防犯カメラが捉えた「心霊映像(?)」がコロンビアの全国ニュースに!
コロンビアにて、オフィスに設置されていた防犯カメラが「物体が勝手に動き出し、おびえた男性が部屋から逃げ出す」という驚きの瞬間を捉えて話題になっている。
この事件は4月半ば、メデジン市にある職場で夜遅くまで一人で仕事をしていたデイヴィッド・ピネダ氏が遭遇したと言われている。机の上に置いてあったコーヒーマグが突然床に落ち、一人きりで仕事していたピネダ氏はかなり驚いたという。仕方なく落ちたコーヒーの片付けをしていたところ、今度は近くにあった椅子が勝手に動き出し、ピネダ氏2度驚くこととなった。
後にピネダ氏はその瞬間を防犯カメラで確認し、映像をSNSで公開した。彼は「自分の目の前で起こったことを論理的に説明しようとしたが、映像を見てまた寒気がした。この建物は約100年前に建てられたのでいろいろな噂があるのは知っていたが、こんな風に実感したくなかった」と語っている。また、最初のマグカップは「テーブルの端に置いていた」ので単に揺れか何かで落ちただけだと思っていたそうだが、「椅子を動かされた」ときに初めて、何かがおかしいと気づいたとのこと。
ピネダ氏は普段は幽霊を信じないそうだが、自分のオフィスで起こった現象を理解し説明するのには苦労しており、「本当に怖かった」と認め「もう二度とこんなに遅くまで一人で仕事をしたくない」と語っている。
一連の動画を見た人達の感想は様々だが、この映像が本物の霊現象を捉えたものと思っている人は少数派で、懐疑的な視聴者の中にはピネダ氏が同僚にいたずらされたか、あるいは単に巧妙なトリック映像だったと疑う意見もあるようだ。しかしピネダ氏本人は、何気なくSNSに投稿したこの映像が自国の全国ニュースになったことに困惑し「コロンビアのジャーナリズムの優先順位の方が、オフィスにいるかもしれない霊より怖い」と語っている。
参考:「Coast to Coast AM」ほか
【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】
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