アイル、「みんなの育休研修」を導入し男性社員向け子育て講座・情報交換会を開催、社員同士で育児を支援し合える職場環境をめざす
企業向け業務管理システム開発・提供を行うアイルは4月20日、江崎グリコ協力のもと、2023年3月に男性社員向けの子育て講座・情報交換会を開催しました。開催の様子と、参加した男性社員の感想をご紹介します。
栄養士・子育てアドバイザーが講師! 不安や疑問を解消しあう場も用意
同社社員の平均年齢は34歳。乳児を子育て中、または第一子の子育てを控える新米パパ・ママ社員が多く勤務しています。同社の男性社員の育児休暇取得率は54%(2022年4月〜2023年3月実績)と、政府が掲げている2025年までの目標である50%を達成したものの、「育児休暇の取得経験があるメンバーが少なく、言い出しにくい」という声が挙がっていました。
そこで、江崎グリコが実施する子育て支援「Co育てPROJECT(こそだてぷろじぇくと) 」の一環で、法人や団体向けに無料提供している企業向け両親学級「みんなの育休研修」を社内開催。約20名が参加しました。
講座では江崎グリコの栄養士・子育てアドバイザー講師がオムツの替え方やミルクの作り方をレクチャー。そのほじゃ、家族ができる具体的な育児や、母子に重要な栄養、乳児の防災などについての解説が行われました。
講座後は参加社員で情報交換会を実施。子育てや育児休暇を経験した社員と、新米パパ・ママ社員がともに参加し、不安や疑問を解消し合う場となりました。
参加者同士の情報交換会を、少人数ずつのルームに分かれて実施
参加者からは、「子育てや育児休暇について、先輩パパ・ママの話をたくさん聞けて充実した時間だった。周りに聞けるような友人がおらず不安だったので、今後もこういう機会には積極的に参加したい」「妻と第一子の退院を控えているなかで緊張感を持っていたが、先輩パパ社員の『親がラクをしながら、楽しく子育てできるのが一番』という言葉が励みになった。育児を楽しもう、完璧を求めずラクできるようにしようと思え、初めての育児休暇を前向きに迎える気持ちになれた」といった感想が寄せられました。
同社は「今後も会社としてバックアップすることで育児休暇の取得を促進するだけでなく、社員同士が理解・支援し合うことで、全社員がワークライフバランスを保ち、企業発展と社会貢献につながるよう取り組んでいく」と語っています。
アイルhttps://www.ill.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)
<関連記事>✅江崎グリコとユニ・チャームが協働、企業向け両親学級「みんなの育休研修」プログラムの無償提供を開始✅「パパが育児研修を受けることで育児参加への意欲が高まる」 ユニ・チャームが企業向け両親学級の受講有無で比較調査を発表✅社内で広がる育休コミュニティ。パパの育児ナレッジを共有して男性社員も育休を取りやすい空気に #男性育休取ったらどうなった?
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