金魚すくい全国大会もある「金魚の町」その歴史は江戸時代までさかのぼる
Jタウンネット2018年6月11日(月)6時0分
[ちちんぷいぷい—毎日放送] 2018年5月31日放送の「日本修行場めぐり」のコーナーで、金魚の町、奈良県大和郡山市について紹介していました。
大和郡山市には、およそ50の金魚養殖業者があり、年間約5500万匹を全国に販売しています。
武士の副業だった
毎年、金魚すくいの全国大会が大和郡山市で開かれていて今年は8月19日に開催予定、まさに金魚のまち大和郡山です。
大和郡山に金魚が持ち込まれたのは、江戸時代中期の1724年といわれています。そして、幕末の頃、農業用のため池が数多くあった大和郡山で、仕事を失った武士などが副業として金魚の養殖を始めたことから、盛んになったそうです。
こうして金魚の町になった大和郡山では、町のいたる所で「金魚のマンホール」や「灯篭型の水槽」など金魚の姿が見られます。地域活性化を目指して市と住人が協力してユニークな作品を街中に設置し、訪れた人を楽しませてくれます。
まち全体で金魚が愛されていて、ユニークな水槽がたくさんある大和郡山。一度、ぶらりと歩いてみたいですね。(ライター:Nana.)
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