デリケートゾーンの悩み、1位「おりものの量」2位「かゆみ・かぶれ」、3割以上が産後に悪化と回答【産後のフェムケアの実態】
フェムケア美容機器「Vippy(ビッピー)」を企画・開発するWinQはこのほど、出産経験のある女性を対象に、「産後のフェムケア実態調査」を実施しました。
産後の「フェムケア」その実態とは?
女性の身体や健康に関するケア全般を指す「フェムケア」という言葉を近年よく耳にしませんか? 女性特有の健康問題について、昨今ようやく社会的な理解が進むようになってきています。
年齢やライフステージに合わせて変化の起きやすい女性の身体ですが、特に出産前後は悩みが発生しやすく、それに合わせたアプローチが必要です。
そこでWinQは今回、出産経験のある女性を対象に調査を実施。産後のフェムケアの実態を探っています。
産前に感じていたデリケートゾーンの悩み、最も多いのは「おりものの量」
はじめに、産前にデリケートゾーンの悩みに関して聞いています。
「産前にデリケートゾーンの悩みはありましたか」と質問したところ、4割以上が「あった(43.1%)」と回答しました。
デリケートゾーンの悩みがあった人はどのような悩みを抱えていたのでしょうか。
「それはどのような悩みでしたか(複数回答可)」との質問では、「おりものの量(60.8%)」と回答した人が最も多く、次いで「かゆみやかぶれ・炎症(57.1%)」「膣カンジダ(24.5%)」「黒ずみ(23.6%)」「尿漏れ、お湯漏れ(22.9%)」と続きました。
3割以上が「産後に悩みが悪化した」と回答
続いて、「産後にデリケートゾーンの悩みが悪化したり、増えたりした経験はありますか」と聞いたところ、3割以上が「ある(36.3%)」と回答しました。
産後のデリケートゾーンの悩みを抱えていた人はどのようなことに悩んでいたのでしょうか。「それはどのような悩みでしたか(複数回答可)」と聞いたところ、「おりものの量(53.1%)」と回答した人が最多に。
次いで「かゆみやかぶれ、炎症(49.1%)」「尿漏れ、お湯漏れ(35.2%)」「膣カンジダ(22.6%)」「黒ずみ(18.5%)」と続きました。産前同様に、おりものの量で悩んでいる人が多いことがわかります。
多くの女性が抱えるデリケートゾーンの悩み。その対策とは?
ここまでの調査で、産前産後のデリケートゾーンの悩みがわかりました。では、デリケートゾーンの悩みに対してどのような対策を行っているのでしょうか。
「デリケートゾーンの悩みに対して、なにか行っていることはありますか(複数回答可)」と尋ねたところ、「特に無い(71.4%)」との回答が最も多く、次いで「病院やクリニックでの治療(14.7%)」「市販品によるセルフケア(13.3%)」「膣ハイフなどの美容医療(5.7%)」と続きました。7割以上の人が「特に無い」と回答したことから、対策方法がわからない人が多いのかもしれません。
デリケートゾーンの悩みに対策を行っていない人が7割以上いることが判明しましたが、そもそもフェムケアという言葉を知っているか聞いてみました。
「『フェムケア』という言葉を知っていますか」と質問したところ、「詳しい内容まで知っている(7.6%)」「言葉だけ知っている(21.3%)」「知らなかった(71.1%)」という回答結果になりました。
認知率およそ3割の「フェムケア」、産前の方が行っていることが多い
フェムケアという言葉の認知率はあまり高くはありませんでしたが、フェムケアと認知せずとも、産前に身体や健康のケアを行っていた人はどのくらいいるのでしょうか。
「産前に行っていたフェムケアがあれば教えてください(複数回答可)」と質問しました。その結果、「特に無い(74.7%)」と回答した人が最も多く、次いで「デリケートゾーンケア(11.7%)」「PMS・月経関連(9.9%)」「妊活関連(9.0%)」「メンタルヘルスケア(4.2%)」と続きました。
続いて、産後に行っていたフェムケアについて聞いてみましょう。
「産後に行っていたフェムケアがあれば教えてください(複数回答可)」と聞いたところ、「特に無い(76.3%)」と回答した人が最も多く、次いで「PMS・月経関連(12.5%)」「妊活関連(7.6%)」「デリケートゾーンケア(5.1%)」「ウェルネス・疾患ケア(4.5%)」と続きました。
産前産後ともに7割以上の人が「特に無い」と、悩みに対して特に何も行っていなかったようです。
フェムケアでの悩み解消度は6割以上に
では、フェムケアを行って身体や健康の悩みが解消された人はどのくらいいるのでしょうか。デリケートゾーンに対する悩みに対して、なにか行ったことがあると回答した人にのみ聞きました。
「これまで行ってきたフェムケアで身体や健康の悩みは解消されましたか」と質問したところ、「かなり解消された(14.2%)」「まあ解消された(50.5%)」「あまり解消されなかった(24.9%)」「まったく解消されなかった(10.4%)」という回答結果になりました。
これまで特に行っていない人が多かったものの、フェムケアを行ったことがある人のうち6割以上の人が悩みが解消されたと回答しています。
ただし、解消されていないという人もおり、フェムケアという言葉の認知率の低さにもあったように、正しいフェムケアに関する知識や方法についても理解が浅い可能性もありそうです。
最後に、フェムケアのうちデリケートゾーンと言われる膣ケアに関するアイテムに興味がある人はどのくらいいるのか調査しました。
「フェムケアのうち、膣ケアに関するアイテムに興味がありますか」と尋ねたところ、「とてもある(10.2%)」「ややある(30.7%)」「あまりない(28.7%)」「まったくない(30.4%)」という回答結果になり、あまり興味がない人が多いようです。
調査概要
「産後のフェムケア実態調査」【調査日】2023年10月6日(金)〜10月7日(土)【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査【調査人数】1,011人【調査対象】調査回答時に「出産経験のある女性」であると回答したモニター【モニター提供元】ゼネラルリサーチ【出典元】http://winq-work.com/index.html
WinQhttp://winq-work.com/index.html
(マイナビ子育て編集部)
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