、子供たちは協力し合って取り組んでいた。
自己紹介では、講師はどこの国の出身か当てるクイズに子供たちが英語で答える場面や、ホワイトボードに書かれた正解を発音する場面、自分のプロフィールを紙に書いて答える場面があり、リスニングとスピーキング、リーディング、ライティングの4技能を楽しみながら身に付けられる。レッスンの合間に「たけのこニョッキ」などのゲームを取り入れ、手や体を動かしながら英語に親しむようすも。さまざまなアクティビティを通じて、心も身体もほぐれ、講師も受講生も徐々に打ち解けていった。
仲間と協力してミッションをこなし、英語を使う楽しさや必要性を体感
日ごとのテーマに沿ったミッションを通じて、英語だけでなく、問題解決や読解、トラブルシューティング、クリティカルシンキング、チームワークなどのスキル向上をめざす。たとえば2日目の「飛行機の墜落を止めろ!」では、まず、飛行機の仕組みを学び、空港の疑似体験ができる隣の建物へ移動して、飛行機の座席に座って飛行機が空を飛ぶ仕組みを学んだ後、仲間と力を合わせて紙で飛行機を作って発表するなど、五感をフル回転しながらミッションに取り組んでいた。
TGGスクールby LCA GREEN SPRINGS校へ通うには往復3時間かかるが、「早くお友達に会いたい」と早起きして朝早くから出発していた。帰りの電車内では、「Dr.Xが教室にいたずらを仕掛けたんだ~」「空港のような建物に行って飛行機に乗った後、紙で飛行機を作ったよ!」と、その日にあったレッスンのことを楽しそうに話してくれた。
筆者が講師に"How are you?"と話しかけられ、とっさに返事ができなかったが、娘は"I'm happy, thank you."と自然に返答していた。筆者のように中学から大学まで英語を習い、知識や読み書きの技術は身に付けていても、英語で話しかけられると尻込みしてしまう大人は少なくない。幼少期から英語を使う環境で過ごし、日頃から英語に慣れ親しんでおくのは重要だと感じた。
娘は、TGGスクールby LCAのスプリングスクール「Spring Challenge」に参加し、「英語って楽しい!」「英語で話が通じて嬉しい!」と、英語を使う楽しさや必要性を体感できた。「わかった」「通じた」という成功体験が、英語学習の意欲向上につながったようだ。英語に対して苦手意識がなくなり、春休みの英語の宿題も自らコツコツ取り組んでくれるようになった。学校の先生だけでなく、TGG講師とも英語でコミュニケーションができたことで、英語に対する自信を取り戻し、新学期には前向きな気持ちで英語に取り組んでくれそうだ。
同スクールでは、今回参加した「Spring Challenge」のような長期休暇中のシーズンスクールだけでなく、レギュラーレッスンを平日放課後や土曜日に立川市のGREEN SPRINGS校と江東区のBLUE OCEAN校で実施している。レギュラーレッスンは、英語で学ぶSTEAMプログラムや、舞台創作も学ぶ英語ミュージカル、英語で楽しむロボットプログラミングなどのコースがあり、子供に合ったコースから選べる。語学習得は継続が大事なので、子供が好きなことを英語で学ぶことで、飽きずに楽しく続けられるのではないだろうか。
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